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末期ガンと闘う父の徒然日誌

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2009.01.18
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テーマ:闘病日記
1月9日頃から目を開けなくなり、眠ったままになった父は、
1月12日14時16分、妻、子供、孫に囲まれ幸せそうに先立ちました。

末期がん患者の最後とは思えないほど、安らかに眠ったまま自然に息を引き取りました。


癌宣告を受けてから3年4ヶ月。
父自身は抗がん剤やモルヒネなど、自分の体に変調を感じながらも、
それでも前向きに「生きること」に執着した。
その間、新たな命も芽生え、父の周りは賑やかになった。
最高に幸せな3年と4ヶ月・・・。

この日記も告知の日から書いてきました。
途中途中には父のメールなども盛り込まれていて、
あらためて読み返すことで、父を思い偲ぶことができます。

今日、気丈な母のもと、明るく和やかに葬儀を終わらせることができました。
私たちも父とは最後まで涙を見せず、笑顔で、むしろ涙は出ませんでした。

やれることはすべてやりつくし、父との絆もこの闘病期間で最大限にまで深まり、
悔いなく、逆に清清しい気持ちで送ることができたからだと思う。

もしかしたら悲しみはこれから徐々にやってくるのかもしれない。
でもそのときは思い切り悲しみたい。
父との40年間を少しずつ思い出しながら・・・父との会話を一言ずつ思い出しながら・・・
思い切り涙を流そう・・・。


私に生きることのすべてを教えてくれたお父さん。
きっと毎日どこかで見てるはず。
お父さんに笑われないように、今日からお父さんの娘らしく堂々と生きていこう。


厳しい闘病生活、家族に辛い顔一つも見せずよく頑張ったね。
お疲れ様でした。


そして・・・ありがとう。





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Last updated  2009.01.18 23:10:32


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