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カテゴリ:ヤミナベの整理
同僚の女性のご両親が、いっぺんに入院してしまった。
それも、お一方は命に関わるものだった。 彼女はしばしば会社を休み、ふたつの病院を行き来していた。 心配した私は 「1人で悩まないように。夜は眠れてる? ほんとに自分の体だけは気をつけて。。」 と、励ましのメールを打った。 返事が来た。 要約するとこんな感じだった。 「ありがとう。でも大丈夫。あきれるくらい冷めているので 眠れないようなことはありません。遊べない欲求不満は溜まりますが」 ふんふん、それなら良かった と思ったのだが 「冷めている」というのがひっかかった。 「悩んで眠れない」 の反対語として、「冷めている」を彼女は使ったんだよなあ。 「両親が入院したら、夜眠れなくなるほど悩んだり心配するのが、普通の優しい人ってもんだろう」 みたいな、押し付けがましい勝手な価値観が 私のメールには入っていなかっただろうか・・・・ と、気づいた。 うーん。考えてみたら、自分の家から病人を出した時も、 「大変だね、大丈夫?」 という問いに答えるのが面倒で、周りの人にわざと言わないでおいた私だった。 気持ちはありがたいのだが、大丈夫といえば大丈夫だし、大丈夫でないと言えばそうなのである。 もっと言えば、大丈夫なのかそうでないのか、自分でもよく分からなかった。 だから、心配されたり気を遣われるよりは、いつもと変わらず接して欲しい と思っていたんだと思う。 一方で、ものすごく共感してくれている葉書が来たとき、涙が出るほど嬉しかったよなあ・・・ 励ますのって、難しい。 どなたか、「究極の励まし」「万能の励まし」の言葉を知ってたら、 この未熟な私にぜひぜひご教授くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.31 00:19:41
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