泡盛に想う、生存本能について

2006.12.02

とうとう、師走ですね。

占いによると、１１月中に白馬の王子様が現れて私をさらっていくはずだったのですが、予定が狂いましたよ。
今年も。
４０００年の蓄積データも当てにまるで当てにならんね！ふんっ
やっぱり、最後に頼るのは自分しかいないのだわ。

何しろ、ただでさえ寒いので人恋しい。
別に王子様でなくてもいいんだよな・・・・
ふと「最近、女子飲みしてないなあ。久しぶりに誰かとつるみたいな」
なんて思ってしまった。

思ってから
「この心の変化はなんなんだろう！？！？」と、しばし混乱に陥ったのだ。
女性は何かと"つるむ"のが好きとか良く言われているけど、
コシヒカリは"つるむ"のは苦手なほうで、単独行動が多い人間である。

つるむ、という定義には
「一緒にお茶タイム」「決まったメンバーで外へランチ」「一緒にトイレ」などというのがある。
ＯＬならば当然の行動様式を、最近ムシした日々が続いていた。
しかもこういったコミュニティは一度抜けると、入るタイミングを計らうことが必要になるので、
面倒だから益々遠ざかるのだ。

なんか、それが久しぶりに恋しくなった、というか。
もしや、これって、生存本能？
「誰かと繋がっていたい」感？
「人間は、決して一人では生きていけない」かんじ？？

どんなにマイペースで単独行動が好きな人でも、
どこかで誰かに触れ合いたくなる、というのは、こんな瞬間なのだろうか・・・・・

この生存本能って、例えば、いろんな形で表出しているよなあ。

苦労してゴールを切ったプロジェクトで一緒に感じる達成感
学生時代の部活動の汗と涙
イジメ　なんかもそうかも。一人を敵に回すことで得る連帯感ね。
職場で部長がやな奴だと　以下メンバーの結束が固いのとかも、そうかねえ。
左遷されて、いなくなった途端に、なんか物足りない感が蔓延するんだよね。

学校、職場でのイジメ、陰口、足のひっぱり合い　などなど・・・は、本能に根付いているものなのかもね。
触れ合いたい　繋がっていたい　の、裏返し・・・・・
自分の居場所の、確保ね。

などと思考をつれづれ巡らせつつ、
今日も自分の居場所を確認するために、コシヒカリは有楽町に繰り出したのであった。

「絶対に人が離れていかない」何か　を持っている人は、不用意に繋がることを求めなくても安定するのかもね。
だから、人は「使命」だとか、「やりがい」とか言うのかな。

ああ、人間って、孤独で奥深いものであることよ。

そんなコシヒカリの、今日のふれあいの媒体は泡盛でした。フラフラだよ～ん。

<終>

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Last updated 2006.12.04 00:04:32
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