テーマ:正しい家の造り方(39)
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我が家が、地域の家造りを始めたのは、江戸末期の頃でした。大工として修行を積んでいた初代棟梁 小林 周吉 に、明治2年(西暦1869年)11月29日に2代目棟梁である長男 小林 鶴吉 が誕生します。小林家の大工のDNAの継承がこの頃から始まりました。
3代目棟梁 小林 英一 が、明治29年(西暦1896年)6月15日に誕生しました。英一は、当時の賀茂郡竹原町では大変珍しい木造3階建ての住宅を施工しました。今でもその建物は、立派に町を見つめています。また、大変器用だった曾祖父は、雨が降れば裏庭で家具を造っていたそうです。娘の嫁入り道具は自分で作製したとか。今でも、地元の年配者の方々に、3代目の雄姿が語り継がれています。 4代目棟梁 小林 照美 は、大正11年(西暦1922年)11月6日に誕生しました。父である3代目棟梁 英一 に弟子入りし修行を積んだ後、第2次世界大戦中、戦地での建物造りのために軍属としてアジアに渡り、捕虜を経て日本に帰ってきました。そして、終戦の翌年、昭和21年(西暦1946年)6月に、小林建設を設立しました。 5代目棟梁 小林 進(現 小林建設代表)が、昭和28年(西暦1953年)12月14日に誕生しました。中学卒業後、広島市内で大工の修行しながら、建築高等職業訓練学校の夜間課程に通い、19歳のときに竹原に戻ってまいりました。そして今現在、30年以上キャリアを持つ大工として活躍しております。 初代棟梁から約140年もの間受け継がれてきた『住む人にとっての良い家造り』。それぞれの代に工夫されて今日までこの仕事を続けることが出来ています。 これからも伝統的な文化と近代的な知識を融合させて、『あなたやあなたの家族にとっての優しくて楽しい住環境』を提案し、そしてそれを提供していくために日々『実行して反省し、修正してまた実行する』の言葉どおり勉強・体験し続けていきます。 人気blogランキング ← ご協力お願いします!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2005 11:55:16 AM
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