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土曜日の夜。
気の置けない仲間と久しぶりに飲んだら、すっかり飲みすぎてしまった。 (初めて那覇を訪ねた際に飲んだ「咲元」という泡盛がそこにあって、 島ラッキョをつまみに大喜びでガバガバ飲んでしまったのだ。フフン 小さな幸せ) そして人生を語り、未来を語り、恋と仕事を語る。 よく10代のギャルがTVなどで、「25過ぎたら人生終わりだから」というようなことを言っているが、 コシヒカリに言わせれば10代はまだ赤ちゃんである。 20代はエネルギーの使い方を知らないやんちゃ盛り、 30代で自分の立っているところの地図を手に入れ、 40代はどの道を進むか、買い物をするようにわくわく選ぶ時期 というところだろうか。 目尻のシワなんぞ可愛い、可愛い。ほっほっほ。 と、そんな調子で盛り上がってたら、最後の客になってしまった。 もう一杯飲んでいい?あ、閉店ですか。わかりました。 てな感じでお互いをたたえ合い、駅で別れた。 こんな上機嫌の夜に、イケメンの男子と劇的な出会いがあったら最高・・・・ なんて妄想しながら乗り換え、ドアのそばに立ってみたら いるじゃないですか!! ガラスに映った栗毛色の、ディカプリオみたいなカッコいい白人の男の子が!!! 私のすぐ後ろに・・・。 ハンカチでも落としたら拾ってくれるか? 最初はやっぱ、ハゥドゥユードゥでいいんかな? などと策をめぐらせながら、窓に映った彼をガラス越しに見ていたら なんと。 彼が、鼻の穴に人差し指を第一間接までガッと突っ込んで、 ぐりぐりほじり始めたのである。ああ~ コシヒカリ ガックリと肩を落とし、思わず視線を落としてしまった。 どんな逆風もモノともしない○十路OL、 恋心だけは10代の乙女と少しも違わないのを、その瞬間痛感したのである。 > お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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