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テーマ:海外生活(7775)
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シナイ半島の先っぽにある Sharm el Shark
実は、20年前に 妹と友人2人と共にバックパックを背負って、 ワンマンマンバスに乗って 12時間もかけて行ったことがあり
魔法のランプみたいな アラブの別世界がそこにあったのを 子供たちに見せたかったからです。 町が開発されて 世界のチェーンホテルが軒並み建ち
のどかな風景はなくなり
私の愛する シャムエルシェイクは 観光客であふれかえっていました。
長い間海外へ出られなかったため旅行作法を知らない ロシア人のツアー客が90パーセント!! 浅瀬のサンゴの上をバリバリ歩いて 壊しまくったそうな。
白い部分は、20年前サンゴ礁だったのです。
トロピカルな魚もたくさん水面からうかがえ それはそれはきれいな 海のパラダイスでございました・・・が、
サンゴも貝も踏み荒らされて ほとんど屍となっていました
サンゴ礁の復活を目指し 今は、いつもガードがいて その元サンゴ礁のところに人が入らないよう 笛を持って見張っていました。
そして、上の写真の 白い部分から紺色に変っている部分がありますね。 そこが いきなり10メートルくらいのドロップオフです。
各ホテルが自分の桟橋を持っていて (隣のホテルの桟橋までいったら怒られたさ)
いきなり、水深10メートルの海に飛び込むという
ちょっと酷な海の探検でした。 さてさて
シャーム・エル・シェークは ダイビングのメッカとして 昔から有名であります。
長男は、ずいぶん前から ダイビングのライセンスを取りたいと言っていたので ここで、挑戦しました。
3日間というもの毎日毎日 午前中は、英語で講義を受け 午後はプールにもぐり 筆記試験の後 海に潜って 頑張ってライセンスをゲットしました。 偉い!! かなり役に立ったのは言うまでもありませんが)
ところが最後の最後に なんと彼は、 人食いザメに遭遇してしまいました。
シャム・エル・シェイク(鮫のいる町)ですからね。
でも、人が集まるところに出るのは とても珍しいことだと ダイビングの先生が 非常に冷静におっしゃっていました。
一人のロシア人のおじさんが 慌てふためいて水面に上がって行きました
ただならぬ様子に 私も橋卦のほうへ泳ぎ 桟橋の淵から顔をあげたら主人が ”鮫が出たってさ”
ワタクシ、慌てふためいて海から上がりました。
主人 ”でも、たぶんダイバーと見間違えたんじゃないかな・・・。” 私 ”そうだよね~~~!!” なんて、話していたら
長男も含めたダイバーたちが上がってきて “ホワイトシャークがいたよ!! 5メートルくらいだった”
ダイバー達の下を ゆうゆうと泳いで行ったそうです。
長男の話からも 体の特徴がサメに間違いありません。
ああ、何も起こらなくてよかったよ~!!
“オレ、こえ~から、もう絶対に潜らない!!”
おい、何のためのライセンスだい?
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