ＣＯＣＯの子育て奮闘記 in ＪＡＰＡＮ

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• 零下２７度、日本人学校休校

  恐れていたとおり、日本人学校が休校になってしまった。今朝６時半に連絡網の一番最後に当たる私にも電話があった。実は、毎月第３水曜日と木曜日は、私がとても楽しみにしているボランティアの集まりがあるのだが９月に登録してから一度しか出席できていない。年会費８０００円も払ったのに...。子供たちがどうもそのときタイミング悪く何らかの理由で家にいなければならない状況に陥る。また今月もダメだった...。明日はいっそのこと、ベビーシッター雇ってしまおうか...。でも、明日は暖かくなるかもしれないしね...。それに、この寒い中６７歳のおばあちゃんベビーシッターに出てきてもらうのはちょっと気が引ける。運転手が、今朝また零下２７度の世界を２０分掛けて歩いて、真っ赤な顔をして出勤してきた。そのとき始めて気がついたのだけれど彼ってばお髭があったのね。真っ赤なお顔の中のお髭が真っ白に凍っていたので、それで髭の存在に気がついたのだ。その彼が言うには、モスクワ郊外で停電になっているらしい。温水パイプも、一部が破裂して温水も出ないらしい。っていうことは、この零下２７度(郊外はもっと寒いと思う)の世界に暖房一つない生活って言うこと？古い民家は”ペチカ”というまきを使った暖炉が家の中央にあり家中を温めてくれるのだけれどアパートだったら”ペチカ”なんて当然無いだろうし、郊外の人達、大丈夫かな？　心配。主人に電話して街の様子を聞いてみたら、街の様子は普段と変わらないらしい。車も普段どおりなのだけれど、やたら道路わきに止まっている車が多いそうだ。寒さのあまり動かなくちゃったのかな。それから、我が家の駐車場は温度が２０度くらいに保たれているので、そこからいきなり零下２５度に出されたうちの愛車は悲鳴をあげたらしい。走りながら”ビシッ”とか”バシッ”って音がするって車の中から主人が実況中継してくれました。聞いている私のほうも怖かったです。この寒さのためスケートリンクのドア－が開かなくなってしまい今日の子供たちのスケート教室はあわや中止かと懸念されたけれど先ほど電話で、ドア－が開いたのでスケート教室は通常通り開かれることになった。果たして、何人集まるだろうか。多くの子供たちは、学校にスケート靴を置いてある。体育の授業で使うためだ。でも、今日はとりに行けない｡学校が閉まっているから。我が家には、幸いな事にフィギア－スケートの他にアイスホッケー用の靴があるので、長男はラッキーだった。この寒い中、スケートリンクへ行くのも気が重いけれど屋内のスケートリンクは、屋外より暖かいこと間違いなし。行ってやろうじゃないの。

  2006年01月18日

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• 同じ寒いなら、せめてダイアモンドダストを...。

  朝７時目覚ましがなった。外は相変わらず真っ暗。起きるのがつらい。でも、今日は外の温度計を見るという楽しみがあったのでさっさと着替えて階下へ降りた。外の温度計、マイナス１８度。日本人学校は休校にならなかった。急いでお弁当つくらなくちゃ。パリ時代、絵付けの先生から頂いた室内から見ることが出来るガラスに張るタイプの温度計は非常に便利である。昨晩は、結局午前一時まで粘ってマイナス２２度になったのまでは確認した。そして、今朝はもうマイナス１８度まで上がっていた。夜中はいったい何度まで下がったのだろう。朝８時、運転手が真っ赤な顔をして”とっても気持ちがいいよ”と言いながらやってきた。子供と主人を見送る時、ちょっとの間外へ出たけれど、自分の息と、車の排気ガス、運転手の息も全部真っ白で視界が開けない。面白いように息が白い。朝１０時、もう気温はマイナス１５度まで上がっている。非常－にお天気がよい。この太陽の熱で雪が溶けて、それが日の入りとともに凍った時事故がおきる｡それが怖い。思い起こせば、カナダにいた頃、マイナス４０度を経験した事があるダイアモンドダスト現象が起って、とーってもきれいだった。あの経験が出来るなら、もうちょっと下がってもいいなって思うくらい。あの頃私はまだ若かった。(今でも気は若いが）マイナス４０度の中、立ち尽くしてダイアモンドダストのきらめく空を見上げていたのを覚えている。主人に話したら、彼もその頃カナダにいて、ダイアモンドダストを同じように経験していたらしい｡”アレは本当に綺麗だよね”意見が一致した。

  2006年01月17日

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• 持ち寄りでお茶会

  今朝の階下から聞こえる娘と息子の会話。クラスの写真を見ながら話しているらしい”ネエネエ,どの子と結婚したいの？”(５歳の娘）”う～ん､う～ん､わきゃんにゃ～い(わからない)”(３歳の息子)まだ赤ちゃん語を話す息子の答えは､結構笑える。”あのネ、私(お姉さんぶっている)､サーシャがいいけれど､ミーシャもやさしいし｡でも､本当は太郎君(思いっきり日本人）に”結婚して！”ってお願いしたら”お母さんとするからだめ”って言われちゃたんだよね～””チャ－キ(娘の名前をまだちゃんと言えない息子)愛チテルよ”(姉を気遣う３歳の息子）３歳の息子は､今ちょっと暗い場所へ来ると必ず叫ぶ”まっくろくろすけでておいで～！！”とてもかわいいが､早く寝て欲しい。今日は､日本へ帰る人の送別会で､知人宅で､持ち寄りランチがあった。こういう時に､料理下手な私はいつも恥かしい思いをするのだが日本の食材を使ったお料理や､デザートが出て嬉しいしロシアで手に入る食材で作る意外な料理法をGET出来たりするのでいつも楽しみにしている。今日は､貴重なさつま揚げを使った煮物､干し貝柱のご飯とうなぎ、海藻サラダ､炊き込み御飯それから､抹茶小豆シフォンケーキ。どれもとても美味しかった。それから､現地で調達できる材料で作った白菜を使った､ロールキャベツならぬロール白菜。ヨーロッパのキャベツは固いので､白菜で代用はナイスアイディアそれから､蕎麦の実と何かを餃子の皮に来るんだ蒸し餃子。蕎麦の実の触感が絶妙。それから､お袋の味コロッケ。外国に住んでいると､日本では簡単に手に入る物が簡単ではないので結構､和菓子や､おうどんを自分で打ったり作ったりが出来るようになる。その国にある物で､和食に使える物を開発して､回りを驚かせる。そのみんなの意欲たるや､頭の下がる思いである。そして､私も明日は､うどんを作ろうなんて思ったりするのだ。モスクワは今日からぐんぐん気温が下がるらしい。とりあえず､今晩はマイナス２８度まで下がるということだ。２－３日中にはマイナス３８度まで下がると､さっきドライバーが言っていた。日本人学校は､マイナス２５度になると休校になるという手紙が今日届いた。ガソリン車は､シフトが利かなくなるそうです。でも､電気で走っているトロリーバスやメトロは動くので､勤め人は休みにならないらしい。幼稚園も､”親御さんが決めてください”と言うことでした。明日を楽しみにしましょー！！

  2006年01月16日

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• ジゼル　ボリショイバレエ

  昨晩は、主人とボリショイ劇場へ”ジゼル”を見に行ってきた。主人は、土曜日しか劇場へいけないので、出演者を調べずにチケットを取り劇場で、出演者リストを８０円で買って開いてビックリした。”グラチョーワ”のジゼル｡一瞬、ものすごく後悔した。でもその下に王子様”ネポロジニ”ああ、大好きなネポロジニ！！許そう｡グラチョーワのジゼルでも許してあげよう。グラチョーワとネポロジニのくみあわせは、去年”白鳥の湖”でも見ている｡とても優雅に動くネポロジニの王子様に比べて男性的に笑みを見せることなくに動くグラチョウワの白鳥。ああ、でも忘れてはいけない、彼女の黒鳥ははまり役である。そして、昨日は、やはり優雅なネポロジニの貴族とちょっと怖いけれど、一生懸命ぶりっ子しているグラチョウワのジゼル。彼女は、ボリショイでも１、２を争うプリマだけれど、”あんた達には負けないわよ”と若いプリマに対する気持ちが顔や動きに出ているように感じる。お局様のような感じ。１幕は、村の場面、心臓の弱いジゼルと、貴族のロイスのめくりめくような恋の踊りが美しい｡踊りそのものは、ゆっくりとしているのだけれど、それかとてもかわいくて、暖かくなるのである｡グラチョーワは、こんな切なくなるような純愛をしたことがあるのだろうか｡私にとって彼女はあまりに強い女というイメージがある｡ただ、ゆっくりな踊りだからこそわかってしまう踊りの技術においては、彼女は何の文句も無い｡本当に教科書どおりの踊りを見せてくれる。２幕目は、墓地でくりひろげられる、ロマンティックチュチュを着た精霊”ウイリー”たち｡これが、ジゼルの醍醐味である｡とても可憐で、とても美しく、夢のような演出である｡ところがこの”ウイリー”と言う精霊たちは、ジゼルを死に追い詰めた男達を踊り殺そうとする、コワ～イ精霊たちだったのです。”女ってこわ～い”って内心思いながら、でも実は、本当に美しくて、技術の高さもさすがボリショイバレエ団だな、って感心したり、ジゼルや､ロイスの気持ちが痛いほどわかって､涙が出そうになったり｡そんなことを忙しく思い巡らしていたら､あっという間に終わってしまいました｡ジゼルは、私は、ソ連時代に大劇場の方で一度、フランスで一度見たので３回目主人は、フランスで見たので、２回目でした。でも､全然見飽きることなく､また夢を見ていたような気持ちになって家路についたのでした。

  2006年01月15日

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• モスクワの診察料

  今朝、下の子供達を病院へ連れて行った。病院は、外国人向けのSOSクリニック。診察料は高いけれど、外国人だからって吹っかけてくる事は無いし医師は、良い医師が揃っている｡何より日本語を話せるスタッフがいる。医療関係の言葉は、只でさえややこしいので、日本語を話せるスタッフのユーリャさんはとても心強い見方だ。水曜日に、幼稚園から病院へ行ってくださいといわれて検査に行き診察料が２万円、今日再検査に行って、経過を見ただけなのにまた２万円月曜日にもう一回行く事になっているから、また２万円かな？診断書を書いてもらわないといけないから更に上乗せになるかしら？保険で何割かは返ってくるからいいとは言うものの、このまとめて前払いする診察料はちょっと痛い。クレジットカードが最近４桁の暗証番号を使うようになったみたいだ。そんなアナウンスは一度も銀行から届いた事は無いので、ボールペンでサインしていたのだけれど、今日、とうとうサインを書くのでは、ダメだといわれ４桁の数字を求められたが、知らない。知らないものは、どうしようもない。カードは２枚持っていたけれど、もうひとつの方は、昨日までの旅行で限度額をオーバーしていたため使えなかった。現金は、たくさん持ち歩かない。さて、困った｡困った、困ったと思っていたら、では、次回でいいですよって受付の人。”え？！！病院でそんな”付け”ができるの？”しかも、そこはそこそこに大病院である。何の約束も残さないままでは、また来週｡といって予約もせずに私は病院を後にした。

  2006年01月13日

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• ただいま！!

  休暇先での､旧友との再会。楽しいおしゃべり美味しい食事変わらない町並み。気持ちの良いお散歩。あっという間の６日間でした。本当に､本当に楽しかったです。会ってくれた私の大切なお友達。わがままな私のスケジュールに時間を合わせてくれてありがとうございました。また孤独なモスクワへ戻ってきました。こちらではまた､問題が発生していました。誰から非難されたわけではなけれど、(今のところ）学年委員の責任が次の学期の始業式までということを知らずにモスクワをでてしまった私にモスクワに残った主人から国際電話で３学期から転入してくるクラスメイトのお母さんに”挨拶の電話”をするようにって学校から連絡がきているんだけれどって言われて”国際電話で挨拶”して”何かお困りの事があったらご相談ください。”って休暇先から電話したって､何の助けにもならないしって思い３学期の学年委員さんに主人から電話してもらったら”私の責任は始業式からですから｡”ってぱっさり断られたらしくなんと主人が新しく着たお母さんに”ご挨拶の電話”をしてくれたのでありました。なんてイイ人だ～!!で､私は､今朝は９時になるのを待って謝罪の電話を何本かしたのですがなんだか､学年委員は､休み中も海外に出るなって言われたみたいで非常に納得できない気持ちです。ここまで書き進めて､やっと私も気持ちが整理できました。もう､朝から泣きたい気持ちだったので...。何しろ､もう一つ問題が発生していて｡下の二人が､また病気で幼稚園を休んでいます。家中の彼らが汚した物が私の後ろに山のように積み上げられていて洗濯機がまわりつづけています。本当に夢と現実の差ってこんなにあるのねって世の中を呪いたくなるくらい。でも、あの夢のように楽しい時間をくれた主人に感謝しないといけませんね。...でないと、夢のような時間を知らないまま世の中を(この駐在生活を)呪っていたかもしれませんものね。また、お小遣いとマイレージを貯めて一人で国外逃亡したいな。気の許せるお友達のいるあの街へ。

  2006年01月12日

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• 国外脱出計画

  明日からちょっと留守をします。時々こうやって国外に出ないと息が詰まります。なぜかって、ロシア人が聞いたら怒ると思うけれどなんか、この国って灰色の重苦しい空気が漂っているんです。それでも、ソ連時代に来たときよりは、だいぶ軽い空気になったんだけれどそれでも、のしかかってくるような空気が...。なんだか、主人の会社の方ではこの国の生活レベルを近いうちにアメリカに並んでいい国扱いにするらしいという情報が入って、モスクワ支社社員一同反対運動をしているらしいですが、駐在妻の立場からもそれは、と～んでもないことですっっ！！東京で、本社でぬくぬくしている人にはわからない生活の厳しさがここにはあります。たくさんのストレスを抱え込んでいます。人間不信にもなっています。この国を抜け出して、他国の太陽と笑顔に会う必要があります。オオット、このくらいでやめることにしましょう。ロシアは、悪い事ばかりではありません。リピーターが居るくらいですから、良い事もたくさんあるのでしょう。要は、心の持ちようです。ロシア語を勉強して、ロシアを理解する努力が足りないんだと思います。今は、自分と家族のことだけで手一杯です。ちょっと外に出て明るい空気を浴びてきます。

  2006年01月05日

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• 今日は、マイナス１７度まで下がるらしいです

  一番下の子が熱を出してしまったので、今日のお出かけは中止して、息子とお父さんだけが韓国人経営の床屋さんへ行っている。今、電話があって、２時間待ちだそうだ。息子にゲームボーイ持たせて、大正解！！韓国の床屋さんへ行くと、韓国人のようになって帰ってくる。前にアフリカに居た時には、中国人の床屋さんだった。そしたら、中国人のようになって帰ってくるのだ。何かカットの仕方に法則があるみたい。面白い｡(他人事だから）今朝、カーンカーンという音で目がさめた。道路の氷を割る音だ。平らな鉄製の板(刃渡り１５センチくらいの板)が付いた重たい棒を持ち上げ地面に落とすと、鉄の重さで氷が割れる。そうやって、気長に氷を取り除いていく。お塩を撒いても、一瞬溶けて、また氷になる。これが悪循環で、ますます滑りやすくなるのだ。階段が特に怖い。外国人や、お金持ちが住むアパートの家賃がとても高いのは、セキュリティーの事も勿論あるのだけれど、こんな風に雪かきをしたり、氷を叩き壊すために作業する人が大勢働いているためもあるに違いない。今日は、とても寒い、昼間でもマイナス１２度までしか上がらなかった。寒かったけれど、子供たちは風の子。上の２人はスキーウエアーを着て外へ遊びに行った。途中からお父さんも加わって、遊んでいたけれど、最初に根を上げたのがお父さんだった。これから夜に掛けてどんどん気温が下がるらしい。天気予報によると、今晩はマイナス１７度まで下がるそうだ。

  2006年01月04日

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• 子供たちのアイスショー

  年が明けると、モスクワでは、あちらこちらのスケートリンクで新年を祝うアイスショーが始まる。今日、子供たちといってきたのは、”祝新年子供アイスショー”子供向けのアイスショーかと思ったら本当に子供たちが中心になってすべるSHOWだった。一番小さい子はたぶん８歳くらいから大きい子供は高校生くらいまでかな...。大人もでていたけれど、主役は子供たち。それが、みなとても上手。タレント性もあるし、プロ意識もしっかりしていてただのお遊戯会とは違う。白雪姫と七人の小人達、雪の女王、火の鳥、ロシアのサンタクロース、ヘンデルとグレーテル、子供たちが氷の上を舞う、くるくる回る、男の子は女の子をリフトする。２００ルーブルの価値あり！！我が家のガーキーズも上の２人はフィギアを習っているからか結構真剣になって楽しんでいる。写真をとりたかったけれど、２階席のずーっと上だったので、ファイダーの中がとても小さくて...。残念だった。”前じゃなくて、残念だったねー”って長男に言ったら、”でも全体を見ることが出来ていいよ”って彼のほうが大人だ。ロシアの芸術のレベルはとても高い。ロシアにいることを、ちょっと嬉しく思った一日でした。

  2006年01月03日

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• 年賀メール

  日記を書こうと１時間前にＰＣの前に座りまず受信トレイを見たら何通もの年賀メールが届いていたので一つ一つ見て返事を書いていたら、なんと日本では２日から３日に日付が変っていた。ああ、２日の日記を書きそびれちゃったかな？...。去年までは年賀メールはちょっと味気ない気がしていた。でも、何も来ないより嬉しいけれど...なんて思っていたら、今年は、年賀メールに何の抵抗もなく、うれしかった｡ＰＣの世界になれてきたってことかな？なんと言っても、今年は中古のプリンターを買ったのでそれで写真入年賀状を作ろうと構図を考えているうちに結局操作方法を把握できないままに年が明けてしまったため私のほうも一通も年賀状を出していない。誰も、年賀状を送ってくれない...なんて文句言えた筋合いではないのだけれどちょっと寂しい。日本国内にいるときは、３０通を越える年賀状を出し２０通くらいは頂いた。でも、海外に出たとたん、頂く年賀状は１０枚くらいに減った。それは、年々少なくなり、とうとう在外５年目くらいになるとこちらから出さないと、誰からも来ない。寂しい。でも、日本へ帰ったとたんに、お付き合いが復活する。不思議だ。

  2006年01月02日

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• ２年越しの紅白歌合戦

  新年明けまして、おめでとうございます！！昨晩は、結局お稲荷さんを作りました。お稲荷さんの皮一缶分の１５個作ったのですが、全然足りませんでした。もう２缶分の皮が必要なんですね｡我が家は...。夕食の後に、２年前の夏用に買って忘れていたロシア製の花火を引っ張り出してきてもうしけっちゃっているかも...なんて言いながら点火したら、割とちゃんとした花火が上がりました。でも、一つだけ、暴発したのがあって、私と主人の間を火がついた何かが飛んでいきましたが、子供たちに当たらなくて、本当に良かったです。子供たちを寝かしつけてから、２０年位前のまだ若き頃の”松坂慶子”主演の”グッバイママ”と言う映画のビデオを見ました。松坂慶子さんは、以前から好きな女優さんです。２０年前もあんな感じでスローテンポやさしい語り口で、でもしっかりキャリアウーマンの役をこなしていました。一人の男の子に翻弄されるというストーリーでしたが今やニューヨークで、結婚されてお子様もいるなんて幸せになってよかったなって、思いながら見ていました。そのビデオが終わって、ビデオデッキのスイッチを切ったらテレビの画面にＪＳＴＶが写りました。そこでやっていたのは”紅白歌合戦”見たのは、何年振りでしょう。本当に久しぶりに見ましたが半分くらいの出演者は最近の若者で、歌は聞いたことがあるけれど本人を見るのは初めてなんていう人が多かったです。嬉しかったのは、我が青春の時代に歌っていた人が何人も出て来たこと。特にアリスの再結成。本当にあの２人の歌声は素敵！！二人揃ってこそのアリス｡またききたいです。それからSMAP！！前から思っていたんだけれど彼らはちゃんと”ボイストレーニング”を受けているんだろうか本当に、いつまでたっても下手。拓也君だけが、上達しているように思う｡(彼は本当に何でもこなす）何かの本で”音痴はなおる”って宣伝文句があったように思う。まずは、彼らの音痴を直したら、ものすごい宣伝効果になると思うけれど。だれかが”音痴なのが彼らのいいところ”って言っていたけれど、持ち曲はいいんだけれど、聞いてられないときがある。お願い、彼らの音痴なおして！！...といいながら、ａｍａｚｏｎで彼らのライブＤＶＤ買ってしまった。ＳＭＡＰの素直でエネルギッシュな所が好きです。話は、ミーハ－から一転今年の抱負なんぞをひとつ。”幸せは、自分の中にある”私の大好きな”Ｐｕｍｐｋｉｎさん”のブログに書いてあった言葉です。そう、この言葉を胸に今年は実り多きとしになる事を、願います。そして皆さんにも、２００６年が良き年になりますよう心よりお祈り申し上げます。今年も、宜しくお願いいたします。

  2006年01月01日

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• 材料がないので、おせちは作りません宣言。

  ブログのお陰で２００５年後半の私の生活はちょっと張りのある物になりました｡２００５年は、楽しい事ばかりの年ではなかったけれどオアシスがあったので、助かりました。今日で、２００５年が終わります｡皆さん、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。来る２００６年、我が一家５人にとって健康で楽しい一年になりますよう。そして、このブログを見てくださっている皆様にも良き年が訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。海外へでると、気が抜けるのか毎年”おせち”は作りません。パリにいるときには、一回だけ知り合いの日本レストランの豪華おせちをとりましたが、モスクワでは、そんな技も使えません。そこで、今年は...どうしましょ？！！それでも、いつもよりはちょっと特別な夕食にしたい気持ちはあるのです。...そうだ!!お寿司系にしよう。ちらし寿司、握りずし、巻き寿司、いなり寿司...どれにしようかな。お稲荷さんがいちばん簡単だな。味付き油揚げの缶詰もあるし”すしっこ”と言う粉状の寿司飯用の調味酢もあるし白ゴマも韓国食材店で買ってきてあるしそれから、おろし大根とじゃこの一品そして、３日前に作った豚の角煮それから、キャベツのサラダ。こんなモンでどうだ！!なんだか、日本だったら普段食のようね。でも、モスクワ暮らしの我が家には精一杯の贅沢料理だわ...ってことにしましょう。良いお年を！！

  2005年12月31日

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• え?!!未だにクリスマス?

  ...とお思いになるでしょう?!!ロシアは、まだクリスマス真っ盛りです。前にも日記で書きましたが、ロシアのクリスマスは１月７日です。正確には、クリスマスとは言わないようなのですが、カレンダーには”降誕祭”と書いてあります。なので、ヨーロッパでは、既に安売りとなったであろうクリスマスグッズも、ロシアではまだ定価です。クリスマスツリーも売っていますし、(写真なかなか撮れません）オーナメントやテーブルの飾りなど、楽しくなる物がたくさんあります。勿論、街には、まだサンタクロースさんが何人も歩いています。サンタクロースさんは、他国のいわゆるサンタクロースさんと同じ格好です。昨日は、マイナス１０度まで下がったのに、今日は一転プラス２度です。外は、雪が雨に変りグッショグショです。昨日、洗車したばかりの車がまた泥水にまみれてドロドロです。朝から、メガというショッピングセンターヘ行ってきました。メガへ行く前に隣接しているOBIというホームセンターへ行ってプラスティック用ボンドを買いました。長男に去年クリスマスプレゼントに買ったすッごくカッコいい”そり”を裏返してその上に主人が”座った”そうで、ヒビが入ったそうです。(そりゃ入るだろう、体重ヘビー級だもの）それで、すべりが悪くなったので、ボンドでヒビを直そうということらしいのですが、本当にそんなことで直るのか?不安。それから、ＩＫＥＡで今年長男にクリスマスプレゼントに買った５００ピースの３Ｄパズルが、完成した祭に入れて飾るフレームを買いに行きそれだけのつもりが、いろいろ買ってしまいました。それが、楽しいＩＫＥＡの怖い所。そして、主人と子供たちは、電気屋さんのゲームコーナーへ行き私は、久しぶりに一人でメガの中をウインドーショッピングしたのでした。帰りに日本食レストランの”さいぜん”に寄って家族全員ラーメンを食べました。子供たちは、醤油ラーメン。大人は”もやしにんにくラーメン”ととんかつののった”パーコー麺””さいぜん”のラーメンは絶品です！！塩味のラーメンがないのだけが残念！！でもモスクワで、このレベルのラーメンを食べられるのは嬉しい限りです。ああ、また食べ物の話で、おしまいになりました。

  2005年12月29日

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• マイナス１０度、寒くて気持ちがいいねえ～！！

  運転手は、朝８時に家に来る。地下鉄を降りてから我が家までバスを使わず歩いて２５分くらいだという。真っ赤なほっぺをして彼は”寒くて気持ちがいいねえ～!!”と言った。雪が降っている、本当に寒い。気温マイナス１０度。これだけマイナスの日が続くと、人々は”マイナス”をつけなくなる。今日は”１０度”だよ｡なんて言う。ベランダに、小鳥用の餌を入れた陶器のお皿を置いたら氷にくっついて取れなくなってしまった。ほんの少しの間、使うつもりのお皿だったのにこの冬中ベランダで小鳥の餌皿になる運命をたどる。毎朝、朝食が終わるとパンくずを鳥の餌皿に入れる。この一瞬、ベランダを空けたときの空気の冷たさ。それが、一瞬だからこそ気持ちがいい。１分が限界。鳥皿に入れるのをどこかで見ていたのかすぐに雀や四十雀が集まってくる。（”しじゅうから”ってこういう漢字なんですね。知りませんでした。つまり四十雀も雀なんですね。）彼らは落着きなく餌をついばんではちょっと離れた所へ飛んでいき落着いて食べる。何しろ、ベランダのガラス挟んででこちら側では子供たち３人と猫一匹ががん首そろえて小鳥さんたちを見つめているのだから相当落着かないと思う。寒い冬、鳥さんたちがんばれ！！

  2005年12月28日

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• この季節のバレエといえば、くるみ割り人形

  年末年始といえば、くるみ割り人形。モスクワでも、お決まりのようにくるみ割り人形の上演がされます。ボリショイ劇場は、昼間の上演でも５歳以下の子供は入場できないため今回は初めて子供劇場の”くるみ割り”行ってきました。そこは、以前からとても気になっていた、モスクワでも超モダン建築ガラス張りの”モスクワ音楽堂”の中にある小ホールでした。30席ほどしかないパールテールだけ平らで後は全部階段席のとても見やすいホールでした。ななんとステージが目の前。最善先の人など、膝先30センチでステージです。ボリショイ劇場は、オーケストラボックスがあるのでステージがとても遠く感じるのですが、ここは、本当に目の前でした。なので、プリマたちの顔が、良く見えるんです。良いような悪いような...。演出もボリショイとは少し変っていてそこはさすがに子供劇場。子供たちが飽きないように着ぐるみのクマや、お茶らけたキャラクターも出てきました。音楽はテープだったけれどプリマは、老若男女、皆そこそこ上手でさすがにクララやフランツ、そして王子様は見ごたえがありました。一番ビックリだったのは、どう見たって平均寿命を越えているとしか思えないプリマがいたこと。ロシアの平均寿命は58歳です。そのプリマが、中国の踊りをしたのです。ボリショイの中国の踊りは女性は手を上下左右に動かしているだけだけれどこのプリマはトウでたって回転したんです。グラいついていました。まわるたんびにぐらついて、はらはらしましたが、かわいいんです｡このプリマ、かわいくて目が離せない。そして、このプリマは、とうとう白いチュチュを着てコールドバレエに参加しました。これはちょっと苦しかったかな。子供たちは、割といい子で見ていました。長男は、今までになく最後までよい子で、ちょっと質問が多かったけれどちゃんと座っていました。長女は、靴を脱いで椅子の上にあぐらそのうちズボンをももまでまくりあげてそんな、土木工事人みたいな格好でステージに見入っていました。問題の次男は、第一幕目は以外にもおとなしくでも、クマとねずみとふくろうが出てきたときには嬉しそうにしていました。第2幕目は、さすがに眠くなったのか”おかし、お水、おにぎり、眠い”とエンドレスに繰り返していました。彼は、何より具合がよくなって良かったよかった。3人とも、車に乗ったとたん、”楽しかったねー!!クララが、ねずみが、くるみ割り人形が...”と一杯感想を聞かせてくれて、とても嬉しかったな。また行こうね！！

  2005年12月27日

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• 子供たちが冬休みに突入

  小学校は、一週間前から、幼稚園は今日から１月１０日まで冬休みに入った。今朝は、朝から子供たちを連れて旅行代理店へ行き飛行機のチケットを受け取りそれから、日本人小学校の図書館へいこうと計画してたが、朝から、次男の調子が悪くて出かけられなくなった。実は、飛行機のチケットを受けそこなったのは今回で２回目あの時は、やはり次男のおたふく風邪騒動で３週間も家から出られなかったため受け取り期限を過ぎてしまいチケットが自動キャンセルになってしまったのだ。とりあえず、代理店に訳を説明して期限をあさってまでに延ばしてもらった。それにしても子供連れの外出は保証が出来ない。２年前の夏は、子供が３人とも手足口病になったし３年前は、生まれて３ヶ月の次男が中耳炎になった。私は、次男と一緒に水で有名なエビアンに産後のトリートメントに行ったのだけれどベビースイミングは出来なかったのを思い出す。今日は、４時半に家を出て子供劇場へ”くるみ割り人形”を見に行く予定だ。モスクワではビックリの一枚４０００円もするチケット。それが４枚で１６０００円。あの時は清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのだけれど考えてみたら、日本でもそのくらいするわね。３歳の小僧に４０００円。いい子で見てね！！どうか息子よ、４時半までに具合がよくなっておくれ～!!

  2005年12月26日

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• 御餅つき

  子供たちは、お餅が大好き♪そこで、我が家ではたびたびつきたてのお餅がテーブルに登る。つくのは、機械。パン焼き機兼餅つき機は我が家においては大忙しだ。つかれるのは、勿論もち米ただ、日本製は手に入らないので、タイ米いわゆるロングライスである。最初は、不安だったが、これが結構美味しい。味付けは、砂糖醤油と、きな粉。時間のあるときは、お雑煮とか、くるみあんを作る。家族5人で、なんと５合食べる普段は、2合くらいなのにお餅のときは、たいへんだ。御餅とは関係ないがこちらはまだクリスマス当日であるというわけで、今日やっと主人に教わって写真をアップする事が出来たロシアのクリスマスツリーは街じゅうに設置されそれはそれは美しいのである。これはそのほんの一本です。ちなみに、ロシアのクリスマスは1月7日なので。街ではまだクリスマスツリーを売っている。その風景は、夏のスイカ売りをほうふつさせる柵売り。説明してもわからないと思うので、明日、撮影に挑戦したいと思う。アップできるかどうかは定かではないが...。

  2005年12月25日

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• 時差8時間、こちらはまだクリスマスイブ

  日記を書こうと思って、カレンダーをみたら日本はもうクリスマス当日になっていました。こちらはまだクリスマスイブです。これから、ローストビーフを焼いて(ターキーではない)ガーリックトーストを焼いて、マッシュルームスープの味を調節してケーキは、生クリームがなかったので子供たちの大好きなプリンにしました。あ、サラダ作らなくちゃいけないわね。食後には、いよいよ待望の親からのプレゼントの開封喜んでくれるかな?ドキドキ日本も異常気象のお陰で(被害が大きいけれど）多くの地区でホワイトクリスマスでしょう。生まれて始めてなんていう人も多いんじゃないかな?モスクワも、去年はホワイトクリスマスではありませんでした。珍しく暖冬だったのです。でも今年は積雪50センチくらいです。今年は、クリスマスグッズのバックを11月の始めに開けて中身を全部飾りました。窓枠に電光イルミネーション、グラスファイバーのクリスマスツリーきっと外から見ても綺麗だろうと思いこれらをを全部点滅させてすっかり暗くなってから外に出たらきれいというより、我が家のリビングが、火事になっているようだった。さてそろそろ、ロースとビーフを焼こうかなサンタさんが来てくれるように子供たちを早めに寝かさないとね。メリークリスマス　！！

  2005年12月24日

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• ロシア版　不吉な数字、不吉な物

  ロシア人は、お花を贈るのが好きだ。でも、絶対に偶数の数のお花をプレゼントしない。偶数の花はお葬式の時供えるので”死”を連想するそうだ。思い返せば、フランスで私のお誕生日に、菊の花の花束を贈ってくれた主人に切々と”嬉しいけど”菊”は仏様の花だからダメよ”って主人に訴えた事があったっけ。アレ以来、主人から私へのお誕生日のプレゼントは物ではなく食事とか旅行とかに替わってしまったのである。フランスでも、ロシアでも菊の花は喜びの象徴である。それからナイフとかはさみ、腕時計、割れ物なんかもよくないらしい。”縁が切れる”と考えるそうだナイフは切れる、腕時計は電池が切れる。われものは仲が壊れる。そんな風に考えていくとプレゼントはなかなか難しい｡クリスマスプレゼントに、ロシア人の知り合いに用意したもの。日本のウサギ柄の写真立て。中にガラスが一枚。なんて思われるかな...。ちょっと心配。ロシアが、アジアかヨーロッパかで時々迷う事がある。ロシア人は、自分たちは絶対ヨーロッパ人だと思っているが、時々アジアっぽい習慣を見せるときがある。プレゼントを贈るときにひと言、”これ、つまらない物ですが...”

  2005年12月23日

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• クリスマスは、もう目前

  突然、長男が言い出した。サンタさんにお願いしたいプレゼントを変更したい。そ、そりゃないでしょう。あと実質２日しかないのよ。サンタさん、もう用意しちゃっているよ。(実は、私が用意したんだけれどね）長男は、私が用意したプレゼントを喜んでくれるだろうか...。一抹の不安が...。今日は、2人の友達がそれぞれ子供たちを連れて遊びに来てくれた。3人の子供たちは、大雪の中そりをもって外へ飛び出し真っ白になって遊んだ。モスクワで、このお天気は普通だけれど、日本は、なんと言う異常気象でしょう。九州まで、大雪だなんて...。子供たちは、大喜びだけれど、アイスバーンを歩きなれていない大人はとても怖いと思う。格好など気にしないで、スキーウエアーを着て長靴を履いて出勤する事をお勧めしたい。ミンクのコートは、日本でも買うことができるけれどたぶん、日本ではお目にかかれないであろうロシアらしい物に、ブーツをあげたいそれは、一見とても普通のロングブーツなのだけれどチャックを下ろすと中にびっしり毛が生えているロシア人のターニャさんは、マイナス10度の中を歩いてくるときでも、このブーツにストッキングで来る。それほどに暖かいらしいのだ。実は、私はまだ持っていない。それから興味深いのが、フェルトのブーツ。分厚いフェルトにそこの部分だけラバーがついていてかわいいアップリケがついていたりすると、とてもかわいい。実は、これも私は持っていない。駐在3年くらい...とわかっているだけに日本で使わない物...を買うのを躊躇している。安い買い物ではない。今年やっと、毛皮の帽子を買った。頭は下手すると脳みそが凍ると言う話を聞いたので、これ以上、脳にダメージが来ると困るため買った。ミンクではないけれど、8000円近くした。とても暖かいけれど、耳までかぶると人の声が聞こえない。主人は、ミンクの帽子を持っている。赴任当初に、帽子と靴には、お金を惜しまなかったらしい。彼は、あまり物を買いたがらない。なのに、昨日驚いた事を言った。”もう一つ帽子が欲しい”何でも、通勤にきているユニＯロのダウンのコートにミンクの帽子が合わないと思ったみたいだ。やはりミンクの帽子に皮のコート。皮のコートは高いから、帽子の方をあわせようと思ったらしい。彼のミンクの帽子、それだけだって2－3万もするのだ。それをもう一つ欲しいとおっしゃる。それでは、土曜日にあなたへのクリスマスプレゼントと称して毛皮ルイノック(市場)へ買いに行きましょうかネ～...。

  2005年12月22日

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• ロシアのスープ、ハルチョー

  ターニャさんが”ハルチョー”というスープを作ってくれた。名前からして、日本語的には美味しそうではないので、子供には無理かしらと思ったけれどまあとにかく、名前の感じだけで断るのも変なので何かわからないけれど、お願いした。私も主人も無類のスープ好きである。ロシアへきて何が幸せって、スープの種類が豊富でしかも美味しい事。ベビーシッターのターニャさんは、夜のお出かけの時にしか来て貰わないので、月に2－3度のロシアの家庭料理を楽しめるチャンスなのです。しかも彼女の料理は美味しい。良い人にめぐり合えたと思う。例え、私のフォーショんの紅茶を飲むことがあっても...。いっしょに来るおじいちゃんが、私の大切なブランディーを飲んでいる事に気が付いた今でも私は、彼女のお料理が楽しみで首にする事は考えられない。そのハルチョーは、豚の3枚バラを圧力鍋で柔らかく煮てそこへ、トマトベースの味付けをするらしい。そして、ビックリだったのは、お米が入っていること。これがほんのり甘くて、美味しいのだ。製作過程を見ていないので、詳しい事はわからない。あまりロシア料理の好きでない長男がよく食べた。白米のご飯の好きな長男に昨日の残りのご飯を暖めなおして出そうと思ったら冷蔵庫のご飯のたッパーにはほんの少しの白米...。ああ、しまった。ターニャさん、このお米使ったのね。慌ててマカロニをゆでて、テーブルに出したら、子供たち大喜びだった。今度は、ターニャさんに何を頼もうかな?

  2005年12月21日

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• 倒れてくるかもしれない恐怖

  モスクワの高層ビルの歴史は浅い。我が家は、高層ビルの裏に位置している。日本で、建築基準法のニュースが連日のようにあるがそのマンションを買った人は、本当にお気の毒だと思う。でも実は、その周りに住んでいる人も、恐怖の毎日だと思う。そして、何の保証もされない。我が家の裏は、ちょっと小高くなっているそこにしゃれた高層ビルが５棟、まさに建築中である。ロシア人は言う。”5年以内に倒れる”まだビルが骨組みだけだった頃、主人は、この家に出会った。ロシアへ赴任してきたばかりの彼はもちろん、目の前のビルが倒れるなんていう噂を知るはずも無く不動産会社が話すはずも無いでも彼は、考えたそうだ、ロシアの建設ラッシュはすざましい。建築基準法なんてあるのだろうか。もしかしたら、あのビルは倒れてくるかもしれない。そのときに、この家は潰されるだろうか...。ちょっと離れているから、大丈夫だろう。そう考えて、彼はビルから一番遠い一軒を借りる事に決めたそうだ。借りてから気が付いた。これは、モラルの問題だけれど、ビルで働く人達は、ゴミをポイポい窓から捨てる。軽い物は上層気流に吹かれて飛び交う。重い物は、ふらつきながらそのまま下に落ちる。家の前に時々不思議な物体が落ちているのはあのビルから捨てられた物に違いない。窓に当たっていたら...子供に当たっていたら...。そう考えると怖い。高層ビルが倒れてきたら、直接潰される事は無くても爆風が来るだろう。もう、本当にビルが倒れない事を祈るのみインシャラー

  2005年12月20日

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• あと何秒で青になる?

  週明けの月曜日の朝、街に出掛けたら、各歩行者用信号に不思議な大きな数字の電光掲示板がついていた。それは、あと何秒で青になるとか、赤になるとかをご親切にも教えてくれる掲示板だった。急いでいない人には必要が無いし、急いでいる人には、”あと５９秒も待たなくちゃいけないなら渡っちゃえ”と信号無視を促すような物である。ドライバーにも無用の長物"3.2.1.GO”なんて悠長に待っているドライバーはモスクワにはいない。歩道の掲示板があと3秒になったら、もうブレーキをはずしてよいくらいの感覚。まだ渡っている人のすれすれを縫って走り出す。後部座席に乗っている私も非常に怖いんだから渡っている方はもっと怖いだろう。でも、子供は大喜びあそこの信号は、”75秒から始まった”とか”ここは45秒だった”とか...子供が喜んだって、仕方ないと思うけれどね。そういえば、3桁にはならない仕組みだったようだから99秒までしか使えないのね。そんなことは、どうでも良いけれど、本当にこれで交通事故が減るのか否か税金の無駄使いじゃなかったのかじっくりみさせてもらおうではありませんか。

  2005年12月19日

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• 怖いのは病気と怪我

  突然次男の耳から大量の耳だれが出た。くしゃみをしたときに時に出る大量の鼻水あんな感じの色と粘り気のあるものが耳から大量に溢れ出て”なんだコレは?!!”1ヶ月前にかかった耳下腺炎と関係があるのかしら？こんな時PCの検索はとても便利早速、検索してみたが、大抵の耳だれは中耳炎によるもので鼓膜を破って膿が出てくるため痛みを伴うらしい。本人は全然全く痛くないと言う。痒みも無いらしい。結局どうしたらよいかわからない。病院の緊急に連れて行くか否か。今日は日曜日、小児科の先生がいるとは限らない。医師の知人に連絡して、今日はとりあえず家にある抗生物質を飲ませて様子を見ることにした。痛みが無いなら、そんなに急いで病院へ行く事はないようだ。明日、病院へ行く事にしよう。海外で病気になると大変だ。特に大人は我慢をしてしまうので、悪化する傾向にある10月に足を怪我した小学校の先生は自分流に治療をして良くならず結局冬休みに日本へ帰って手術を受ける事になった。主人は、胃に問題があるとかで、1月に日本へ出張の際、胃カメラを飲むことになった。体調不良だけのためには帰してもらえない。そういう私自身も、人間ドックでいろいろな問題が浮上自覚症状が無いのでのんびりしていたら医師に怒られた。早く日本へ帰って、再検査を受けてきてくださいって。...そんなこといったって、私ってば元気だし子供たちつれて日本へ帰るって言うのは、簡単なことではないのよ!!お金もかかるのよ！！子供たち、置いて行っちゃ困るでしょ!!ウ～んなかなか大変だ。ご自愛ご自愛。

  2005年12月18日

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• クリスマスプレゼントの梱包

  子供たちに見つからないようにプレゼントを梱包して、サンタさんからの分は隠し親からの分はクリスマスツリーの下へ置いた。サンタさんから長男へは天体望遠鏡。なんと1500円くらいの物を発見どんな代物かわからないけれど、見た目は立派なのできっと喜んでくれるだろう。娘には、ボボちゃんのお着替えセット。自分の物でなくても良いのか?私だったら、自分の物が欲しいけれど...。次男にはパトカーのおもちゃ。彼は、回転灯の付いている車が好きである。親から子供たちへは、ちょっと面白い物を見つけた。日本にもあるかしら?3Ｄのパズル。娘が、先日シンデレラのパズルをすごい集中力でやっているのをみてパズルって、実は集中力をつけるのにいいのかもしれないって感じた。喜んでくれるといいのだけれど...。いつも、プレゼントは母親の私が子供たちの分、旦那様の分まで用意して梱包してクリスマスツリーの下に置くのだけれど、毎年、私に誰かがプレゼントを用意してくれる事は無い。ちょっと寂しい。外は雪が降りしきっている。昨日、ターニャさんが作ってくれたボルシチの鍋をベランダに出してあるのだけれど、ふたに雪が積もっている。そろそろ入れないと、凍ってしまうかもね。

  2005年12月17日

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• 熟睡したい!!

  私は、小さい頃から夢見がちな女の子で...ってちょっと意味が違う。私ってば、熟睡できない体質なのか一晩に2シーンくらいの夢を見ちゃうんです。もう、夢によっては、朝疲れきっていることもあるくらい。怖い夢は、ブラックホールや、終わりの無い階段に吸い込まれる夢。昔、苦手だった同級生に虐められる夢。嬉しい夢は、昔片思いだった人がやさしくしてくれる夢。コレは、別の意味でもう一度寝なおして続きを見たくなる。でも、でも、本当は私、夢見なくていいから熟睡したい。熟睡して、朝はパッチリ目を覚ましたいのだ。昨日は、主人の帰りが午前様だった。私は、すっかり寝ていたのだけれど、階下で物音がしたのは覚えている。それからしばらくして5時にまた目がさめた。今度は、パンの焼けるにおいだった。コレは、ミラクルな事なのです。私は、朝非常に鼻の利きが悪いのです。なので、朝、何かのにおいで目がさめるなんてわれながらビックリ。”コレはおかしい”と思って台所へ行ったらパンが焼きあがっていた。タイマーを2時間早くセットしてしまっていたらしい。気がついてよかった。そのまま寝ていたら、パンがパン焼き機の中でつぶれてしまっていたでしょう。(アレは、30分以上ほっとく置くと、つぶれてしまうんですよ）パンを出して、もう一度寝ました。そこで、また夢を見て、疲れて目を覚ましました。それから冷え切ったパンをスライスして、焼いて食べました。焼き立てを食べられなくて、残念だったなあ。ああ、また食べる話で終わる所でした。何がって、私は熟睡できるすべを知りたいのです。知っている人がいたら、教えてください!!

  2005年12月16日

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• しらかばの森

  寒い国でよく見かけるのが、白樺。日本でも信州の滋賀高原へスキーで行った時しらかばがとても美しかった覚えがある。モスクワにも、しらかばの森がたくさんある。というより、はえている木はしらかばとリンゴの木がほとんどのような感じ。もちろんそんなわけは無いが...。この白かばの木が、白い雪に生えてとても美しい。こういう風景の時は、雪は降っていない方がいいみたい。雪が太陽にきらきらひかり、白樺がマットな色彩を放つ。知人のアパートは、白樺の森の中にある。車の窓を一杯に開けて、深呼吸した。空気が美味しい！！時間があれば、車を降りてボーっとお散歩したいくらいだった。ロシアといえば、色々な工芸品があるが、白樺を使った物も多い。白樺の皮に絵を書いた物など、とてもいい感じである。白樺の皮を使った、マラカスなんかもある。皮の部分をちまきみたいに三角にたたんで、中に何かを入れて、棒をつけてあるだけ。とてもシンプルだけれど、味わい深い。あるはずなのに、なかなか見つからないのが、白樺の幹から取れるお水。美味しいらしい。美しい風景の話から、結局美味しい話になってしまいました。食いしん坊の私を許してください。

  2005年12月15日

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• 忙しい朝に限って...

  車のタイヤがパンクした。今日は、朝から夕方まで3つの用事がびっしりと入っている。まるでアイドル並みのスケジュールだ。子供たちと一緒にいえを出るため特殊メイクしてばっちり準備して、車に乗り込もうと思ったら運転手さんが、タイヤにスコスコ空気を入れているではないか？！！ひぇ～それってもしかしてパンク?どうも、何か刺さっているらしい。幼稚園は近いので子供たちは送っていけるけれど、特殊メイクの会場までは行けない模様。がーーーっくり！！私は、家に入って特殊メイクを落とした。むなしい。車がないと外出できない環境があたらめて悲しく、現実として感じられる。ああ、もちろん歩いて１０分のバス停からバスに15分乗ってその後30分歩けば会場には着くんですけれどね。何せ寒くて(今日は0度）...地面はつるつるだし...。特殊メイクだし...。どうせ遅刻だし...。あきらめた！！

  2005年12月14日

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• 天皇陛下72歳の誕生パーティー

  ちょっと早いけれど、天皇陛下72歳のお誕生日おめでとうございます。今日は、大使館主催の天皇た誕生日のパーティーに行って来た。日本人ロシア人問わず大勢の人が集まってお祝いをする。舞台の上に、天皇陛下と皇后様の写真があり、その横に草月の生け花が御所車に生けてありとても綺麗。大使館員の夫人方は、ほとんどの人が着物を着ている。こんなに大勢の人が着物を着ている場面に居合わせることは日本でもなかなかないだろう。やはり、日本人には着物がとてもよく似合い場を盛り上げている。ロシア人は、政府関係の人が多い。その世界に詳しい人にいわせれば、有名人がたくさんきていたようである。日本人は、報道関係の人が何人か来ていた。一人知っている人がいたので、話をしたら”こんなに短時間でこんなに大勢の有名な人と出会える機会なんてあまり無いんだよ!!”って興奮気味に話していた。彼は、とても忙しそうに、あの人この人とロシア人を捕まえて話し込んでいた。リア王に出ている俳優さんも3人来ていた。彼らは、ちょっとクリエーティブな格好をしていてオーラがでていたし、なんと言ってもかっこよかったので目立っていた。ちょっと話をする事が出来た。(ミーハ－な私）日本で、鈴木メソッドというのを習得するために2ヶ月富山と山梨に居たそうだ。焼きそばがとても美味しかったといっていた。お料理は、ロシア料理のほかにお寿司と、それからエビの天ぷらが出ていた。...があっという間に終わってしまった。一つも食べられなかった...クスン。

  2005年12月13日

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• 雪明り

  モスクワは昨日から、ずっと雪が降り続いている。昼間は、パパのアイスホッケーの試合があり、家族で応援に行った...つもりだったが子供たちは、屋内での応援よりも森の中での雪遊びに夢中になった。気温は、マイナス7度、雪は降る降る、降り積もる。白い地面に白い雪が降って、とても美しい。日本も最近物騒になったけれど、ここモスクワも、子供たちだけで遊ばしておける環境ではない。付き合う親は大変だ。なんと言っても寒い。試合に負けて、家に帰ってきたら、またそりを持ち出した。試合で疲れたパパを連れ出して、そり遊びに出かけた。週末にしかパパと遊べないから子供たちは必死である。4時には暗くなり始めるモスクワ。3時半慌てて出かけていった。帰ってきたのは、真っ暗になった7時だった。夜、もう休もうと思ってリビングの電気を全部消したら、ベランダの電気をつけっぱなしだったことに気が付いた。あれ?違った。電気は消してあった。そう、雪明り雪明りで、外がほんのり明るい。とても幻想的で、とても綺麗。しばらく、外を眺めていた。こんなに無心になったのは久しぶり心がほんのり温かかった。朝、外は真っ白だった。家の前をまだ車も一台も通っていないらしい。本当に真っ白。地面が真っ白、その上の空間は、雪が降りしきっている。しんしんまさしくその言葉どおり、しんしんと...。美しいモスクワの冬。

  2005年12月12日

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• チャングム

  韓国の大河ドラマといって良いのでしょうか。その名も”チャングム”今から500年くらい歴史をさかのぼった頃の宮廷の話です。このドラマは、韓国の美味しい食べ物や、綺麗なチマチョゴリそして、きらびやかな宮廷生活を垣間見る事が出来てとても良いドラマだと思います。日本の”大奥”のような女の世界が、韓国にもあったなんてビックリでした。チャングムは、亡き母親の言葉どおり宮廷に入り、王様の食事を用意する仕事につきます。好奇心旺盛で、研究熱心で人一倍優れた味覚を持つチャングムはめきめきと頭角を現していきます。王様にお出しする食事は、美味しいだけでなくそのときの王様の体調に合わせ、身体に悪い物は決して出さないという強いポリシーを持っているため一部の私利私欲に満ちた人達に煙たがられる事もありその素直な性格ゆえ、人に騙されやすく何度か危ない橋を渡る事になります。でも、チャングムはそのたびに周りの人々に助けられ立ち上がって、とうとう皇帝の女医にまで上り詰めるという話です。JSTVでは、週に2回(一回は再放送)放映されています。テレビをほとんど見ない私ですが、このドラマは、ちょっと無理して時間を作ってでも見たくなる見ごたえのあるドラマです。

  2005年12月11日

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• おもちゃ屋さんに下見に行った。

  お部屋が片付かないから、サンタさんは来ないよ。...といったら、すごい勢いで部屋が綺麗に片付いた。娘のほしいといっている物がわからないのでそれじゃ、おもちゃ屋さんに確かめに行こうといって久しぶりにおもちゃ屋さんへ行った。その名も”ジェーツキ－ミール”聞いた事のある名前ではありませんか?このおもちゃ屋さんが、半端な大きさでない。実物大のゾウやキリンのぬいぐるみがあったりする。子供たちは、大喜びである。私は、メモ用紙を用意してさあ、ほしい物が決まったら、お母さんに教えて頂戴。お家でサンタさんにお願いのお手紙書こうね。...って張り切った。子供たちは、あれやこれや迷いに迷って結局決まらなかった。長男は、プレイステーション2のソフトが欲しいという。6000円くらいする。子供のプレゼントとしては高いと思う。娘は、バービーちゃんが欲しいとか、ボボちゃんのお着替えが欲しいとか、女の子らしい事を言っているが、決まらない。末っ子は、車なら何でも良いらしい。いじらしい奴だ。まだ、サンタさんを信じている彼ら夢を壊したくない。仕方がないな、来週、超過密スケジュールだけれど、買いに行ってくるか。子供たちが冬休みに入る前に購入、ラッピングまで済ませサンタさんの分は隠さなければならない。ああそうそう、旦那様の分も何か買わないとね。付け足しみたいで、ごめんね。

  2005年12月10日

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• モスクワ日本人学校も個人懇談でした。

  長男は、学校へ何をしに行っているか。主に遊び。昨日は、個人懇談があった。彼は、家と学校では人格が変るみたいだ。そういう子は、大勢いるらしいけれど...。性格がとてもいいと誉められた。本当？家で、親御さんのやる事をちゃんと見ているから、心やさしく、気配りのできる子に育っています。...って言われて、くすぐったかった。私は、そんなに出来た親ではない。お勉強の方は、得て不得手があるようだ。理解力はあるけれど、暗記が不得手。授業でやった事を、その場で覚えてしまう生徒と休み時間に努力して覚える子がいるらしい。うちの子は、授業中にも覚えないし、休み時間は遊びに忙しい。そして結局覚えない。家では、与えられた宿題しかしない。”やれ～”と言うと、泣く。どうしたら、自ら覚える努力をしてくれるような出来た子供に育つんだろうか...。...と主人に相談したら”う～ん、俺の子だからなあ、俺もそうだったからなあ”そうかあ～、あなたもそうだったのね～。

  2005年12月08日

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• ロシア人にとって、飛行機移動は贅沢なこと。

  ロシア人にとって、国内の移動のための飛行機は、贅沢なことらしい。家の運転手は、ひょっとすると一度も飛行機に乗ったことが無いかもしれない。今日も朝から非常に寒くて、道はガチガチに凍っている。車での移動中、あちらでもこちらでも交通事故がおきていて渋滞を招き、私もレストランでの待ち合わせに15分も遅れてしまった。ロシア人はおしゃべり好きが多い。わが家の運転手も例外ではない。私はロシア語が出来ないので、話し掛けられたくない時はCDをつけて、鼻歌を歌う。でも、今日は、クリスマス休暇の事で、ちょっと話をした。我が家のクリスマス休暇は、無い。悔しいけれど、無い。だけど、運転手はある。29日から9日までの10日間、どこかへ行くといっていた。どこへ行くのかはよくわからないけれど、電車だと24時間かかるところだそうだ。そこへ車で行くとすると14時間掛かるらしい。つまり車の方が早いようなのである。日本で車で14時間くらい走ると、東京ー九州寒くらいかしら?飛行機で行くと2時間くらいでいけるらしいのだが、ここを飛行機で飛ぶと片道20000円もかかるんだそうだ。それが、電車だと2000円くらいでいけるらしい。彼はぼやいた。ソ連時代は、毎年飛行機で行ったんだ。たったの24ルーブル(100円）で行けたんだから。本当?あまりにも安い！！確かにソ連時代、外国への葉書きは2円くらいだったけれど今は66円に値上がりした。33倍である。13年前の33倍の値上げって、すごくない?100円ライターが3300円になっちゃうんだよ。ちなみにソ連時代、私はモスクワから50枚近いクリスマスカードを出して、知るかぎりでは、一枚も届いていない。

  2005年12月07日

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• 幼い子供が巻き込まれる事件...。

  yahooのニュースを見ていると、ここ毎日子供が犠牲になるニュースがあって心が痛む。小学1年生の女の子達、本当にかわいそうで、言葉にならない。周りの大人たち、お友達の子供たち、心にどんなに大きな傷を残した事でしょうか。反対に諏訪で起った男の子の行方不明事件、親御さんは何を思って10キロもの道を小学校5年生の男の子一人で帰したのだろう。多分、男の子が”つまんないから家に帰りたい”とか何とか言ってせっかくの美しい諏訪湖湖畔の散策を楽しんでいたお母さんが頭にきて”それじゃ、一人で帰りなさい”なんていうことになったんだと思う。我が家に起りがちなシチュエーションだから。男の子の無事を祈るばかりです。前々から思っていたことだけれど、性犯罪の犯人は、生涯隔離すべきだと思う。精神の病で、この手の物は直ることは無いような気がする。全く素人の意見だけれど...。”性犯罪の前歴がありますって”公開するという意見もあるらしいけれどそんな甘い事ではいけない。性犯罪は、ダメです。絶対に許される事ではないです。ペルー人の犯人。ペルーで、少女が犠牲になっているそうではありませんか。目が届かない所へ行ったら、また繰り返す。それが性犯罪だと思う。おろかな犯罪者達。事が起らないと動かない警察。子供は、親が回りの人間が守るしかない。

  2005年12月06日

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• 今シーズン初タイツ

  今日は、朝から零下だったので、幼稚園の先生に言われた通り、息子にタイツを用意した。モスクワへ来て私は初めて男の子がタイツをはくことを知り、ちょっとショックを受けた。日本でも、履くのでしょうか?私は、タイツは女のこの物だと思っていました。3歳の息子は、タイツを見たとたん抵抗を始めた。”たいちゅはかないっ！！”ムリヤリ押さえつけて片方を履かせると、もう片方に取りかかっている間にもう片方を脱がれる。プロレスみたいなバトルが10分ほど続き、息子は泣き疲れ、私は息が切れた。服を全部着替え終わったら、すぐに脱ぎにかかる。エンドレスだ－。娘はもうすっかり支度をして、玄関で待っている。私は息子を小脇に抱え玄関前の廊下に下ろした。すぐに逃げ出す息子を捕まえてスキーズボンを履かせダウンジャケットを着せる。泣きわめく息子。”幼稚園いかないっ!!頑張る息子を抱き上げて、そのまま運転手さんにバトンタッチした。車に乗ったら泣き止んだ。彼はもう、何故自分が泣いていたかわからなくなっているんだと思う。まあ幼稚園行ってらっしゃい。きっと楽しい事が一杯待っているんだから。ね！！

  2005年12月05日

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• IWCのウインターバザー

  パソコンの調子が悪いかもしれない。IWCのウインターバザーの日記を書いていたら、終わり頃にばっさり消えた。それで、また書き直しているのだが、この国で、パソコンが使えなくなるとかなりつらい。何しろ古いパソコンである。でも動いているので、新しいのを買うのを躊躇している。まあそんなわけで、また始めから書き直すことにする。モスクワにはIWCというグループがある。フルネームはInternational　Womens　Club。モスクワにいる外国人女性または外国人と結婚しているロシア人女性が対象である。毎年12月3日にホテルを借りて大きなバザーをする。今年は、たまたま土曜日に当たったためすごい賑わいになった。世界80カ国から出店があり、珍しい物をたくさん見ることができた。日本ブースも会場の一角にあり、すごい賑わいで覗く事も出来ない。レストランブースもある。今年は、人気のフランス、タイ、日本、からの出店が無くタイ料理を期待していた私はちょっと残念。子供たちは中華のコーナーで肉まんとゴマ団子。娘は、デザートにケーキ私は、マレーシアカレーに挑戦。初めてのマレーシアカレーはとてもからかった。でもピーナッツと一緒に食べるマレーシアカレーはとても香ばしくて、とても美味しかった。リピーターになりそう。主人は、ワインをしこたま買い込んで、それに合うおつまみも購入。食べる物ばかりだ。そうそう、アルゼンチンの黒牛のステーキの固まりも買った。コレは、帰宅してから厚さ3センチくらいに厚切りして塩と胡椒だけで食べたら、涙が出るくらい美味しかった。何しろロシアに来てからと言うもの、牛肉のまずさに辟易していたのだから、このアルゼンチンの牛肉は絶品だった。私はドネ－ションコーナーで新品のレゴセットとアメリカブースでマフラーを子供たちに。インドコーナーでコットンのブラウス、タイコーナーでバック。エストニアコーナーでフェルトのネックレスを購入。子供たちは、子供コーナーで、たくさん遊び、大人も子供も満足の一日だった。

  2005年12月04日

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• 2000年1月生まれ、入学説明会

  先日モスクワの日本人学校の来年4月の入学予定者の保護者説明会がありました。日本人学校の生徒数は、小学部から中学部までで、約80人です。一番多いクラスが14人｡一番少ないクラスは、中3で4人。去年の一年生は4月当初7人でした。ところが先日説明会に集まったご家庭はなんと21家族。前代未聞の数だそうです。2000年前後は出産ラッシュ。狙ったわけではないけれど、我が家もそんなことになったわけです。保護者からの質問”机は足りますか?”でも、モスクワだけの現象かもしれないですね。なぜなら、モスクワは今バブルの真っ最中。外国資本がどんどん参入してきています。日本からも新しい企業が入ってきているのも確かです。はてさて賑やかになりそうな新一年生。娘同様、親も楽しみです。

  2005年12月02日

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• 食料買出し

  一ヶ月ぶりに、AWAH（アシャンと読む）へ食料の買い出しに言ってきました。子供たちが伝染病の疑いで家にいなくてはならなかったので、途中食料が切れて、主人や知人に最低限の買出しをお願いしていたのですが、昨日やっと子供たちの自宅待機が解除されてそれぞれ学校、幼稚園へ行ってくれた為、身軽になり早速買い物に行ってきました。それにしてもAWAHは安いです。ちょっと郊外のせいかもしれませんが、ロングライフの牛乳1リットル19ルーブルです。日本円で80円くらいかな。街中のお店だと100円くらいします。いつも24個入りケースで買って来るので、500円もお得なんです。子供たちが牛乳をせっせと飲むので、あっという間になくなります。私の信州の実家では、近くの牧場から絞りたての牛乳をタンクで買って来て大鍋で沸かして飲みます。夏休みにその牛乳を飲んで、子供たちは本物の味を知りました。タンクで買って来る牛乳があっという間になくなるので、おばあちゃんは3日と明けず軽トラックで牧場へ通いました。軽トラックの荷台には、おまわりさんに見つからないように毛布を引いて子供3人川の字になって寝転び、空を見ながら行きます。たったの1キロくらいの田舎道を走るのですが、子供たちは大喜びでした。ロシアへ戻ってきて、ロングライフの牛乳に戻れるかちょっと不安でしたが、何も言わずに戻ってくれました。親は、ちょっと無理ですが...。ロングライフの牛乳は、美味しくないです。でも、ロシアにきて何回かフレッシュ牛乳を試して、値段が高い割にはくさっている確率がとても高いし、そう度々買い物にもいけないの諦めました。今日は、朝起きたら外が真っ白でした。一晩中雪が降って、今は雪になったり雨になったりしながらまだ降り続いています。街中は、クリスマスのデコレーションが始まっています。山下達郎の”ラストクリスマス”を聞きたくなってamazonにアクセスしたけれど届くのはクリスマス過ぎるという事に気が付いて買うのをやめました。さびしいな～！！

  2005年12月01日

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• ジン君

  今日も日記を書こうと思ってここまでたどり着くのに､あっちをクリック､こっちをクリックしていたら、海外在住の利用者のリストが出てきた。1000件まで見たけれど､ロシアに住んでいると明記してあったのはジン君一人だった。ジン君?あのジン君?私の大好きなジン君?ジン君のママに電話しようかと思ったけれど､やめました。ママには秘密かもしれないものね。コメントしようと思ったけれど､やめました。ジン君､ママのお友達に知られたら嫌かもしれないものね。ジン君は､とてもしっかりしていて､下級生の面倒見が良くて､皆に慕われていて、笑顔のステキな好青年でした｡日本人学校を卒業して､他の国の日本系の高校へ行ってしまいました。先日､バザーの時に駆けつけてくれて､うれしかったよん。頭がウニのようにぴんぴん立っていて､かっこよかったよ。家には､3人もてのかかる子供たちがいるけれど、ジン君みたいに育ってくれるといいな。でも、ジン君のママもとてもステキなひとだものね。おばちゃんは、この3ヶ月間、とても落ち込んでいて、ジン君のママにとても助けてもらったんだよ。あのママだから、ジン君みたいなかっちょいい奴が育ったんだね。今は、寮暮らしで、楽しんでいるかもしれないけれど、ママは、寂しがっていたよ。時々葉書きでも書いてあげてね。思わぬところで、出会えたので嬉しくてなんだか、日記ではなくて、ジン君へおばちゃんからの手紙になってしまいました。

  2005年11月30日

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• ロシアの家庭料理

  月に2回くらいベビーシッターを頼んでボリショイバレエを見に行く。ベビーシッターのターニャさんはお料理が上手なので、夕食の準備もお願いする。いつもスープと､小さなチーズパンケーキを作ってくれる。それがとても美味しい。次女と末っ子はロシアの保育園に通っている。ロシアの保育園は､10時に朝食､1時に昼食､4時に夕食が出る。つまりおやつが無くて､ご飯３食なのだ。共産国時代の食料調達が大変だった頃の名残なのかもしれない。2人の子供たちは､幼稚園で3食食べて家でもばっちりご飯を食べる。つまり一日５食｡大きくなれよ～！！そんな2人はロシア料理が好き。私が作る日本食より､好きらしい。反対に長男は日本育ちの日本人学校生。朝は､たった一人ご飯にふりかけ､夕食は味噌汁。たいていの子供が好きなクリームシチュウなんて”げー”とぬかしより頭にきてしまった。この先､どんな国に行くかわからない。その国々で現地の人に頼んで家庭料理を味わいたいと思う。

  2005年11月29日

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