答えは現場にある・・・。
「事件は会議室で起こってんじゃない!現場で起きてるんだ!!」懐かしいですねぇ。この言葉を聞いて、とっても感動しました。まさに、現場で事件が起きているわけです。家造りに関しても一緒ですね。営業さんがどんなに良い人でも、家造りは、現場の監督さんや、職人さんによって進められます。「家造りは現場で起きてるんだ!」改めて言いますが、ほんとにそうなんです。完成見学会、構造見学会、などなど、来ることを想定された現場も勉強になる部分はたくさんあると思います。でも、やはり進行中の現場を見ることが出来たら、その業者さんのことを理解しやすいのかもしれません。実際危険ですし、仕事の邪魔になることが多いから、絶対お勧めとまでは言えませんが、現場を知るってことは、すごく大切なことだと思います。まずは、整理整頓されているか?仕事中の場合、多少木屑などのゴミが散らかっているとは思います。ここで言いたいのは、材料、道具の管理の仕方、養生の仕方、ゴミの集め方などなど、いかに几帳面な職人さん達なのかということです。抜打ちで見ることが出来れば良いのですが、勝手に行ったら迷惑がかかることもありますので、事前に担当の方に連絡をしてくださいね。それと、頻繁に見に行きすぎて現場の方々の迷惑にならないようにしてあげてください。それと、職人さんの表情はどう?この質問で見て欲しいのは、イキイキした顔で仕事をされているかどうかですね。あなたが仕事や家事をしているときのことを思い出してください。どんなときが、一番はかどって、調子が良いですか。すごく疲れたときですか?大笑いしてるときですか?やりがいを感じたときですか?どんなときかは、もちろんご存知ですよね。それは、同じ人間の職人さんたちにも言えることです。どんな環境で、家造りが進んでいるのか、確認してみてください。他にも現場で見るべきことは、たくさんありますが、あんまり言っても混乱したらいけないし、上の二つでけっこう理解できるのではないでしょうか。たくさん職人さんを抱えた会社の場合は、数件の現場を見せて頂くと良いと思います。プランや仕様、金額などの表面的なことも大切ですが、表に出ない大切なものも見落とさないように気をつけてくださいね。