★英国花の旅vol.6 『ヒドコート・マナーガーデン』(写真有)
4日目、チッピンカムデン郊外グロースターシャーにある『ヒドコート・マナーガーデン』に出かけました。楽しみにしすぎて、早くに出かけた為、まだ開園していなくて、霧雨の中、門の外で1人立って待っていました。「日本の方でしょ。どうぞ、こちらで休んでください。」とやさしい声が・・・。マナーガーデンに併設されているナーセリーのテラスに通してもらい、開園まで待たせてもらいました。マナーガーデンの方、心遣いありがとうございました。↓雨上がりに撮影したのですが・・・芝生や木々が生き生きと美しかったです。何と1万2千坪の広いガーデンです。私が今まで見た庭の中で・・これほど素晴らしい庭に出会ったことはありませんでした。ゆっくりと時間をかけて見ることができました。ほんとうに素敵でした。生垣に仕切られた部屋のような、いろんな庭のスタイルが見ることができます。木々で細かく仕切られた、庭はそれぞれが特徴的でした。鳥のトピアリーや、レッドボーダー、ホワイトガーデン、ブルーガーデン、池のある庭など。家の形をしたイチイの刈り込み(画像:右端中段)も個性的です。置いてあるヴィクトリア風のベンチがまるで絵のように見え、本当にそこに存在する風景なのか、信じられないような感覚に思えました。刈り込まれた生垣の向こうに見える風景に誘われ、次々と楽しくガーデンを見て廻れました。広い空間を細かくデザインされていて、とても気品有るガーデンでした。四季ごとの移り変わりを見てみたい。また、いつかこのガーデンに必ず訪れたいと思いました。■『ヒドコート・マナーガーデン』について・・・創造者は、アメリカ生まれのローレンス・ジョンストンで、1907年から約30年をかけて造園を行いました。現在は、ザ・ナショナルトラストの所有となっており、保存されています。庭の特徴は、敷地を生け垣で幾つも仕切り「アウトドアー ルーム」と呼ばれる部屋が25も造られています。