悲しい知らせ
今朝は悲しい知らせがありました。2月、バレンタインチョコが街にあふれる頃バリ行きに先立ち山本と私は、知人に紹介していただいたカメラマンにビデオの撮り方を習いに行きました。原宿のオフィスの一室。他の社員が忙しそうにパソコンに向かうすぐ横でビデオ撮影初歩の初歩、の特訓。間違いなく仕事のジャマだったろうと思うけれど彼は終始穏やかな眼差しでどんなに基本的なことを質問しても、いやな顔ひとつせず根気よく、優しく教えてくださいました。謝礼を、と言うと、「いえ、いいですよ」。山本と、チョコを差し出したら「・・僕にですか?」おずおずと、でも嬉しそうに受け取ってくださいました。帰りがけ、「お礼にヒーリングをさせてください」と、なんだかとても言いたくなったのですがそんなこと突然言ったらあやしいよな・・と思い直し、そのまま帰りました。またそのうち、ご挨拶に行こうと思いつつ、日が経ち・・・。彼が亡くなった、と今朝知りました。まだ36歳でした。