|
カテゴリ:カテゴリ未分類
その「存在そのものがコーチ」は
私をコーチングしようなんて これっぽっちも思っていなかったはずでした。 「コーチングをする」なんていう概念が そのころはまだ世の中にありませんでしたから・・・ でも、「存在そのものがコーチ」は いつもそういうスタンスで一人一人 誰にでも向き合う人だったということは すごく印象に残っています。 その「スポーツジム」は ただトレーニングをするだけの設備しか無くて、 (プールもジャグジーもエアロビのスタジオも無し・・・) 本当に「身体を造る」という目的の人でしか 通わないようなところでした。 ボディービルダーもいれば、 パワーリフティングをしている人もいれば、 自分のやっている競技に必要な筋肉の 部分的な強化のためにきている人もいれば・・・・ OLが通うにはちょっと汗臭いようなところでしたが、 それぞれみんな自分の何かの目的のために 「身体を造る」という事が必要で 思い思いに集まってきている・・・ そんな場所の中心に 「存在そのものがコーチ」がいた訳です。 そのコーチは、 私が入会するとき 「身体を造って、どういうふうになりたい?」 と尋ねました。 「自信をもちたい・・」 「じゃ、どうなれば自信が持てる?」 私の頭の中には、やりたい仕事をイキイキとやって、 新しい場所で忙しく活動している自分が ふわーっと思い浮かんできました! 「とにかくパッと見、カッコいいこと!(笑)」 「じゃ、まず身体のバランスだな! なら○○を△△して・・ あと●●を××して・・・ そうしていけば印象が全然変わる」 「私、そうなれますか??」 「絶対なれる! ただしきちんと練習すれば! 練習だけじゃなくて 生活も変えないと身体は変えられないけど、 必ずなれる。」 私のために作ってくれた練習のメニューは 実に的確でした! 例えば自分では (ここを強化したい!) と思う部分は分かっても そのバランスをとるのに必要な部分というのは 自分では分からないもので・・ やり過ぎか、もっとやって大丈夫か・・・ そんなラインも明確にひいてくれました。 そして、私だけでなく 練習中の会員さん一人一人の 「身体を造る目的」を よく理解してくれていました。 筋肉の1本1本の動きまでもよく観察して 足の開き方や重心のかけ方や 腕の開きや・・・ 本当に細かいところまで気を配って、 タイムリーなアドバイスをなげかけていました。 練習をさぼっても、 そのことに関しては何も触れない・・・ でも、もう一度真剣に向き合うときには いつも変わらないスタンスで接してくれました。 そんなコーチの周りには いつも人がたくさん集まってきていました。 練習の合間には、いつも数人が プロテインを飲みながら 仕事のことや、自分のことや、 いろいろなことをみんなが そのコーチに語っていて・・ 語ることで何かを見つけて、 見つけた「何か」に向かって また身体を造っていく・・ 「存在そのものがコーチ」のような人の 求心力はすごいものだったと思います。 そして私が「次の道」⇒超肉体労働!! に入っていくために必要な筋肉は ●両腕の肘から下の筋肉と握力 ●背筋 でした。 コーチは 「どういう動きが必要なの?」 「どのくらい強くなることが必要なの?」 と何回も私の動作を確認し、 そのために必要な筋肉を 最短の時間でつくれるメニューを組んでくれました。 私の腕は、「目的」に向かって どんどん変わりました。 (これ、別の人の腕くっつけた?) と思うような血管の浮き出た腕は これから新しい場所でゼロから仕事を始める 私の最大の自信になって 私を支えてくれるようになりました・・・・ (明日に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|