ＣＯＣＯの子育て奮闘記 in ＪＡＰＡＮ

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  運転手はオットセイ

  　　　　　　　朝、モスクワっ子なら誰でもが知っているとロシア人のアリョーシャが教えてくれたお花の市場へ行った。運転手に”キエフ駅の近くの、お花の市場へ連れて行って”といったら”ニズナーヨ(知らない)”と言われた｡でも、モスクワっ子なら、誰でも知っているって、アリョーシャは言っていたよ...。あなた、自分はモスクワッ子だって、いつも言っているじゃないの、お花の市場知らないの?”運転手は、ひたすら”ニズナーヨ”を繰り返す、あの外人独特の両手の手のひらを上に向けて手を広げて知らないを繰り返す。その姿は、オットセイそっくり。あなたはオットセイか...。結局、運転手が近くのタクシードライバーに聞いてくれて、お花の市場へ無事行ってきました。ロシア人はとにかく”バラ”が好き!!いろいろ細かい事を言わないと、ブーケはバラとグリーンだけになってしまう｡いろいろ言ってみたけれど、結局花束はバラとグリーンだけの物になってしまいました｡つまらないけれど、しょうがない!!トップの写真は、近くの公園にある大きな十字架です。最近わかったのは、この十字架はチェルノブイリの遺族を弔う物でした。ロシアに来るまで、チェルノブイリの事故は知っていても、それがロシアのどのあたりにある町なのか知りませんでした。あの事故から20年経った今、あの土地の土にまた野菜が植え始められたそうです。その野菜は、地方に発送され私たちの口に入る可能性も充分にあります。本当におそろしい、そしてあってはならない事故だとつくづく思いました。日本にも、原子力発電がありますね。必要とわかっていても､こう身近にチェルノブイリの事故を感じる物があると､その危険性を嫌でも思ってしまうのです｡チェルノブイリの十字架から振り返ると、この教会が有ります。この教会はソ連時代から基礎だけは有ったそうなのですが、上がたたったのは、ほんの10年程前のことだそうです。その頃この教会へ通う信者さんたちが使っているバスが”666”番でした。キリスト教にとって、666は不吉な番号です｡(オーメン)それで、信者さんたちは、バス会社に掛け合って、バスの番号を変えたそうです。現在の番号は”616”番。信者さんたちは、安心して、教会へ通えるようになったそうです。   

  2006年06月19日

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  モスクワ日本人学校、運動会

  日本人学校の運動会が、無事開催されました。前日の友人の雨乞いの甲斐あってか、なくてか、非常－に中途半端なお天気で始まった運動会でしたが、暑すぎるよりは、多少寒いくらいの方がまだマシ...日焼けの事もあり...。でも、準備体操を半袖半ズボンでする子供たちは、ちょっと寒そうでした。中学部の大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんが小学一年生の手を繋いでの入場行進には、ちょっとジーンとする物がありました。一年生は、入学してからまだ2ヶ月しかたっていないのに、もうみんなちゃんと並んでかけっこ、太鼓の踊りも、とても上手に出来ました。お兄ちゃんたちも、組み体操がはじめての挑戦でしたが、何度も練習を重ねて、ちょっとの痛さも我慢して、きちっとかっこよく決める事が出来ました。　　　　　　　　　　　　　 子供たちの成長が、とても頼もしく感じられました。チビ助も、未就学児のかけっこに参加しました。最初は、恥かしがって走りたがりませんでしたが、”ホラあそこにお菓子があるぞ!!”と言うパパの掛け声で”パッ!!”と笑顔になり、すごいダッシュで駆け抜けました。日本人学校は、全校生徒が100人と少ないので、参加種目が沢山あります。高学年の子供達も役員の大人も、準備に大忙しでした｡時々参加して、後は応援しているだけの私たちは、本当に楽しい時間があっというまに過ぎました。大人も参加の”コロブチカ”を皆で踊って　(中学校の文化祭以来だけれど、意外と体が覚えていてびっくりしました)　楽しい運動会でした。 

  2006年06月18日

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• 気ばかりが焦る

  今日は、一日雨が降りつづけました。明日は、日本人学校の運動会です。子供たちは、明日に向けて、毎日へろへろになるまで練習を積み重ねてきました。組み体操は、ちゃんとバランスが取れるようになったようですし、一年生は50メートルをまっすぐはしれるようになったそうです。明日が楽しみです。でも、半面母親の私は不安でもあります。明日は、お弁当を作らなければなりません。ちゃんと早起きできるかな、お弁当ちゃんと作れるかな、何入れようかな、今日は雨がたくさん降ったから、明日は完全防水のビニールシートをもっていかないといけないな...不安は尽きません。子供たちが頑張っているんだから、母親も頑張らないとね。パパも、チビ助も、出番があるのですよ。良いお天気になるといいね!!ただひとり、パパが出張中で運動会に来られないので、”雨が降って２０日に延びろ～って雨乞いしているMさんがいることを、私は知っている...。

  2006年06月16日

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  アンパン第２弾

  見てください!!前回に比べたら随分見た目が美味しそうに出来上がったアンパンです｡今回は、生地を自分で作らずに、アッシャン(フランスではオーシャン)に売っているピロシキ用の生地を使いました。もう2次醗酵まで済ませてあるらしきパン生地ですが、日本の普通のスーパーの持ち帰り放題のビニール袋に入れられて、売り場にほいほいと積み上げられています。一袋50円くらい(安い!!)我が家は、それをピザ生地にするため、冷凍庫に常備しているのですが、ふと思いつき、これでアンパンを作ることにしました。そしたら、これがなかなかいけるんですよ!!ちょっとぱさぱさしますけれどね｡ちょっと食べ応えのあるアンパンっていう感じ。でも、美味しいんです｡子供たちは、熱い熱いと言いながら食べ、主人も満足、私もちょっとだけ食べる事が出来ました。そうそう、ちゃんと中身が出ないように気をつけて包んだのに16個作ったうち、7個がパンクしちゃったんですけれど、なぜだかわかる方がいらっしゃったら、教えてください。 

  2006年06月14日

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• 5億円のシャツ

  先週のトルコ大使公邸でのバザーに続き、今週は、インド大使公邸でのバザーがつづき、私の好奇心を満たしてくれた。トルコ大使公邸は、それなりに広い館だったけれど、お庭が狭く、その狭いお庭にトルコの飾り物や、食べ物が並んだ。私は、トルコのの焼き物が気に入って、小さなお皿と、掛け時計を買った。そして今週は、インド大使公邸だった、インド大使公邸は、インド大使館の敷地内にあり、その敷地はかなり広大、そして建物も、お城のようにゴージャスだった。でもバザーはやはり屋外で行われ、民族衣装を身にまとった人々がきらびやかに会場をもり立てていた｡たくさんの手工芸品のあるコーナーで、素敵なブラウスを見つけた。”いくら”って聞いたら、お店の人の返事が”1200,000ルーブル”...え？ゼロが多すぎて換算できない...。とりあえず、手放した、落ち着いて換算してみたら”5億円”絶対、彼女間違っている。1200ルーブルだったら、私買ったのに...。返す返すも、素敵なブラウスだった。トルコ大使公邸のときは、まったく大人対象だったので、子供たちはつまらなかった。ところが、今回のインド大使公邸は、入口を入ってすぐがゲームコーナーだった。子供たちは、もらったお小遣いで、ゲームしまくり。とても楽しかったようだ。レストランでは、なかなか決まった物しかオーダーできないインド料理も、目の前に広げられるいろいろなもの珍しいお料理が並ぶ飲食コーナーで、私たちは、あれもこれも頼んで、どれも美味しく頂いた｡良いお天気も手伝って、大人も子供も楽しいバザーでした。

  2006年06月12日

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• シュプレヒコールがこだまする

   昨日は、旦那はいつもより早く帰ってきてくれて、”やっと肋骨を折った妻を気遣って、早く帰ってきてくれたか...”と思っていたら、”夕食はまだか?”って...。どうも、ドイツ大使館で、サッカーの観戦があるから行きたいらしい。今帰りがけに、ちょっと覗いてきたら、ビールはふんだんに用意（有料）されているんだけれど、おつまみが何もなかったので、車置きついでに何かお腹に入れていきたかったらしい。彼は、焼きたてのハンバーグを2－3こ口に入れて、長男を連れて急いで出かけていった。我が家からドイツ大使館まであるいて10分ほどである。ドイツ大使館へ戻った時には、もうすっかり試合が始まっていて、大型スクリーン（4メートル掛ける6メートル）のほうの会場は、一杯では入れなかったので、カフェテリア（なんておしゃれ!!）にある小さな画面（それでも充分大画面）のほうで見たらしい。ドイツ対コスタリカみんな、ビールを飲みながら興奮してみていたそうです。試合の最後の方では、シュプレヒコールが、”ドイッチェランド!!ドイッチェランド！！”と大会場の方から漏れてきて、非常に盛り上がって楽しかったと、2人は上気して帰って来ました。なんだか楽しそうな、男2人です！！

  2006年06月10日

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• なぜ､ヒュンダイ？

  モスクワには､世界中の車が走っています。我が家の運転手は､車が大好きです｡そしてチビ助も車が大好きです。最近､チビ助と車に乗っていたら､突然"ヒュンダイ!!ヒュンダイ!!"と叫びだしました。確かにヒュンダイマークの車が走っています。それにしても､フランス生まれの日本人なのに､なぜ最初に覚えた車のマークがヒュンダイなの?ちょっとショックを覚えた私。それからの彼はすごかった､あっというまに車のブランドを覚えていった。毎朝､毎夕､運転手とそんなことを学びながら帰宅するらしい。ボルガ､ジグリ､アカ、ラーダ､ロシアの車も覚えた。アウディ､ジャガー、BMW､ベンツ、フォルクスワーゲン、ボルボ、ルノー、フォード、ポルシェ、プジョー、ハマーという軍用車までおぼえた。トヨタは覚えたようだが、日産はマークの印象が薄いらしい。ホンダのマークは"ヒュンダイ"と似ているので、間違えるのは仕方がない。でも何か、すごい記憶力だぞ、頑張れチビ助!!でも君が、世界に誇る車大国の日本人だということを忘れてはいけない!! 

  2006年06月09日

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  ロシアの郵便事情

   　　　　　　　　　　　　　　クレムリンの中には､簡単に一般の人が入ることは出来ません。まわりを取り巻く城壁が外部からの攻撃を防いでいます｡でも､中には､とても美しい教会や､官庁､そしてクレムリン大宮殿もあります。ここ数日､とても寒い｡気温が10度くらいにしかならない。子供たちは､校庭で運動会の練習をしているのだけれど､寒くないのか?空を舞うトーポリ(綿毛)が､雪に見えてしまう。私は､家の中で手足が冷えて仕方がない｡長袖のシャツの上に長袖のジャンパーまではおって､スカーフを巻いている。ロシアは異常気象だって､そういえば､ロシア人のお母さんが言っていたっけ...。4月23日付で､日本から荷物を送ってもらった。中身は､息子が”子供チャレンジ"で毎月テストを提出して(日本に郵送)それが返ってきた時に貼ってあるごほうびのシールを貯めてゲットした､”釣りざお”と､我が家のエプソンのプリンターのインクカートリッジ。もう一ヶ月以上になるけれど､届かない｡昨日は､5月23日付の､月便の荷物が届いた｡．．．ってことは紛失したってこと?ショックだ...。今まで､カナダ､アフリカ､フランスと渡り歩いて､郵便事情が日本ほど良かった国はない。日本は本当にいい国だな～!! 

  2006年06月08日

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  ロシアのレントゲン

  　　　　　　　　　　　　　有名なロシア民話”大きなかぶ”です｡大きなかぶをおじさんが引っ張って抜けなくて､おばあさんが手伝って､娘が手伝って､犬が手伝って､猫が手伝って､最後にねずみまで手伝って､とうとう大きなかぶが抜けました。大きな問題も､皆で協力すれば解決しますよと言う､ありがた～い教えです。人形は､指人形になっていて､全て後ろのかぶの入れ物に収納されます｡もちろんロシアらしく木製の手作りです。３００円くらいだったかな～!! 昨日は､骨折の事で沢山のお見舞いのコメントを頂きまして､ありがとうございました。COCOは幸せ者です♪みなさんありがとう！！今日は､昨日に引き続き､レントゲンを取りに行ってきました。昨日は､病院に通訳さんがいなかったので､レントゲンを撮ることが出来ませんでした。ところが､とったレントゲンがとってもダークで､骨がよく見えないんですよ。”ちょっと､暗すぎて見えないけれど､折れていないみたいだね｡””でも､触診では､折れているみたいだから､とりあえずサポーターと湿布で様子を見ましょう”って...。う～ん､大丈夫か私？！！   

  2006年06月07日

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• 生まれてはじめての骨折

   昨日は、とても暑かったので早々にシャワーを浴びて、スポンジで身体をこすっていたら"ポキッ"っとかわいい音がして、肋骨が折れてしまいました。アレルギー性の咳がひどく出て土曜日からなんとなくわきばらが痛かったので、折れやすくなっていたのかもしれません。今朝、ドクターのところへ行って、骨折を確認してからサポーターを巻いて、一息ついたところです。それでも、咳は相変わらず出るので、咳のたびに痛みと戦っています。今日は､家にお客様を呼んでいたため､お昼にえびグラタンを作ろうと思い、えびを解凍してたので、さてこれから、えびを使って、何かを作らないといけません。骨は折っても、主婦は安静にはしていられませんね。今日は､自分の事で手一杯で､残念ですが皆さんのところへ遊びにいけません。後日まとめてのお楽しみにする事､お許しくださいね!!

  2006年06月06日

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  雷鳴のち晴天

   　　　　　　　　 ジョストボ塗りのお盆です。このお盆は､金属のお盆に描かれています。大中小様々お値段もいろいろですが､納得できる物は､それなりに良いお値段がします。この３点は､壁に３つ並べてかけようかと思って買いました。今日は､朝６時半にすごい嵐で目がさめました。落雷と稲光が秒刻みで落ち､雨が窓をうち､風がのた打ち回る､ひどい嵐でした。今日は､子供たちの友達を家に呼んでいたので､この嵐では外で遊べないな...って思ってよっぽど中止にしようかと思ったのですが､ロシアのお天気は､とても変わりやすいので､様子を見ることにしました。早起きして時間があったので､チョコレートケーキとプリンを朝から作って､お弁当も３つ作って､子供たちとパパを見送った時には､もうすっかり嵐だったのがウソのようなお天気になっていました。チビ助は､お兄ちゃんたちのお友達が家に来る事を察して､幼稚園に行きたがりません。約一時間格闘して､幼稚園の先生にパスしました。泣き叫んでいました。早帰りの娘のお友達９人、女の子ばかりが家に帰ってきたのは､２時半頃でした。いっきに宿題を済ませて､いっせいに外へ飛び出して行きました。ロシアで､土の上の公園で､子供たちを自由に遊ばせられる環境は､とても少ないので､みんな大喜びでした。女の子を､こんなに大勢呼んだのは､初めてでした。女の子と男の子の遊びって､本当にぜんぜん違うんですね。面白かったです。女の子は､ピーチクパーチクそれぞれが言いたい事をしゃべりまくり､それは賑やかです。おもちゃの部屋も､男の子みたいには散らかりませんでした。でも､帰った後には子供用の香水の匂いがプンプンと...。笑みがこぼれました。４時にお兄ちゃんが男友達７人と帰ってきました。いきなり､ゲームをはじめました。親が一言いってやっと外へ出てゆきましたが､すぐに汗だくになって帰ってきました。家に入り､またゲーム､漫画を読む子もいます。今日は､フェーン現象で､とても湿度が高い上に､とても暑くなったので(車の温度計３０度)子供たちは､家の中のほうが涼しかったようです。お母さん達も大勢来てくれましたおしゃべりを一杯しました。ロールケーキや紅茶ケーキ、アンパンまで作ってきてくれたお母さんが何人もいたので､お腹一杯食べました。海外にいると､ケーキや､日本のお菓子を作ることが上手な人によくお目にかかります。子供たちも､汗一杯かいて遊んで､一杯おやつ食べて､楽しかったみたいです。朝一番､心配だったお天気でしたが､今日は､ロシアの変わりやすいお天気に感謝でした。

  2006年06月05日

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  衣替え

  庭先に咲く､アネモネ。モスクワは､今朝半袖半ズボンでも良いほどに暖かい一日の始まりでした。この週末で､どうしてもしなければならないことがあります。それは､"ころもがえ”今まで､いろいろな国を回ってきて思うのは､衣替えをするのは､日本だけのようです。ここ､モスクワでも､一年中暑かったり寒かったりで､セーターは仕舞い込むことが出来ません。なので､一年中出しっぱなしなんですね。でも､海外においても狭い我が家では､出しっぱなしにできるスペースがありません。なので､年に2回の衣替えをします。長男が着て小さくなった衣類は､2年後にチビ助がきるために仕舞い込んで。娘とチビ助が着て小さくなった物は､寄付の袋に入れて､クツは洗って､コートは洗濯して､娘が着たもので､男の子も使えるものは､そのまま来年の冬物の袋に入れます。ユニセックスの衣類は､子供たちが3人で着まわしたので､なかなか年季が入ってヨレっています。でも、ブランド物は､さすがにまだ日本人に回せるほどしっかりしている物が多いです。定価で買うと目が飛び出るほど高いブランド物も､バーゲンへ行って半額くらいで買ったりして､それを3人で着たなら､もう大満足です。これは､娘を抱っこして､電車で後楽園のバーゲン会場まで買いにいったな...なんて思い出にふけりながら､衣類を整理する､これもちょっと楽しかったり､切なかったり。皆さんがお住いの御国では､お国の方たちは､衣替えをしますか?

  2006年06月03日

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  板ばさみだな～

  先日ここに愚痴を書いた幼稚園の卒園会は､親の面子を優先したため､集金作業の方は滞りなく終わり､日本人学校のお母さん達の方からはクレームが出なかったのだけれど､反対に､幼稚園のお母さん達から､"たかが集金のために､卒園式を休むのはおかしい"と言うことでクレームが出た。ふう､お母さん一人じゃ足りないよ...。モスクワは､冬が長い。子供たちは､運動不足になりがちである。特に､ボールを投げる力が､日本の平均に比べると劣っているという。しかし...。 昨日､長男のクラスで母子対抗ドッチボール大会があった。去年の時に比べたら､随分投げるボールのスピードが増して､的確に狙ってくる。子供たちの逃げる足も速くなっている。気が抜けない。お母さん達は､キャーキャー言いながら走り回って､受けて投げて...負けた。2年生の時に比べたら､びっくりするような成長でした。これで､平均より劣っているなら､日本へ行ったら怖いな～!!モスクワ川のこちらから見たワシリー寺院。その後ろに､赤の広場がつづき､レーニン廟がある。

  2006年06月02日

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• リンゴの花

  高機能エディタにすると､”□”しか入力できないのは､なぜでしょう??? とりあえず､従来のエディタで､入力開始します。モスクワは､今､リンゴの花が満開です。写真をとろうと思いましたが､曇り空にリンゴの花が消えてしまうので､綺麗に取れませんでした。モスクワへ来た当初､一番驚いたのは､モスクワには､リンゴの木がとても多く､特に街路地にリンゴの木が植えられているところが多いことでした。このリンゴの花は､摘果もされないので秋になると､小振りりのリンゴがたっくさん実ります。そのリンゴが､色づく頃､いつのまにか誰かが実をもいで持ち去ってしまいます。下に落ちた実も､また誰かが拾い集めます。時々､市場や道端で､そうであろうリンゴが安く売られています。ロシア人は言います。街路地のリンゴは､"毒リンゴ"確かに､すごい量の排気ガスにさらされています。その昔､ソ連時代､まだ車が少なかった時代。人々は､列に並ばないと食料を手に入れられない時代がありました。そんなときにも､国民がお腹一杯リンゴを食べられるようにという､お国の配慮だったのかもしれません。そんな風に考えられるくらい､モスクワには､リンゴの木が多いのです。

  2006年06月01日

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  海外にいるもどかしさ

   　　　　　　　　　　　 たぶん枝垂桜だと思うんですけれどね...。こんな形に選定してしまうなんて､ちょっと美しくないと思うんだけれど...。きのこみたいでしょう。お花をアップすると､こんな感じです。ひとえの枝垂桜って､ありますか？　　　　　　　　　　　日本で､期間限定で売られているものがほしい､でもそこまで行かないと手に入らないから､手に入れられない､自分が日本にいたらすぐに飛んでいくのに...。と思うものがあります。ボリショイの劇団員のプロフィールが日本語で書かれているパンフレット。ゴールデンウイークの間､ボリショイバレエが日本公演へ行っていました。その頃日本に里帰りしていた人が日本にいるご家族とボリショイバレエを見に行った際に､このパンフレットを買い求め､持ち帰ってきたのを､今日見せてもらいました。それはそれは､美しい､そしてわかりやすいパンフレットでした。是非手に入れたい...。海外に住んでいても､あまり不自由は感じないけれど、こんなふうにすごくほしい物が手に入らないときは､やっぱり､日本へ帰りたいな～って思ってしまうのよね～!!

  2006年05月30日

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  31アイスクリームならぬ．．．

                        31アイスクリームというのが、日本にはありましたよね。記憶が定かではないのですが、間違っていたらごめんなさい。主人が、お昼のお散歩のときに買ってきてくれたフランスパンに巻かれていたこの紙にかかれているのは、"31　cuisine”cuisineというのは、フランス語で"お料理"です。ちなみにこのパン､やっぱりロシアのフランスパンでした。中に気泡がない。残念でした。なかなかおいしいフランスパンに出会えないな～。

  2006年05月29日

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  こんなにちっちゃいのに?

  マトリョウシカは、日本の"こけし"がルーツなんだそうです。そして、何でも”いりこ"にしたがるロシア人が、重ねて入れられるようにしたんですね。マトリョウシカは、全てを出して飾らないとあまり意味がないと私は思うので、かわいいのを見つけても、ただの飾り物に過ぎないマトリョウシカを買うのはひかえていました。とりあえず、我が家にはひとつだけ５つ重ねのマトリョウシカがあり、それで全てにするつもりだったのに…。また買ってしまいました...。どうですか、この小ささ。ちょっと指で炭酸電池の大きさを思い出してください。このマトリョウシカガですよ...なんと、１０個がさねです！！しかも、みんな美人さんです。最後の一人だけ...何も書いてありません。ただの爪楊枝の頭みたいなのがコロンと１０番目...。自分で何か書いちゃおうかな?!!出して飾っておくと、最後の３人くらいは簡単になくなりそうなので、このマトリョウシカは、全部出さないで飾る事に決定。もう、マトリョウシカは買わないぞ!! 

  2006年05月28日

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  究極の選択

   昨日、写真をアップした猫ちゃんは、アフリカ時代からつれまわしている我が家のねこちゃんです。子供が生まれる前から家族の一員である13歳のバ-ブシカ（おばあちゃん）です。甘えん坊で、甘え上手で、食いしん坊なバ-ブシカです。よろしく～!!幼稚園から、卒園式の招待状がきたのは、ほんの先週のことです。卒園式は、5月30日(水)　17時から始まります。今は、一年生になった長女が、この卒園式に列席する事になるのですが、実は他に用事が重なっていて、悩みました。母親の私が小学校のある行事の集金係になっているのです。この集金係は、順番に回ってきて拒否する事が出来ないため、誰かに代わってもらうことが出来ません。それが、なんと卒園式に重なってしまうとは...。なんて運の悪い事...先ほど、幼稚園の先生からも電話がきて、"2年も一緒に学んできたんだし、人生で一度のことだから..."って説得されたんだけれど、私は、小学校の一部のお母さん達が怖くて、誰かに交替を頼む事が出来ません。まして、もう小学校に入っている娘の事ですから、陰でいろいろ言われる事でしょう。そんなわけで、私は、卒園式を娘に知られないように注意し、現在通園していて発表会の練習を一生懸命しているチビ助もお休みさせて、子供たちを連れて集金へと赴かなければなりません。なんだか納得できないけど!!愚痴を聞いてくださって、ありがとうございました。今モスクワは、お花が咲き乱れています。今日は、香りのよいライラックをアップしました。     

  2006年05月26日

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  春の音

   　　　　　　うちの子育てちゃいまんねんけど...。(この大阪弁の使い方、あってるよね!!大阪弁好きだわ～)上の写真の、真中の四角い穴のパイプは、駐車場に続いている。何の穴かはわからない。最近、この中に子鳥が巣を作ったらしい。小鳥が出入りしてが、ばさばさやっているな...って思ったら、２－３日前卵が孵ったらしい。雛の声がピヨピヨ、一日中元気に駐車場にこだましている。その声は、２階のリビングにまで聞こえてくる。私たちは、朝食を雛の声を聞きながら食べる、これが結構楽しい。家の中にいながらにして、外でご飯を食べているみたい。ベランダに、パンのくずをまいている。そこに何羽もの鳥が集まって餌をついばむ。最近、お天気の良い日には、リビングのドアを開けていることがある。硬くなったパンをベランダに置いておいたけれど、ぜんぜん減らないのでのでおかしいと思っていたら、犯人を発見した。　　　　　　そこでお昼寝ってどういうことよ!!ハイハイ、悪かったわね。   

  2006年05月25日

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• トンチキな彼

  人の話を聞いている振りして聞いていない人。家の旦那。会社の人事の公募があった時、私は、南アフリカにすんでいた人にいろいろ聞いて、日本人学校は、会社のあるところから結構離れていることを聞き、”日本人学校へ通うのは無理なようだよ”っていったのに、彼は南アフリカを第2候補にした。私たちは、10年以上前に南アを旅行した事があり、大好きな国のひとつである...のは間違いないんだけれど、子供たちつれて住むとなるとまた別問題。昨日、彼はたまたま何かの資料で、会社と日本人学校が離れている事を、活字によって確認したんですね。それで、やっと、日本人学校へ息子達を通わせることは無理だという事に気がついて、南アの方の応募を取り下げてもらいたい旨、人事課に連絡したそうです。人事課では、実は内密に南アフリカへ彼を移動という方向で動いていたらしく...どうなっちゃうんでしょう...。それなら、最初から私の話を良く聞いてから、応募してよ～！！”はあ～まったくです...。”主人が反省した夜。    

  2006年05月24日

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• なんて贅沢な不平不満

  間違いなく海外生活でなければありえない不平不満それは今朝の長男の一言"え～イタリアへ行けないの～?"あんまり、文句タラタラなので、"日本にいる子供は、そんなことは言わない!!"って怒っちゃいました。外国にいると、子供たちは、どんどん贅沢になります。お土産に頂いた"虎屋の羊羹"しか食べた事がないので、生協の羊羹は食べられない...とか。ドラ焼きは、どこのお店のが一番おいしい...とか。片手チョップを入れたくなります。そして、うちのみたいに、夏休みは、イタリヤじゃなきゃ嫌だとか言い出すんですね。く～！！昨日、主人と話し合って、とりあえず、夏は日本へ帰ることになりました。日本で次の転勤にそなえて、買い込むものがたくさんあります。また今年も、海にはいけないのかあ…。まあ、日焼けによる染みが出来ないでよい。って事にしよう。      

  2006年05月23日

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  私たちの夏休みは？

  ロシア人が自慢するアララットという面白い名前の､ブランデーです。下手なフランスのブランデーよりおいしいです。金曜日に､扁桃腺が痛かったので､やばい...と思っていたのですが､土曜日にチャリティーのバザーがあったため張り切って出かけたらやはり帰宅したときには､すっかり具合が悪くなっていて38度も熱が出てしまいました。日曜日には､少し熱は下がったのですが､体が痛くてベッドから離れなくて一日中グータラと寝ていました。そして､今日月曜日､喉の痛みは相変わらずあるものの熱は下がったので､起きました。今日は午後から小学校のミーティングがあるのでその前に病院へ行ってきます。バレエは､今日も休みました(いつになったら､行けるんじゃ?)ところが嬉ことに､アレルギーの方がぴったりと終わりました。鼻もくしゃみもぴったりなくなって､今は,のどの痛みと咳､それから顔のむくみ､これは扁桃腺炎から来るものだと思います。この喉の痛みさえなくなったら､私は元の元気いっぱいなＣＯＣＯに戻れます。早く､喉の痛みよ去れ～。主人の応募した公募の結果が出ないので､私たちは､夏休みの計画を立てられずにいます。もし8月に､転勤が決まると､夏休みの許可が降りないことになります。(引継ぎやらなんやらで､忙しくなるため)キャンプ場に予約を入れたらキャンセル料を取られます。ＪＡＬもしかり。でも､今から予約を入れないと､もういっぱいになってしまうでしょう。早く結果が出てくれないかな...。夏休みを､ただただ無駄にしたくないので､早く結果を知らせてください人事課様!! 

  2006年05月22日

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• ロシア式､とっさの時の消毒方法

  エ?!!なんで消えたの?この一時間の私の努力はどこへ行っちゃったの?言っても仕方ないけれど､愚痴らせてください。絵文字を入れようとしたら､突然全部消えました。もうやんなっちゃう...と言いながら、もう一度打つ事にします。昨日は､いろいろな国の熱を下げる方法を教えていただき､楽しかったです。聞けば､青森の方でも小麦粉と卵と酢を混ぜた物を胸に湿布して､熱を下げるそうです。日本でも使っていたんですね。(使い方はちょっと違うけれど...）長男は､今日朝熱が下がったので､"頭が痛い"と言いながらも学校へ行きました。実は先日この長男がバレエのレッスンの時、床に手をついてとげを指したんです。私が短い爪で奮闘しても取れなかったので､受付に行きました。受付だったら､きっと救急箱が置いてあるだろうと思って...。受付のおばさんは､その長い爪でしばらくとげと格闘してくれましたが､とうとうとれず､戸棚の方へ歩いてゆきました。"ナ～ンだ救急箱があるなら､最初から使えばいいのに..."と思っていたら、取り出したりますは､香水のビン。香水のビンに､消毒薬を入れているのね。それを､息子の手に振り掛ける振り掛ける。息子嫌がる嫌がる。そのニオイったら､本物の香水。確かにね､アルコール消毒には間違いないけれど...。はい､おしまい!!…ってとげ取れてないじゃん。結局息子の手のとげは､親の手に負いきれず(泣き叫ぶ暴れる)次の日学校で先生にとってもらったのでした(先生済みませんでした)長男は､それ以来消毒薬のニオイに超敏感になっています。 

  2006年05月19日

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• エクレア

  昨日は､ちょっとしたサプライズがあった。主人が9時前に帰宅したのだ!!しかも､お土産持って。どうしたの"いや～今日､ぼくの誕生日だからさ～"ヒョエ～すっかり忘れていたわ！！ごめんなさいね～。と謝りつつふっと思った。でもさあ､私の誕生日の時も子供たちの誕生日の時も､あなた早くく帰ってきたことってなかったよね～。文句言いつつ､あけた箱の中に､エクレア5本。ウヒョ－おいしそうジャンもう､9時になっちゃうし､子供達お風呂に入れて寝かさないといけないからとりあえず､食べちゃおう！！♪ハッピーバースデー♪の歌を大合唱して､頂きました。なかなか美味しかったよ!!　60円の割には､美味しかった!!子供に "44歳なんて､すっかりおじいちゃんだね"って言われて､しょげていたけれど､まだまだ若いよ！！良い一年になりますように!!お誕生日おめでとう!!  

  2006年05月17日

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  タンポポ畑

  タンポポが一斉に咲き始めました。もっと一面に咲いているところをとろうと思っていたのですが､メンテナンスのおじさん達が芝刈りをはじめたので､とにかく一枚ゲットしました。今日はとうとうロシアの春の風物詩"トーポリ”が飛び始めました。トーポリというのは､綿毛の事で､それは白樺の綿毛から始まりそれから丸いタンポポの綿毛みたいなものへと変わって行きます。このトーポリが､私は大好きです。ふわふわと飛び交って､とても綺麗なのです。でも多くのロシア人と､そしてトーポリの花粉症のある人からは嫌われています。私もロシア在駐3年目となりましたから､トーポリのアレルゲンが溢れ出るかもしれません。いや、もう溢れているために､他の方は白樺のアレルギーが治まりつつあるのに私は未だに鼻詰まり､咳に苦しんでいるのかもしれないですね。運転手の子供たちが医療関係の仕事についています。私のアレルギーがひどいのを聞いて､口からシュッシュする薬を教えてくれたので､今運転手に買いに行ってもらっています。これが劇的に効く事を祈っています。春は､大好きな季節なのに､春が来るのが怖い。カニは大好きなのに、食べるとアレルギーが出るお父さんと一緒。今日は､娘が熱を出して学校をお休みしました。他に何の症状もないので､疲れが出たんだと思います。明日はみんな､元気になれるといいな。今朝は､怪獣の絵の靴下を履くのが嫌だと言って駄々をこねたチビ助でした。隣の家の雪柳

  2006年05月16日

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  花粉警報

  今年の､花粉は､世界的にすごいようですね。ブログをやっているお陰で､世界中にお友達ができていろいろなお国の花粉情報を入手できますが､どこの国も､例年似ない花粉の量のようです。毎年出る"花粉情報"が"花粉警報"になっているようですものね。私は､とうとう今日熱を出してしまいました。咳き込みすぎです。今年の花粉は､喉に来るらしいです。それを聞くまでは､花粉症で咳が出たことなど一度もなかったので､ただひたすら気管支炎になったと思い込んでいました。ドクターに頂いた咳止めを飲んでも､まったく変化がありません。アレルギーの薬も､あまり効いていないようです。鼻からシュッシュするのとか､口からシュッッシュする咳止めとか新しいベビーシーッターさんや運転手からも､情報を頂いています。この鼻からシュッシュ､と口からシュッシュを､同時に使ってもいいのかその当たりが不安で､まだ買いに行っていませんが...。チビ助が､もうすぐ4歳になります。長男が4歳のころは､まだ彼もかわいくて､クマさんの絵のティーシャツやセーラーのシャツなんかもかわいく着こなしてくれていたのに､チビ助は､生意気にも選ぶんです｡もう選ぶんですよ。たかが4歳児の男の子が！！毎朝､決闘のすえ結局彼の思い通りの服に落ち着くわけですが(私の負けね)毎回同じような服で､(ボーダーがお気に入り)しかも、もう暖かくなってきたのに､タートルネックの長袖だったりするのよ。ジャンパーは必ず､G－ジャン。まだお外は寒いからダメよって言ったって聞きゃしない！！私は､今朝熱がちょっとあったので､気が短くなっていました。チビ助のダダを受け止めることができず､かんしゃくを起こしたとたんめまいを起こして､フローリングの床に横になりました。冷たくて､気持ちが良かった～!!そんな決闘のすえ､チビ助は幼稚園へ行き､私は､少しベッドの上で(床の上じゃないですよ)横になることができたのでした。横になると､咳がまたたくさん出て､休めるような､休めないような...なんですけれどね。咳が出始めると､ベッドに起き上がって､咳が収まるまで待ち､収まると､また横になるというのを､一晩中繰り返しています。味覚は､相変わらず戻ってきません。今朝は､お弁当用のスープのお味見を娘に頼んだのですが､"ん～おいしい...”という娘の言い方が妙に引っかかって､心配なままお弁当箱に詰めました。今晩は､味付けのいらないクリームシチューのルーを使ったシチュウにします。普段は使わないので、頂いた時､誰かに上げようと思っていたのですが､あげないでおいてよかったわ。では､ちょっとまだくらくらするけれど､夕食の支度をしないとね。マリンスキーのカーテンコールです。   

  2006年05月15日

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  線の練習、丸の練習

  娘が一年生になって1ヶ月がたった。ちょっとお疲れ気味なれども、楽しくて仕方がない様子。親としても安心安心。ちょっと前の事になるが、娘が学校から意気揚揚と帰ってきて、見せて"はい、プレゼント！！"とくれたのがこの絵。線がいっぱい書いてあって、花丸が上手にかけていた。"上手に描けたね～!!"私は、その絵を、リビングの子供ギャラリーのファイルに入れた。その次の日、今度はこんな絵を持ってきてくれた。その日は、先生からのニュースに、こう書いてあった。昨日持ち帰った絵も、今日の絵も、ただの遊びではありません。これは、線の練習と丸の練習です。出来上がった人から、先生のところへ持ってゆき、花丸をもらいました。どうりで、花丸だけ、とても力強くかけているわけだわ。考えてみたら、私たち大人にとっては、線を書くこと、丸を書くことなど、何の苦労もないことで、できて当たり前。ところが、やはり字を書き始めたばかりの小さな手には、難しい事なのである。クレヨンでひくカラフルな線も、ちょっとよれていたり、丸がゆがんでいたりするのです。私たちが、一年生の頃にも、こんな楽しい授業があったかしら?遠い昔すぎて、ぜんぜん覚えていない私。担任の瀬戸先生だけは、鮮明に覚えているのに...。一年生の時の先生って、忘れられないですよね。それにしても、楽しそうな授業だこと。綺麗なお花も、線の絵の横に飾りたくて、チビ助のギャラリーファイルに入れたら即刻チビ助に怒られました。す、すみません。長男が言いました。"いいよな～。一年生のお勉強は、簡単で～!!""君もそんな時期が合ったのよ～!!文句言ってないで、宿題しなさいっ!!""それとも、もう一度、1年生のクラスに戻る?""そ、それだけは、嫌だ!!"私内心"ホッ！うん戻るって言わなくて、よかった♪”長男は、学年が上がって、途端に授業内容が難しくなった。同好会もあるし、習い事も休みたくないし、お天気もよいから外でも遊びたい。でも、勉強しないと、本当に付いてゆけない。モスクワ日本人学校は、宿題の提出率がかなり高いそうなので、頑張らないといけない。簡単で、楽しそうな宿題をする娘の横で、難しい宿題に取り組む長男。頑張れ～!!

  2006年05月14日

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  ひとつ400円の柿

  　　　　　　　　チビ助の小さな両手に乗っている柿、熟れ熟れでポテポテです。ロシア人は、柿が大好きです。ヨーロッパでもアメリカでも柿は"KAKI"と言う和名で売られていますが、ロシアにはちゃんとしたロシア語名があります。長い名前なのでいまだに覚えられませんが...。我が家では主人、私、そしてチビ助がこの熟れ熟れの柿が大好物です。先日、超高級食材店のストックマンへ行った時(ここへは、フランスパンと、生牛乳のみを買うために時々行きます)、普段だったら、美味しそうな外国の食材に心を奪われないために、よそ見をしないでさっさと帰ってくるのですが、この日は、たまたまフルーツコーナーにあるこの柿に目が行ってしまいました。あまりに美味しそうだったので、安かったら買おうと思ってひとつ秤りの上に置いたら、なななんと400円！！あまりの高さに、即座に返そうとして、ふと横を見たらいつのまにか私の横にいた主人の目がハート型になっているではありませんか...そう、食べたいのね！！彼は、グルメなんです。独身貴族が長かったので、食べたい物は、高くても食べたいんですね。私たちは、そのプルプルの400円の柿を、潰さないように、潰さないように大切に持って帰ってきました。家に帰って横半分に切り、スプーンですくった所で気がつきました。私ってば、今　味覚がないんだったわ。もったいないことしたわ。でも、塩っパイ、甘い、辛い、だけはわかるのですが、その柿からは、甘さえも伝わってきませんでした。横で、主人が憮然としています。”おいしくない”ひとつ400円の柿無念!!

  2006年05月13日

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  サンクト、3日目4日目

  昨日、ドクターに処方してもらった咳止めがぜんぜん効くかなくて、夜何度も、咳き込んで目がさめました。日本から買ってきた咳止め薬のほうがよっぽど効くような気がします。更に、朝4時半に日本の本社から主人に電話が掛かり、主人は、早朝出勤して行きました。彼は、昨日(今朝?)12時半に帰宅して、それからいろいろやってベッドに入ったのが3時くらいだったので、(そのとき私は、咳き込んで、目がさめていました)あまり寝ていないはずです。横になると、咳がひどくなるので、夜眠るのが恐怖です。さて、サンクト3日目4日目まとめて行きたいと思います。エルミタージュへ続くイタリアの建築家による、２重のアーチ。午前中は、昨日のマリンスキーのお礼に、主人に自由時間をあげました。そこで彼は、対岸のペトロパブロフスク要塞を見に行きました。この要塞は、1703年迫るスェ－デン軍からロシアを守るために作られた要塞だそうです。ここには、ピョ－トル大帝が眠っています。主人がお散歩をしている間、私たち親子はホテル近くにある公園で、遊びました。この公園は、旧海軍省のすぐ横にあるせいか、セーラー服を来た海軍の若い兵士がお散歩している姿がたくさん見られて、それはそれは良い眺めでした(笑)。ロシアの青年の制服姿は、とても素敵（な人が多い）です。主人がお散歩から帰ってきてから、エルミタージュの前の広場を通り(このとき、子供たち3人は、また美術館へ行くのは嫌だとはっきりと駄々をこねました)、幸運にもロシアの時代劇の撮影現場の横をとおり(もちろんしばらく見ていました)そして、スパス　ナ　グラヴィ聖堂へ行きました。画像が悪くてすみませんここは、モスクワの赤の広場にあるワシリー聖堂のようにとても華やかなお菓子の家のような外観で、とても綺麗でした。壁にたくさんの絵が描かれているのですが、これがすべてモザイクがなのだそうです。中へ是非入りたくて、それから時間を置いて再度いったのですが、とうとう入ることはできませんでした。中もまた、モザイク画がとても美しいそうです。それから、私たちは、またまた観光船に乗ることにしました。今度は、先ほどの要塞方面に行く船です。狭い運河を抜け広いネヴァ川へ出たとき、まるで海に飛び出たようでした。この運河と広い川の多い街を、ピョートル大帝は、オランダのような町にしようと画策した事もあったそうです。1時間の舟遊びの後、ナポレオン率いるフランス軍を倒した時に奪い取った旗が飾られているカザン聖堂の横をとおり、ホテルに戻ってきました。この日、私たちは、ホテルのすぐ近くに見つけた"将軍"と言う日本食レストランへ行きました。日本人シェフはいませんでしたが、一時日本人が関わっていたと思える店内の趣向で、お寿司も大変美味しかったです。翌朝は、11時20分にタクシーを頼んでいたので、私たちはその前にすぐ近くにあるイサク聖堂へ行きました。この聖堂は、ロシア教会の聖堂で、世界で3番目に大きいといわれています。正面の右の入口と左の入口があって、右は"美術館"とかいてあり時間がかかりそうだったので、左のチケットを買ったら、なんとなんと、それは、展望台まで螺旋階段上がる入口だったんですね。門をくぐった時点で、後悔しました。だって、3歳のチビ助が、最後まで上がる筈ないですもの。でもしょうがない、上がり始めました。ところが以外や以外、チビ助も頑張って、螺旋階段を上りきり、そして更に上に行く鉄製の階段も上り一番上から"ちれいね～"とサンクトの町を見渡したのでした。本当に美しい風景でした。エルミタージュ宮殿が、その全貌を現し、町には、幾つものロシア教会の金色のたまねぎ坊主が見えました。展望台の下の屋根からは、何人もの天使が町を見下ろしていて、その向こうにはエヴァ川が流れています。サンクトとは、本当に天使の銅像の多い町です。本当に怖いのは、くだりの鉄製の階段でした。何しろ、したが丸見えです。こわごわ降りましたが、チビ助もちゃんと自分で降りました。地上に戻ったら、まだ時間があったので、美術館と呼ばれるほうへも入ることにしました。何のことはない、聖堂への入口でした。聖堂の中には、62点のモザイク画(私はこの時点で、すっかりモザイク画の虜になっていました)、150点以上の聖書の絵画、どれも素晴らしい物でした。私たちは、それからホテルに戻りタクシーで市内から40分ほど走ったところにある小さな空港へ向かい、小さなジェット機の恐怖のフライト50分を終えて、モスクワへ戻ってきました。フライトの50分のうち後半半分はかなり揺れたので、家族5人とも真っ青になっていました。子供たちが一言、"帰りも電車がよかったよ"両親ともに同感です。こうして、私たちのサンクト旅行が無事終わりました。皆さん、長い長い旅行記にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。こうして書き出してみますと、とても自分のためにもなり、良かったと思います。明日は、一つ400円の柿のお話をしたいと思います。

  2006年05月11日

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  サンクト　2日目

  今日は、とうとう病院へ行ってきました。味覚がなくなってからもう5日になります。しょっぱい、甘い、辛いのみわかります。お料理をしていても、味に自信が持てないので、長男をお味見役に立てて豆スープを作りましたが、主人いわく"何か今ひとつ足りない味だった"味がわからないのは、花粉症で鼻が詰まっているせいです。扁桃腺炎になりかけているということで、抗生物質を処方してもらいました。熱出る前に、病院へ行ってよかった～!!さて、サンクト第2日目です。エルミタージュ美術館と、マリンスキー劇場へ行ってきました。エルミタージュ美術館は、世界3大美術館の一つと呼ばれていて、一つ一つ観ていたら、一日では足りないと言う事でしたので、ここは一つ前日にお世話になったナタリアさんに再度ガイドをお願いして、足早に案内してもらいました。このナタリアさんが、実は、美術史を勉強していた人で、しかも弟さんがエルミタージュの職員!!だなんて、ちっとも知りませんでした。私たちは、ナタリアさんの弟さんのお陰でエルミタージュの長いチケット売り場の列を横目に、職員用玄関からさっさと入場する事ができたのでした。そして、ナタリアさんの豊富な美術の知識にあやかる事ができたのは、本当に幸せな事でした。エルミタージュ美術館は、もともと歴代の皇帝の住んでいた宮殿で、その建物も全世界から最高級の材料と、一流の職人を招いて作らせた内装と装飾品の数々が、目を見張るばかりに豪華でした。宮殿は4つの建物からなり１０５０の部屋があり、全長は27キロもあるそうです。そこに300万点の絵画のコレクションがあり、その内容も世界中から一流の物が集めたれています。集められたコレクションは、国ごと、年代別に分けられ、オランダ、イタリア、スペイン、ドイツ、フランスからの絵画それだけでもすごい量でしたが、特にモネ、ピサロ、ミレー、コロー、ルノワールと言った印象派から、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ、クールベ、等の作品が、よくも集めたと驚くほどたくさんありました。長男と長女は、非常につまらなそうにまどのそとをみたりしていましたが、"これは学校の教科書に絶対出てくる絵だから、よく覚えておきなさいね"と、ほぼ強制的に見せました。少しでも記憶に残っていてくれたら、嬉しいのですが...。途中休憩を一回しただけで、ほぼ4時間で、一応一周して、子供たちが限界だったので、外に出ました。時間があったら、もう一度はいってゆっくり絵を見たかったのですが、でも、美術観賞初心者の私には十分満足のいくツアーでした。それから、私たちは1度ホテルに戻って、近くのピザハットで買ってきたお昼を食べ、のんびりと、お茶を入れて飲んだり、リビングに備え付けのPCで、日本のニュースを見たりして過ごしました。ちょっと休憩してから、子供たちのたっての願いで、観光船に乗りに行きました。ホテルからすぐのところに船着場があったのです。この船着場は、市内のいたるところにあり、それぞれが違ったルートを回っているようでした。説明は、ロシア語オンリーでしたが、乗って美しい橋や建物を眺めているだけで、とても良い気持ちでした。そして、5時半、私は一人でいそいそとスカーフを結んだりなんかして、マリンスキー劇場へとあるき始めました。ホテルからマリンスキー劇場まで、徒歩15分、時間に余裕があったので、ちょっと遠回りして、運河沿いに橋を楽しみながら歩きました。マリンスキーのその日の演目は、"海賊　－　Le Corsaire"この演目は、バレエ学校の発表会で、部分的には踊られる事の多い演目ですが、全幕はロシア出しか観られないそうです。海賊が恋に落ちた女性を、助けるために困難を乗り越え最後にはハッピーエンドと言うストーリーですが、使われている曲が...あれれ?!!聞いた事ある曲だぞ...他のバレエでも使っている曲、作曲家もバラバラで、寄せ集めなんだそうです。そんなのあり?と思いましたが、内容は、場面がくるくる変わって、振り付けもとても美しく、その一瞬一瞬が目の離せないものでした。なので、時間があっというまに過ぎてしまいました。マリンスキーバレエ団は、同じロシアバレエでもボリショイバレエ団よりもなんとなくまったりとしっとりとしていて、好きです。ただ、一つだけ、失礼かなと思いつつ...バレエリ－ナーの平均体重は、マリンスキーの方が重いと思います。いくぶんぽちゃぽちゃしていたように思います。ボリショイバレエは、有名なバレーリーナーが太りすぎで首になったことがあるので、皆気をつけているのかもしれませんね。夜、10時、外へ出たらタクシーを拾おうと思っていましたが、さすがそこはモスクワより北にあるサンクト、まだぜんぜんお日様が高いのです。主人にも、ホテルの人にも帰りはタクシーでと言われましたが、歩き出してしまいました。だって、本当に明るいんですもの！！でも一応、大切な物は、内側のポケットに入れて、後ろ左右を見い見い警戒心を解くことなくかえってきました。たぶん、殺気が漂っていて、近寄れなかったと思います。でも、ホテルに帰ったら、主人に怒られました。皆さんは、真似しないで下さいね!!マリンスキー劇場の外観です。明日は、フリータイムです。市内の散策をします。 では、また明日!!

  2006年05月10日

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  サンクトへ、子連れの旅第１日目

  ご心配お掛けしています、花粉症ですが、ぜんぜん好転しません。かえって、鼻が詰まっているため口をあけていることが多いせいか、気管支炎になってしまい、咳がいったん出始めるとひどくて、胸が痛痒く、ぜーぜーヒュルヒュルしてしまいます。来年は、こうなる前に注射を打とうと思います。ところで、親子5人、サンクト突撃旅行ですが、お天気は、モスクワよりも若干寒いながらも毎日晴天で、なかなか得るものの多いものとなりました。始まりは、２３時30分レニングラード駅発”ニコライフスキーエクスプレス"の２等寝台車からです。レニングラード駅にとまっているニコライフスキ－エクスプレスは、非常に長くて、私たちの寝台車は、一番先でしたのでプラットホームを歩くだけで、大冒険でした。窓がわに細い通路があり、それにそって、客室が並んでいます。客室には、既にベッドが整えられていて子供たちは大喜びでしたが、あまりの狭さに身動きがとれず、さっそくはしごを出して２階を占領しました。たて１８０センチ横７０センチくらいの狭いベッドで、私とチビ助は抱き合うようにになって寝る事になりました。私たちは、子供たちが２階から落ちるんじゃないかと気をモンで眠れない覚悟をしていたのですが、以外にも心地よい電車の揺れで、皆ぐっすり朝まで寝たのでした。朝、６時半、ノックで目覚めた私たちは、ボリュームのある朝食と、各車両についているサモワール(ロシア式紅茶入れ)から入れる紅茶で気持ちよく目覚めました。この夜行列車の旅は、３歳の子供連れにはとても勇気のいる決断だったのですが、結果的には、子供にとっても大人にとっても、良い思い出となりました。サンクトのモスクワ駅についたら、、ホテルのドライバーさんが名前カードを持って客室まで迎えに来ていてくれました。ホテルは、ロシアでも一番便利の良いところにある５つ星のアストリアホテルのはす向かいにあるプライベートホテルでした。その名も”Casa Leto - www.casaleto.com"小さいながらも、清潔でお部屋も広く、スタッフの感じもよく、朝食がとても美味しくてビッグで、お部屋まで配達してくれたので毎日残ったトーストにジャムを挟んで、おやつまで作ることができたのでした。それから交通の便もとても便利でした。なんと言ってもエルミタージュ美術館まで徒歩７分、マリンスキーまで徒歩１５分、そして、主要観光地のほぼ全てが徒歩圏内なのです。なのに、宿泊代は、アストリアホテルの半額以下！！おすすめです！！ホテルに頼んで手配してもらっていたガイドの"ナタリアさん"が迎えに来てくれたので、私たちは、また車に乗って、街から４０分くらい離れたところにある皇帝の村"ツァールスコエ　セロ"にある"エカテリーナ宮殿"に行きました。このエカテリーナ宮殿は"琥珀の間"で有名ですが、その床の寄木の芸術や、ロシアバロック様式の内装、ロココ様式の正面や各部屋によって違う色使い等、なかなか見ごたえのあるものでした。琥珀の間は、私もロシアに来るまで知らなかったのですが、琥珀というのはいろいろな色があってその色を使い分けて壁一面に描かれた模様は、それは美しい物で、圧倒されました。かつては、天井も一面琥珀だったそうで、それをはがし持ち帰ったのはナチスだそうです。また、この宮殿は、日本とのつながりがあり１９世紀の末に大黒屋光太夫を船頭に立てた日本船乗組員が漂流しロシアの地に漂着した折にエカテリーナ女帝に拝謁し、帰国の許可を得たところなのだそうです。この話は、実は、日本からの団体客のガイドさんが、日本語で説明しているのを、耳をダンボにして聞きました。エカテリーナ女帝と、大黒屋が拝謁した広間と言うのが、金ぴかぴかのお部屋で、大黒屋はじめ乗組員はさぞかしびっくりした事でしょう。エカテリーナ宮殿を出たのが２時くらいだったでしょうか。私たちはロシア料理のレストランへ連れて行ってもらいました。ここのお料理は、材料を全て自家栽培しているとかで、とても美味しかったです。私が頼んだ”きのこスープ”は、きのこの味がしっかり出ていて、しかも食べ応えがあり、主人が頼んだ"緑のボルシチ”は、ビーツの代わりに緑の酸味のある葉っぱが使われているそうで、主人好みでした。どのお料理も、とても美味しく頂きました。子供たちは、ご飯を済ませるとさっさと外へ出かけていって、木製の滑り台で遊び始めました。滑り台は、とてもロシアらしいつくりだったのですが、雪が解けてからまだいくらも使っていないようで、とげが刺さりそうでした。子供たちもかなりバッチク汚れたので、そのままホテルに戻ることになりました。ホテルで、ガイドさんと車を帰して、私たちはまた外へ繰り出しました。主人の肩に乗ったチビ助は、あっというまに寝てしまい、主人はチビ助の両手を握って落ちないようにしながらの、市内散策でした。サンクトの街は、１８、１９世紀にバロック、クラッシック洋式建築が美しく残されていて、ヨーロッパの町を歩いているようでした。また、運河が何本も流れていて、繊細なデザインをされた橋がたくさんかかっており、その一本一本を見ているだけでも楽しいのでした。その橋から川を走る観光船に手を振ったりしながら、この後、私たちは、この観光船に２度も乗ることになろうとは、想像もしませんでした。続きは、また明日。

  2006年05月09日

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• サンクトへ、リベンジ旅行

  まずは、昨日のユニクロのたまごっちの結果からお知らせしましょう。実は、何事にも優柔不断なわが夫が、きっぱりと"やめなさい"と言いました。それで、迷っていた私の気持ちが綺麗さっぱり止める方向になりました。そして、その優柔不断なわが夫が今まで延ばし延ばしにしてきた、サンクトペテルブルグ行きを、とうとう決行する事になりました。今晩の夜行列車で出発します。実は、サンクトペテルブルグが、まだレーニングラードと呼ばれていた16年前、私は、妹と2人でハンガリーのブダペストからレーニングラード行きの国際列車に乗りました。私たちは、2人で使っていた寝台車で、気持ちよく眠っていました｡朝を迎えたのは、ポーランドとの国境を越えてしばらくしたあたりで、妹がいいました。"お姉ちゃん、わたし変な夢を見たの"そういいながら、彼女は首からぶら下げてシャツの下に入れておいたパスポート入れを出しました。中を見た彼女は、いいました。"やっぱり...”彼女は、夢を見たのではありませんでした。催眠強盗にやられたのでした。夜コンパートメントのドアを解除して(女2人の旅でしたから、鍵は必ず掛けてきました)入ってきた犯人は、彼女に催眠術をかけて(why　not　me?!!)彼女自らにお金を出させたのでした｡被害総額が、200ドルくらいで、いたずらされたわけでもなく、パスポートを取られたわけでもなかったので、後になって"よかった～"と思ったのですが、そのときは、ポーランドのワルシャワで列車を降りて､警察へ届出をして、そして私たちはあまりに傷心だったので、レニングラードを目の前に、そのままUターンして清潔で信用のできる国スカンジナビアへ旅路を変更したのでした。そんないきさつがあり、行けずじまいのレニングラードだったので、今回はリベンジをかけて、もう1度行って来ます。行きを夜行列車にしたのは、時間とお金を節約するためもありますが、子供たちが喜ぶかもしれないと思ったからです。23：30発の夜行列車で、朝7：00に到着ですから、列車内見学などしている暇はありませんが、親的には、電車に乗ったことを自覚した後はぐっすり眠ってくれればそれが一番｡と思っています。そううまくいくかしら?不安はあります。それから、世界３大美術館のエルミタージュ美術館へも行って来ます。子供連れなので、ガイドをつけて、さっさと主だったところだけでも回りたいと思います｡それでも子供たちが騒がないか不安。そして、琥珀の間のあるエカテリーナ宮殿にも行って来ます。ここも子供連れには、不安がいっぱいです。そして4日に、飛行機でピュンと帰ってきます。おそらく最初で最後のロシア駐在になるでしょうし、海外からだとVISAの関係で、なかなか入りづらいロシアですので、子供はいるけれど、えいや！！って行ってきます。...と言うわけで、ブログは、4日までお休みします。皆様、楽しいゴールデンウイークをお過ごしくださいね!!    

  2006年04月30日

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  たまごっち

  昨日の、不思議なタンポポは、フキタンポポと言うそうです。ネパールの青い瞳 さんから、教えていただきました｡つけていただいた植物図鑑のアドレスにアクセスしてみたら、なんと日本では、鉢仕立てにして観賞用にする花なんだそうです。ちょっと和風な感じ、確かにしますもんね。この数日間、街中を走るといつもなら週末にしか走っていない長い長いリムジンをよく見つけます｡もちろん、中には、綺麗な花嫁さんが乗っています。(もちろん花婿さんも！！）なぜかしら?不思議そうにしていたら、運転手が教えてくれました。4月24､25､26日は、ロシアでは、結婚式を挙げるのに一番よい日とされているそうなのです｡宗教的なことなのでしょうか?よくわかりませんが、"赤い山が…”って説明していましたが、何のことやらさっぱりわかりませんでした。結婚するカップルは、教会で結婚式を挙げてから、モスクワ大学のある高台へ来て、モスクワの風景をバックに写真をとるのが習慣になっているようです。いつもは仮面のように笑顔を見せないロシア人も、"おめでとう"って声をかけると溢れんばかりの笑顔を見せてくれます｡(笑えるんじゃン)お幸せに!!ところで日本人の子供の多くが持っているたまごっち。うちの子供たちも欲しくて欲しくて仕方がありません。でも、外国にいる限り、オークションを使う、日本にいる身内に並んでもらうかしないと手に入らないものです。ところが、明日、ユニクロで、T－シャツとあわせてミニたまごっちをネットで販売すると言うではありませんか!!朝11時からスタート...ってことは、モスクワは朝6時か...。早起きして、頑張ってみるかな。子供たちのために!!(もちろん、おばあちゃんの家に送ってもらって、モスクワへ転送してもらうんだけれどね...。）チビ助が、幼稚園で描いて来た、タイガーです。ロシアには絶滅寸前のシベリア虎を守るためのキャンペーンをやっています。  

  2006年04月28日

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  緑が萌え出るロシアの春

  今日は、16度もありました。モスクワは、ある日突然”春”が来て、それから用意ドン！！で春、夏、秋を駆け巡る、そんな感じがします。この2週間ほどで、茶色だった大地がいっせいに緑になりました。そして、その緑の中に黄色いものがチラホラ"あ、タンポポ!!"　娘と同時に叫びました。本当は、娘は学校から帰ってきたら、まず宿題です。でも、今日は私が言ってしまいました｡"ちょっとお散歩しようか?"急いでカメラを取ってきて、ウキウキと手を繋いで歩き出しました｡最初に目に付いた、黄色いお花、近づいてみたら...あれ？タンポポではありません｡つくしんぼの頭がお花になったような、面白いお花。それにサラダにできる肝心の葉っぱがありません。名前をご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。それからしばらくあるいたら、今度こそタンポポを見つけました。葉っぱを摘もうと思ったけれど、もうちょっと硬そうでした｡たんぽぽが１つ２つ咲いたら、もう後は早いです｡緑の大地があっというまに黄色に変わるでしょう。モスクワの春ですから、本当に駆け足で、大忙しです。タンポポの黄色の後は、白いクローバーの大地、そして、ピンクのレンゲの大地、そして9月には枯葉が落ちて、黄金の大地です。楽しくて、嬉しくて、わくわくウキウキ、長く寒かった冬の後の春は、また格別に嬉しいのです。 

  2006年04月27日

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  春の陽だまりの中で、おままごと

   グジェリ焼きのティーポットです。グジェリ焼きの食器は、その素朴な筆のタッチもよいのですが、陶器そのものの形がまたゴージャスな物が多いです。 今日は、20年ぶりにモスクワへ来たという方とお話をする機会がありました。20年前のモスクワといえば、まだソ連時代で、キャベツ一つ買うにも長い列に並び、自分で選ぶ事はできなかったそうです。生活は、とても不自由で、大変だったという事でした。そして、ロシアになって今回来てみたら、あまりに沢山のものが売られていて、自由に手にとって、好きなだけ買えるので、嬉しかった反面、その値段の高さに驚いたそうです｡東京の方がよっぽど安く買えるそうです｡今度はまた別の意味で、生活が大変だっておっしゃっていました。ソ連時代の生活をご存知の方には特に、今のロシアは、びっくりの連続のようです。でも、ソ連時代より、ロシアになった今この国に来られたことを、嬉しく思います｡やっぱり野菜一つに長い列に並び、半分くさっていても文句も言えないというのは、考えられない事です。 今日も、とてもとても良い日差しがでています。家に帰ってきてふと見上げたら、となりのドイツ人のお嬢ちゃま2人が、ベランダでおままごとをしていました｡手を振ったら、振り返してくれました｡金色の巻き毛がお日様に光って、とてもかわいく、お人形さんみたいでした。   

  2006年04月26日

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  いろいろ重なって...

  昨日の、イースターエッグにいろいろコメントを頂いて、お返事をしようと思ったけれど、自分でもびっくりするくらい落ち込んでいて、面白いコメントをかけなかったので、途中で止めてしまいました...ごめんなさい。世の中、いろいろな人がいますね。この数日、私は心の中に鉛を抱えてきました。その鉛は、国際結婚をしたある人のことで、彼女の長い国際結婚から生じた、おそらく本人には何の自覚もない、でもまわりを不愉快にしてしまう、そんな気の毒な所がありました。彼女を私に紹介してくれた人は、彼女のことを悪くは言いませんでしたので、私一人が不愉快になっているのかもしれません。とにかくとても嫌な意味で気になる人でした。その上に、バレエ教室でちょっとまずい発言がありました。そして、ベビーシッターさんが、突然やめました。旦那は、急ぎの決断を、なかなか降ろしてくれません。心の中が、モヤモヤしています。お天気が悪いのが助長しています。うちのクーちゃんの後姿みたいな、私です。

  2006年04月14日

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  ロシア風イースターエッグ

  ロシア正教は、９９８年キエフ大公ウラジーミルがキリスト教（ギリシャ正教）を国教として取り入れたことに始まるそうです。それから後、国教としての権威を高めていたロシア正教だったが、１８世紀にピョ－トル大公が教会を自分の支配下に置くためにロシア正教の権威を削いだことから、ロシア正教は苦難の道を歩いてきたそうである。特に、スターリンの時代にひどい弾圧を受けたらしいのだけれど、後にソ連最後の大統領であるゴルバチョフによって弾圧がなくなり、今は信者が増えているようです。今でも、弾圧から逃れた信者達”ラスコーリニキ”がシベリアや北の奥地に住まい文明を拒絶する生活を続けているそうです。というわけで、イースター休みはありませんが元を正せばキリスト教であったロシア正教。巷には、イースターエッグが溢れています。先日アッシャンで面白い物を見つけました。"イースターエッグ製作キット"１０種類くらいパックがありましたが、(動物編、修道士編、柄のみのとか...）各１０枚入りなので、一つだけ買ってきて作ってみました。卵の下を丸く割って、中身を取り出します。つぎにセロファンをかぶせます。お湯の中に入れます。(ドライヤーでも出来ます)出来上がり。熱風または熱湯に入れると、シュルシュルと縮んで、卵にぴったりフィットするのが、子供たちに大受けでした。

  2006年04月13日

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  1回目より、2回目の方が緊張している。

  日本の母から、メールが来た。ブログ楽しく読んでいるけれど、時間をかけすぎないように...。母は、遠く日本にいても何でもお見通しだ。一昨日までの私は、子供たちが休みだったのでブログの時間がたくさんあった。でも、昨日からはちょっと違う。長女がピッカピカの一年生になり、早帰りが続いているので、妙に気ぜわしい。お勉強も見てあげたいし、お話も聞いてあげたい。その上、習い事は続けたい。彼女は、お弁当が気になるらしい。長男の時にはなかった現象だ。色合いに気を使う。カバーに入れる前に、中身をチェックしたいという。朝は、髪の毛もちゃんと結いたい。スカートとハンカチには、アイロンもかけたい。長男と、次男と長女の帰宅時間がテンデンバラバラで、これがまた落ち着かない。長男の時より、なんだか長女の一年生の方が私ってば緊張しているわ。モスクワの目抜き通りアルバーツカヤにたつ、小さな教会。     

  2006年04月12日

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  欲しかった物...ゲット

  とても、とても迷っていた事がありました。欲しいけれど、場所を取るため今まで迷っていたのでした...。昨日は、お土産市場へ行ってきました。ここから車で市内を突っ切って反対側に、巨大なお土産市場があります。その名も、イズマイロフ。お天気がとてもよかったので、お散歩がてら行ってきました。先日も書いたように、今手持ちのルーブルがとても少ないので、1000ルーブル(4000円)だけポシェットに入れて、子供たちも100ルーブル(400円)づつポシェットに入れて、首からさげてコートの下に入れてスリ対策万全で持っていきました。おなかをすかせている子供たちに、シャシリク(串刺しのお肉)２本とシャウルマ(お肉と野菜を薄いパンで包んだもの）合わせて400円を買ったものの、座る所がないので、おみやげ物やさんの裏で仕方がなく立って食べさせていたら、イスを貸してくれたお店のおばちゃん。ありがとうお礼にティーウォーマーを買いました。このティーウォーマーは、160円でした。そのとなりのお店で、左にうつっている絵付けをする前の白木のナッツクラッカーを見つけました。こうやって、胡桃を入れて、キノコの頭をぐるぐるするとねじが下がってきて、胡桃が割れます。3歳の子供でも、簡単に胡桃を割る事が出来ます。このナッツクラッカーは、私はもしかしたら吹っかけられたかもしれませんが400円でした。ちょっと高いような気がします。でも、とても便利で安全です。そして、いよいよ、横目で見ては、迷い、戻っては迷いしていたホフロマ塗りの机とイス。とうとう、お店の前で足を止めてしまったのが運の尽き、おばさんの猛烈なアタックと、娘の"欲しい～"の一言にとうとう買う決心をしました。机が1800円を1760円に負けてもらって、イスが1600円、全て手描きです。お金が足りないので、息子から100ルーブル（400円）借金しました。いまでは、場所は取るものの娘のお勉強机として、活躍しています。こんな派手な机で、この先お勉強に集中できるのか心配だけれど、何はともあれ良かった良かった!!  

  2006年04月11日

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• 日本のニュース

  会社でとっている日本の新聞が我が家に回ってくるのは、３週間後になるため、おもしろくなくてもう新聞を読まなくなって久しい。いつもyahooのニュースのタイトルだけ見て、興味があるのだけを見るようにしているので、日本の出来事からトンと鈍くなっている。会社の経費で、新聞を毎日読める人から、新聞も読まないなんてって"馬鹿にされた”のだけれど、ほっといて頂戴。今日のyahooのニュースは、とても痛ましかった。フェリーが、くじらと接触事故?!!そんなことがあるなんて...びっくりです。なんてかわいそうなくじら...。もちろん高速フェリーでお急ぎだった方たちのけがのほうも心配ですが、くじらのケガは、大丈夫だったのかしら?大海原を、のんびり泳いでいたでしょうに、こんな目に会うなんてかわいそうなくじらさんでした。   

  2006年04月10日

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  ロシア産の粉でアンパンつくり

  主人がアンパンが大好きなので子供たちとアンパンを作ろうと思って朝から小豆をゆでた。それから 冷蔵庫を見たら日本から持ってきた貴重なカメリヤ粉がラストワンだった。慌ててお店へ飛んでゆき強力粉を探したけれどこっちの粉って、TYPE45､５５、という表記がないんですね。せめて絵が書いてあればお菓子用か､パン用かがわかるんだけれど、絵の描いてある小麦粉がその日に限ってなくて､困った末､カンで買ってきました。それで､カメリヤ粉と半々にしようかと思ったんだけれど失敗した時に､カメリヤ粉がもったいないと思ってなんとロシアの粉オンリーでパン焼き機に入れました。醗酵のボタンを押して待つ事１時間半ブザーが鳴って､覗いてみたけれど､ぜんぜん膨らんでいません。失敗!!でも､くじけない私。その生地を戻して､もう１度"ままよ"と醗酵ボタンを押しました。すると一時間半後､醗酵して膨らんでいました!!成功!!手つくりの焼きたてのあんパン生地の半分はバターロールにしました。日本のバターロールに比べたらちょっと重かったけれど美味しかったから､ＯＫにしましょう！！

  2006年04月07日

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  おしゃれなひらがな

  我が愛すべき娘は､ちょっとキッチュである。後数日で一年生になると言うのにこんな事では､不安で一杯ではあるけれど､彼女なりに一生懸命がんばっている。いままでは､日本から､じじとばばの好意で絵本を送ってもらっていたのだけれど、１２月から"しまじろう"に変更になり、先日とどいた４月号からは､"チャレンジ一年生"になった。お勉強の始まりである。”ね”の字が違う。"ネの字がちょっと違うよ"と指摘したら､"でもこの方がかわいいでしょう"と返事が返ってきた。確かに､ちょっとかわいいかもしれない。さすが､自己主張の強い､ロシア教育を受けてきたことだけはある。そういえば､夏休みに､お兄ちゃんがやりそびれた一年生の時の教材をやらせてみたら､こんなふうになって､大笑いでした。末っ子のチビ助は､相変わらず"R"の巻き舌の発音練習に余念がない"♪うれ－うれ－うれっちゅ－うれ－♪"

  2006年04月05日

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  便利な物

  モスクワも､とうとう雪ではなく雨が降るようになった。気温もマイナスを下回ることはなくなった。朝10時ころは､まだ前日に解けた雪が凍っている所もあってこの一週間ほどで､2回も転んだけれど12時を過ぎれば解けて水溜りになっている。あたたかくなったことはうれしい。でも､このぐちゃぐちゃはたまりません。先日､知人と話していたら､子供にお料理の手伝いをさせるか否かと言う話題になった。私は､自分に余裕があるときには､させる主義なのだけれど、3人に平等に仕事を与えないといけないので､なかなか大変である。下手すると､凶器のナイフを持ったまま仕事の取り合いになる。おはしを持ったまま､つかみ合いになる。クリームが飛び散る､卵が割れる。子供に物を切らせるのに､良い包丁があるよ。と知人が話してくれた。セラミックの包丁。ひょっとしてそれって、これ？もう､10年以上使っているセラミックの果物ナイフ。金属のナイフで果物を切ると､酸化して金属の臭いが果物にうつりますが､このセラミックのナイフはそれがありません。そして､見た目に反してよく切れます。なので､とても便利に使っています。もちろん､子供に手伝ってもらう時も､このナイフを使います。それから､便利に使っているのが､ルクルーゼの"へら"このへらは､耐熱温度が高いので（たしか２２０どまでだったようにきおくがあります）炒め物にも使えます。そして､テフロン加工のおなべを傷つけない優れものです。オムレツを作ったり､ホワイトクリームを最後に書き落とすのにもお鍋が熱くても使えるので便利です。そうそう､ホワイトクリームと言えば､ルクーゼのゴムでコーティングされた泡だて器も忘れてはいけません。見た目をかわいいし､使い勝手もとてもいいです。写真がなくてごめんなさい。へらも泡だて器も､いろいろな色があるので､楽しいですよ～。新しくお買い求めになるときには､セラミックのナイフ､ルクルーゼノ"へら"と"泡だて器"を是非どうぞ～!!

  2006年04月01日

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  国際旅行エキスポ

  私は実は､無類の旅行好きである。なのに､ロシアにいるといろいろな理由であまり旅行が出来ないのがつらいせめて､雰囲気だけでも味わってこようとエキスポセンターで開かれている”国際旅行エキスポ”へ､春休みでゲームばっかりやりたがる息子を引き連れて行って来た。会場は､二手に分かれていて､右半分は､いろいろな国からの観光宣伝フロア－もう片方は､ツアー会社の宣伝フロア－である。日本のブースには､日本人会の茶の湯のメンバー(全員ロシア人)が､着物を上手に着こなしてお茶のお手前をしてくれるらしい。(一日目には､池坊のお花のデモンストレーションがあったそうだ。しかも賞をとったらしい。うれしいこと！！）長男が､お茶を頂きたいというので､時間を見計らっていたのだけれど、お手前の時間が近づくと､日本ブースはすごい人だかりになって､ぜんぜん近づけなかった。いつでも､日本ブースは人気がある。茶の湯の時間が終わって､しばらくして行ったら､着物姿のロシア人と､チマチョゴリ姿のロシア人がおしゃべりしていた。面白い風景だった。中国ブースは､日本ブースのとなりにあって､それはそれはすごい趣向を凝らしている。さすが中国。長男は､そこでキーホルダーをお土産に頂いて､ご満悦！！韓国ブースは､地味だったけれどインスタントラーメンと焼きそばの試食をやっていたので､これまたすごい人だかりだった。緑のラーメン発見。"これは何で緑なの?"と聞いたら"クロレラが入っているのよ"って"クロレラ?!!"っておどろいたら、となりで､いままさにラーメンをゆでている人が言った"緑茶入りよ”なるほど?!!え?クロレラと､緑茶は一緒?何はともあれ､食べてみよう。さすが韓国ラーメン。辛い。でも､久しぶりのインスタントラーメンおいしい。ぺろりと食べちゃった。その奥には､名にやら不思議な空間があった。テントが出来ている､入口の横にアザラシ(?)の剥製がある。中に入ったら､皮の服やお布団が並べてあって､おばさんが横すわりで縫い物をしていた。エスキモーの生活を再現してある。テントの外にはテーブルがあって､おばさんが素敵なビーズのアクセサリーを作っている。その人もエスキモー。顔が私たち日本人と似ている。テーブルの上にパンフレットがあった。一つもらってきた。様々な国がブースを構えていて､その国の特産物を売っている所もあり､とても楽しかった。ポーランドのブースでは､グランドピアノが置いてあり生演奏を聞かせてくれた。長男も､松の実や､ボールペン､紙製の帽子をもらってとても楽しかったらしい。彼が楽しんでくれれば私も嬉しい。次の旅行のめどは､ぜんぜんつかないけれどとりあえず､なんかちょっと外国の空気に触れたかも～?!!見たいな一日でした。

  2006年03月31日

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• 息子からの絶縁宣言(笑)

  実は､子供たちには私の年齢を隠している。長男は､私の年齢がとても気になるようだ。でも､ぜーッたい教えない。なぜか...いじわるで教えないわけではない。結婚してすぐに私たちはアフリカに駐在していたため子供を作ることが出来なかった。そんなこともあって彼は､歳いってからの子供なので、クラスの中のお母さんの仲でも､私は結構上のほう(ひょっとしたら一番上かも)なので､かわいそうでいえない...。私が子供の頃､私は母が若いのがとても嬉しかった。私は､母が24歳の時の子供だ。子供の頃40歳と聞けばもうすっかり”おばさん”の粋に達していた。その覚えがあるので､息子に年齢をいえない。長男は聞いてくる。”ねえねえ何歳なのってば～!!２０歳?　３０歳?”４０歳までは聞いてこない。あまり私がかたくなに教えないので長男はとうとう宣言した。”お父さんも､お母さんの歳を教えてくれなかったら家族の縁を切る!!”あらあら随分簡単に言ってくれちゃって。まだ小学生なのに...。大変､お父さんに口止めしておかなくちゃ。いやいやそういう問題じゃない。う～ん､どうしようかな。思いがけない長男の絶縁宣言に、揺れる母心である。

  2006年03月30日

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• カラーピーマンのサラダ

  バルサミコ酢と白ワインを煮立てて、そしてそれを焦がしちゃった時の臭いってわかりますか?それはおそろしく臭く､そして､なぜか咳が止まらなくなる...。子供は､さんざん臭い臭いと騒いだ後スキーズボンまではいて外へ出て行った。当分帰ってこないと言う意思表示。私は､家中の窓を開けて､空気の入れ替えをした。家中で一番匂いがこもる場所それは不思議と私のクローゼット。３日くらい臭かった。そのとき作ったものは､カラーピーマンのサラダ。そのサラダは､一時間から一晩冷蔵庫で冷やさないといけないのだけれどあまりに美味しかったので､一時間後にはなくなっていた。それで､今回はもうちょっとしっかり漬ける事にしたくて午前中から準備をしていたのだけれど、バルサミコと白ワインを煮立て始めた段階でもう長男は､"臭い臭い"とうろうろし始めた。バルサミコと白ワインを同量で煮立てそれに蜂蜜を入れて混ぜた物に４等分して､オーブンでじっくり４０分近くかけて焼きしわの寄った皮をむいて､手で適当な大きさに裂いたカラーピーマンを漬ける。ただそれだけのお料理なのだけれどおいしい♪緑のピーマンはえぐいので入れない方がいいと思う。前回､入れてそう思ったので､今回は黄色オレンジ赤の３色で作ってみた。今晩､楽しみだな!!前の日に準備できるので､次の日お客様があるときにも便利ですよ～!!

  2006年03月28日

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• 愚痴をちょっと...

  私は､八方美人なので(美人?)だいたい誰とでも合うのだけれどどうしてもダメな人がたまにいる。ロシア人のユーリャは､私にいつも声をかけてくれて親切なのだけれど、どうしても合わない。主人同士が仲が良くて(例の飲み友達）子供同士も仲がよいので､そう邪険にも出来ない。ユーリャはいつも､高いスーパーマーケットに一緒にお買い物に行きましょうと声をかけてくれる。そのスーパーマーケットの値段は､私には腰の引けてしまうものである。彼女は､結構強引で､自分がいいと思ったものは"なぜ買わないのか"と畳み掛けるように質問してくる。一度で懲りたので､もう一緒にいきたくない。ユーリャが紹介してくれたベビーシッターのターニャさんにはちょっと困ったクセがあるのを最近発見した。日本から送ってくるお菓子を､勝手にあけて食べる。それを､彼女に言ったら"なぜ隠しておかない?"と言われた。私が悪いのね。いつも一緒に来る旦那さんがお酒を盗み飲みしているのは､前にも書いた。ターニャさんは､彼女に言ったそうだ。"COCOは､お料理が下手なので､子供がかわいそうだ”ターニャさんは､いつ私の手料理を食べたのだろうか。冷蔵庫から､残り物を食べたのだろうか...。お料理はプロ並みに上手では無いし､一日中台所に立っているような趣味もないがそれなりにお料理はするし､まずいと主人に言われた事もない。栄養バランスもそれなりに考えているつもり。なんだか､お菓子のことを彼女に言ったために私はかえって傷ついてしまった。言わなければよかった。幸いにも､バレエシーズンがもう終わろうとしている。今頼んでいる分だけで､ターニャさんを使うのはやめることにしよう。早く日本へ帰りたい。

  2006年03月27日

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• 転勤の雲行き報告

  ここ数日､　夫婦の話題に事欠かなかった社内公募の件だが､悩みに悩んだ末､第１候補　"シカゴ"第２候補　"南アフリカ”と言う事で､応募したそうだ。ところが､もう既に他にも応募している人がいるようで抽選になるのは確実あまり期待しないことにしましょう。実は､３年前､私たちがパリにいるときに主人のポストが公募になったことがあった。パリなら､きっと沢山の応募があるだろうと思い私たちは、もうすっかりパリを後にする準備をはじめていたのでした。そうしたら､なんとなんと､誰からも応募がありませんでした。”パリなのに...。”...と主人に言ったら"パリだからだよ...”と一言。こんなにお仕事が大変なポストには､誰も応募しない...と言う事らしい。一言会社に物申したい｡　　（ブログで言ったって､しょうがないけど)公募は､日本の学校の年度末である３月にあわせてやってほしい!!いくら横移動の多い会社で､多くの子供たちがインターナショナルスクールに通っているからって、８月に移動の予定を立てるだなんて…。インターにあわせて移動させるなら､インターに通えるだけの学費を面倒見て頂戴って､私は言いたい!!し､失礼しました...。（ぜーぜー）紅茶を飲んで一呼吸。ま､そんなわけで､公募の結果は､５月くらいになるんじゃないかと主人は申しておりますので､お楽しみに!!

  2006年03月26日

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• かーたんは､ちんだ　(死んだ)

  ３才のチビ助が､細かい絵を書くようになってきた。お家､猫､お花...説明を受けて､やっとわかる。人間と思しきものが､４体。とーたん､にーたん、いーたん、ぶーたん、"ネエ､かーたんはどこ?""...ちんだ(死んだ)...”ウソ...ショック！！(笑)昨日の金曜日は､あってはならない日だった。私は基本的にバレエのレッスンと子供の習い事の付き添いと食料品の買出しで一週間が終わる。時間は､作ろうと思えば作れる。でも､特別な用事と言うのは､そうそうあるものでは無い。ところが､昨日は､どういうわけか予定が次から次へと入ってきてしかも後から来る用事のほうが重要で...。まず２ヶ月も前から、ボリショイで"黄金時代"と言う珍しいバレエを上演する事が決まっていたので､チケットを購入していた。夕方５時半には家をでたい。それから数日後幼稚園の日本人お母さん７人のうち２人が日本へ帰国する事になったので送別会をかねて、我が家で持ち寄りのランチをする事になった。お母さん達の予定のつく日が２４日しかなかったので､それでは､５時にお開きって言う事で､と条件をつけねばならなかった。それで､２４日の予定は､ちょっとハードになったが一杯一杯になった。そこへ、とてもお世話になった会社のとても偉い方の送別会が１９時からレストランで開かれると言う案内が入った。是非にでも行きたい｡いや､行かねばならぬ...と言う気持ちはあるが。何しろ､バレエのチケットを買ってしまってある。チケットは､一人分しかない｡(一人は寂しいので嫌だと言う人が多い）しかも最前列で､２万円と非常に高い。誰も買ってくれる人がいない。送別会の申込締切までに売る事が出来なかった。私は､チケットを捨てる事が出来ず、不義理をした。旦那の将来に影響が出るかもしれないが...。そして前日の２３日に直属の上司の奥様から､昼間の催し物の招待席に開きがあるのでぜひ参加して欲しい　と言う電話があった。上司の奥様のお誘いを断るのは､非常に苦しい。でも､不義理をさせてもらった。旦那の出世に影響するかもしれないが...。どうして､いつも暇なのにこんな時に用事が重なるんだろうか...。神様はいじわるだ。

  2006年03月25日

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• ウル～!!ウンムッ!!ウンマッ！！

  上の二人にはなかった現象が3人目のチビ助にでている。それがすんごい面白発音練習もちろん､ロシア語の発音練習おもちゃで遊びながら､テレビを見ながら､お母さんと話しながら発音練習は続いている。ウル～､ウル～､ウル～､"”Ｒ”の発音を巻き舌でする練習。ラーメンを食べに行った。娘が言った"ラ(Ｒ)－メン”(見事な巻き舌）それから､チビ助は顔を真っ赤にしてウラ～メン､ウラ～メン､と練習するが言えない。まだ舌を巻けない。長男と主人は､笑ってみているが彼らも出来ない。ウンム!!ウンム！！"Ｍ"の発音の練習。長男のはまっている漫画"六三四の剣"いつもなら"ムチャチ～"なんていてお兄ちゃんにかかっていくチビ助が何かの折に"ムチャチ”の”ム"が気になり始めたらしい。ウンム､ウンム､ウンムチャチ､ウンムチャチ～！！ウンマ!!ウンマ!!"Ｍａ"の発音これはすごくいい。マクドナルドの横を通り過ぎるたび"ウンマクドナルド"と言う”Ｍ"にアクセントを持ってくると発音がすごく英語と似ている。いいかも～!!とにかく発音の練習に余念のないチビ助この努力はすごい。ちょっとうるさいけれど...。

  2006年03月23日

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