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カテゴリ:中国現場一般
生産販売活動において、中国で物を買う事の難しさを良く感じる。
基本的に、ふっかけ商売を行なってくる文化があるので、価値を見出すマニュアルが少ないので独自で把握する必要性がある。 中国にいらっしゃる方が、普通の買い物を行なう際でも、色々悩むことがあるのと同じで、仕事においてはもっと難しい。 自分で得している、と思っても実際には大きく損している場合も多い。 この辺りで大損をしている会社さんもあるようだ。 なるべく客観的な資料や情報がいかに大切かを感じる。 例えば、いちいち信用調査をしていたらお金や手間が掛かる場合、年検報告書などは簡単に手に入るので、行なって見ると面白い。 基本的に、大幅な利益を上げていなければ吹っかけてくることは少ないのは簡単にわかる。 少し、工夫をすれば効率的な対応はできる。 中国の方は、商売がお上手な方が多いから、その辺はなるべく客観性を持って第一歩を踏み出すことが重要だと思う。 また、この辺は、感覚的なものだが現地の価格には主に4種類あると思っている。 1.日本価格:基本的に日系仕入れ。日本と同じか関税・付加価値税が高いので逆に日本より高くなる。日本の100%~150%程度 2.現地日系・欧米系・現地台湾系・韓国系等。大体、日本の50%~100% 3.中国高級品・外資系の叩き売り。大体日本の25%~50% 4.中国安価・中国中価格。大体日本の5%~25% 同じものでも、価格差は30倍程度は出てくる。(もちろん品種によって差異はある) 色々と商売をする上で、現地日系企業の調達は2.を目指して3.の部類も含まれて構成していると思う。 その価格差と人件費等の費用圧縮が、輸出の場合海外での消費者に貢献している。 基本的に、減価償却と材料費の比率が大きくなる会社が多いので、部材のコストダウンと品質の整合性ノウハウを得ることは 一番のポイントになる。 下手に安価の部材に手を出しても、結局不良率が高く、調達コストと時間ロスが無駄を増幅させる。 トータルコストダウンのポイントを抑えて運用する癖をつけないと、上手くはいかないと考えている。 このセンスがある人は、いつまででも中国で商売できるだろう。(私は、自己評価では、まだまだいまいちだな~と思っている。日々修行。) 普通に買い物に行く際に、同じ物でも小売の値段が大きく変わるこの国で、普段から物を買うセンスを養うことが、 初めてこられた駐在員さんの行なう大切なことかもしれないな、と思う。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月08日 18時58分24秒
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