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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:真空管プリアンプ
拙ラクマショップ、Bacchus Antiquesに出品中の6N23P 真空管式プリアンプ。
電源投入時に、ごく僅かにポッとポップ音が生じる場合がある。 (短期間に電源をON-OFFした場合) 高性能リップルフィルタの立ち上がりを45秒ほどにしてあるので、 本来はポップ音が生じない設計にしてあるのだが。 気になる人は気になるので、ポップ音防止回路を付加し、動作を検証してみた。 ポップ音防止回路は、出力に直列にスイッチ(リレー接点)を設けるか、 出力を低い値の抵抗器でショートする方法が挙げられる。 本機は音質劣化を生じない後者を採用。 入力セレクターの空き回路が2回路あるので、それを利用した。 セレクター右は元々ミューティングポジションで、 その位置に合わせることによりポップ音防止回路が付加するようにした。 抵抗値は高過ぎると効果が出ないし、 低過ぎるとコンデンサからの放電電流で、セレクターの接点を傷めてしまう。 丁度いい塩梅を探すのだ。 とは言っても拙の場合、経験でこの位の値と大体は予想がつくのだが。 ポップ音防止回路組み込みに10分ほどを要し、早速動作を確認。 セレクター右の位置にて、何回か電源をON-OFF。 スピーカーに耳を近付けても、無音を確認。 今度はセレクターを中央(3.5mmステレオジャック入力)位置にし、 電源を何回かON-OFFすると微かにポップ音が発生。 ポップ音防止回路負荷による、誘導ノイズも発生せず改良は成功。 お値段は据え置きで、継続出品致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 3, 2021 08:05:43 AM
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