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カテゴリ:ヤミナベの整理
実家のある街は、一昔前の新興住宅街である。
9年前から、駅前通りでお祭りをやるようになった。 普段は通勤通学の人間ばかりの道 300m位の距離に 屋台がぎっしり並ぶ。 最近は、北欧のパイとか、スブラキ(でっかい肉を回して削ぎ切りしたのをパンにはさんで食べるやつ)とか、 チョリソとか、骨密度測定とか 珍しい屋台もある。 私は当然、生ビール。200円也。 ジャガバタも250円。 カキ氷は、シロップかけ放題。 やたら安いと思ったら、テキヤさんは入れないそうである。 その辺の商店とか、町会子ども会がやっているらしい。 でっかい声を張り上げて呼び込む声も、素人臭くて大変良い。 地元の踊りがあり、ちょこっと浴衣を着て踊るようだが、さも盆踊りらしいのはやらない。 簡易ステージで 沖縄エイサーとか佐渡おけさとか、 バンドとかフラダンスとかをやったりしている。 浅草から来るサンバ隊が、一番の目玉イベントだ。 道が、押すな押すなの大騒ぎになる。 羽つけて、銀色の、かかとが10センチ以上もあるブーツをはいた お姉さん達の露出度は 海水浴のマイクロビキニ以上で、女性が見ても鼻血が出そうである。 Tバックで、プリンプリンクルクルと踊る。 どこに隠れていたかと思うくらい、中年のお父さんがたくさん出てくる。 高そうな一眼レフのカメラを首から下げている人もいる。 お父さん方のハナの下の伸ばし方を観察しているだけでも、かなり楽しい。 「ご家庭でもそんな表情なさいますか?」と聞いてみたいくらい、ほんとうに嬉しそうである。 お姉さんも心得ていて、目の前まで来てプリンプリン踊ってくれる。 幸運なお父さんは、卒倒寸前、耳まで真っ赤っ赤で 見てるとこっちも恥ずかしい。 その後、歌舞伎役者とか舞妓さんの絵がついている、なんちゃって神輿が出る。 なんでそういう絵になってしまったのか、誰か説明してくださいよと思いながら 赤い小さい金魚を5匹すくって、帰ることにする。 どこの国のお祭りだかさっぱりわからないプログラムだなあと思ったけど 金魚すくいは、日本固有の遊びかな。ふむ。 夕焼け空の高いところに、すじ雲が出ている。 秋の匂いがぷんぷんただよっている。 もうすぐ私が、絶好調で止まらなくなる季節の到来なのだ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.21 21:04:55
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