パンパシフィック選手権 vsL.A.ギャラクシー
とりあえず勝ててよかったです。まあまあ代表抜きでこれだけできれば上々とは思いますけど、あのレベルでは今のガンバのサブは浦和のサブには敵いませんね。まずDFライン。右から佐々木・中澤・サトシ・ミネイロだったわけですが、ラインとしては安定感が全く感じられませんでした。ミネイロは個人の守備は屈強で魅力を感じましたし、オーバーラップも単にクロスを入れるためじゃなく敵に混乱をきたす攻撃が出来てたんでよかったですが、DFにしては守備に穴を開けすぎてるような気がします。CBは例年の如くガンバらしいチグハグさが随所に見られてました。これは誰が入っても今のところ解決された事がないので、ここはスルー。佐々木に関してはもう少し上がるべきだと思いますね。ただベッカムを意識したのかしてないのかは分かりませんが、浅い位置からのクロスは精度を上げていけば加地や寺田にはない武器になりますね。そこを期待したいと思います。中盤以降は明神・倉田の2ボランチにバレー軸のルーカスとの2トップにフタ・山崎が周りを動く感じでしたけど、山崎以外は一応及第点ってとこですかね。倉田はシーズン前ってのもあるのか昨シーズンよりアグレッシブさに欠けていたというか、まだまだハシ・ヤットを脅かす存在にはなり得ませんね。山崎、頑張っているのは分かります。播戸ですらスタメンは確実じゃないわけですから、アピールしている事は非常にいい事なのですが、もうちょっとガンバのスタイルを理解したほうがいいでしょう。大黒が去りマグノが消えた今、裏を突く攻撃は減りポゼッションサッカーもしくはパスサッカーと呼ばれるような攻撃が軸になりつつあるので“距離感”が非常に重要になってくるわけで、山崎は『前へ前へ』の意識が強すぎる故に攻撃に絡めていませんでした。もう少し、ホント気持ち下がる感じでいいんで下がったら今よりかはボール受けられると思うんだけどなぁ。全体で見たらホント今季のガンバを占うには人が足らなさ過ぎなんでどうとも言えませんが、今のメンバーにはもう少しスキルアップして欲しいですね。L.A.ギャラクシーって正味な話ベッカム所属くらいしか知らなかったんですけど、ベッカムは満足な感じじゃありませんでしたね。右サイドにあまりにボールの供給率低かったんで、R.マドリー時代のボランチしてたときみたいにセンターで見るほうが多かったです。センター寄りの右サイドでクロスを入れるシーンも多々あったしね。ただ、クロスの精度はまだまだ健在ですね。次は決勝戦。是非とも優勝してリーグに臨みたいですね。では、また明日。