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カテゴリ:おしゃれ
バリの結婚式に行ったとき、参列女性のエレガントな姿にドキリ。
そう、民族衣装のクバヤサロン(クバヤがブラウス、サロンがスカート)である。道でおばあさんがくたびれたクバヤを着ているのを見ても、「?」という感じだが、スタイルの良い若い女性や、肉感的な中年女性が、一張羅をきりっと着こなしているのは、とても素敵だった。 クバヤサロンというのは、バリに限らず、マレー、シンガポール、インドネシアで幅広く着用されている。ちなみに、シンガポール航空のスチュワーデスの制服は、それをアレンジしたものです。 アジアの民族衣装は、チャイナドレス、アオザイ、どれも身体にぴったりした、女らしいシルエットが特徴で、惹かれるものがあります。 結婚式の後、「私も着たい!」と言ったら、ロイヤルさんは、「マーケットで布を買って、知り合いのおばさんに作ってもらいましょう」と言ってくれました。 ギャニャールの市場で、2本、布を選び、おばさんの家に行って、採寸した。結婚式で良く見た、レース地の透けるタイプは避け、あまりエスニックではない柄を選びました。 できあがったクバヤが、これです。 もろ、ボディコンなので、大声で笑ったり、食べ過ぎたり、座ると、途端に、前開きのホックが開いて、おなかが丸見え で、補正用のガードル(200円くらい)も売ってまして、それも買いました。これは、とても重宝。日本の高級補正下着の数十分の一の価格です。 ガードルをつけて、クバヤを着ると、既製品のブラウスやカットソーにはないフィット感があり、われながら、女っぷりが上がり、なかなか、素晴らしい ちょっとナラカミーチェのブラウスにも似ているが、フィット感が強い分だけ、より、格好いい。 バリの人は、これに、サロンというロング巻きスカート(ただの長方形の布)を合わせて、ウエストに帯を巻く。 東京でそれをやってしまうと、さすがに痛い。で、私は、タイトスカートがクロップドパンツにハイヒールを合わせる。これで、通勤もするし、顧客訪問も行う。 「これ以上、太れない!」という緊張感が心地よい。肌を見せすぎないエレガンスというのもグッドだ。 ウブドのブティックでは、観光客向けのバリ風モード服のお店も沢山あり、かなりハイセンスのものも見た。が、クバヤは、もろ民族衣装であるせいか、普通のお店では売っていなかった。 バリ風モード服は、あくまでリゾート用だが、クバヤは、十分、街着として通用する。これをいろいろな布、デザインで作るためだけに、またバリに戻りたいくらい。 何でも、バリの州都、デンパサールには、ものすごい品数の生地屋さんがあるそうな。 今回、ウブド周辺で終わってしまった旅行。次回は、デンパサールでのクバヤ作りを旅程に入れるつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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