スロバキアの真空管 JJ製 6L6GCをウルトラリニア接続で聴いてみた
先日入手しました、JJエレクトロニクス製の6L6GCという真空管。拙アンプに挿して聴いてみました。アンプの構成は、半導体式ローノイズのカスコード回路+3300H パーマロイグリッドチョークによるC結合。出力段はウルトラリニア接続のシングルで、出力トランスは旧タンゴ(平田電機製作所)のXE-20S。出力段に4dBほどの軽いPG帰還に、オーバーオールのNFBを10dB弱。先週の土曜に到着したのですが、体調不良でレポが本日に。NHK-FMのクラシック番組を試聴してみました。第一印象は、音が凄く綺麗なこと。透明感が非常に高く、歪感が無くてまさにクリスタルという表現が相応しい。高域はどこまでも伸びるようで、ガラスの天井なんてなんのその(笑)久し振りにこんな美音を体験しました。以前はロシアの現行管であるSVETLANA製 6L6GCを使っていたのですが、明らかに音の雰囲気が異なります。SVETLANAは現代的でニュートラル、フラットで癖が無いんですよね。優等生な感じのする音を出します。それに対してJJの6L6GCは、気品すら感じさせる高音の美しさ。その反面、低域がやや弱い感じです。が、更にエージングが進めば、低域の量感が出るかもしれません。クラシック音楽、特にバロックや古典派の再生と相性が良いと思います。予想ですが、ソフトンのRコア出力トランスと組み合わせれば、高音の美しさと押し出しの強さを楽しめるかと。久し振りに満足のいく現行の出力管と出逢えました。真空管,ギター・ベース,アンプ,海外,輸入 T-6L6GC-JJ-MPのアメリカ限定品が手に入る。ファミリーポケットは全品送料無料!真空管 ギター・ベース アンプ JJ Electronics T-6L6GC-JJ-MP Vacuum Tube Beam Power AMP Matched Pair