昨晩、「ナシむいて～」と夫がいうので、
しかたなく剥き、ソファにすわりふたりで食べてました。

いつものごとく、いやしんぼのここあはおこぼれを狙って
足元にベッタリ・・・。


「ここあにもちょっとあげてよ～」と夫がいうので、
小さくしたものをあげました。


さらに食べ続ける私たちを、ものほしそうにみているここあが不憫だったのか、
夫が「はい」とここあにナシをあげました。


ところが。


その場で食べずハウスに持って行くんです。
一生懸命食べようとしてるけど食べれないってカンジ。
口に入れたり、出したり。


あ！


「ちょっと！なんであんなおっきいのあげたのよ！
あれ飲み込んだらここあまたノドにつまっちゃうよっ！！！(｀Д´メ) 」


そーなんです。以前にもこんなことありました。
そのときはだったんですけど、急にここあの様子がおかしくなって
おろおろ心配してたら、のかけらを吐き出したんです。


そのときも「ここあは赤ちゃんと一緒でわかんないんだから気をつけてよっ！
殺す気か～！！！」って注意したのに・・・また。



「え？取り上げなくちゃ！」とあわてる夫。


「いまから取り上げようとしたら怒るにきまってるじゃん！
なんか違うものあげて気そらしてよっ！！」


と、夫がビーフジャーキーを持っていく間に・・・・



飲み込んじゃった！(￣□￣;)!!


しかも直後からやっぱり様子がおかしい！！


「ここあが死んじゃう！どーすんのよっ！！！」

「た、たいへんだ！救急病院に電話して！」


受話器をとってかかりつけの病院に電話する私。
ここあの背中をさする夫。

ここあは苦しそうに泡を吐き続けてるけど、
ナシのかけらは一向に出てこない。

口をあけようとしてもかみ締めてあけない。


どうしよう、どうしよう・・・。

前にあれほど気をつけてっていってたのに！
夫のバカヤロウ！！！！


どうしていいかわからず、ウロウロしながら吐き続けるここあ。


神様～！！！（＞＜）


と、ようやく電話がつながって先生が出た。

しかし、なんとも要領を得ない。
こっちは愛犬目の前に生きるか死ぬかの瀬戸際だっていうのに、
ダラダラいろんなことを聞いてくる。

「もう！そんなことどうでもいいから！診察してくれるかどうか聞いてよ」
と怒り狂う私。

結局、その先生が言ってることをまとめると、

・電話がつながっているところは、夜間救急で電話転送された先で自宅からはかなり遠い
・病院に来てもらっても、結局つまったものは胃に押し込めるしかない
↓
口をあけて多めのバターをノドに押し込んで滑らせろ。


ってコトでした。


え。バターを押し込むぅ？？？


どうやって？(￣▽￣;)


口は歯食いしばってゼンゼンあけないし。
もう、アンタ（夫）の責任なんだからがんばってよねっ！！！


と、ためしにマーガリンをここあの目の前に差し出すと、


ぺろん。


た、食べたぁ～！！！


苦しいって時でもこの食い意地。
恐れ入りましたl|li_|￣|○il|li


と、マーガリンを飲み込んだらちょっと落ち着いた様子。
いちおうもう1さじ食べさせました。


ちょっと様子をみてると、さっきのウロウロはなくなり
ぐったり横になってる・・・と、水も飲みだした。


落ち着いた？？？


「もう大丈夫かな？」と夫。

「わかんないけど・・・」と私。


と、そこへさっきかけた救急から電話が。

泡をふいてたり、挙動不審でなければ大丈夫。

「わんちゃんはご存知と思いますが、『噛んで食べません』ので
気をつけてあげてくださいね。あと、チョコレート・にんにく・たまねぎは、
食べさせると死ぬこともありますからね」と先生に言われ・・・。


え？

「チョコレートって死ぬんですか？」

「あげてるんですか？量によりますけど、死ぬこともありますよ」


(￣□￣;)!!


いや、あげたことはなかったんですけど、
ちょうどナシを食べるまえに「たけのこの里」つまんでたんです。

「そういえばここあ、チョコレートって食べたことないよねぇ、」という私に、
「1個あげるか！」と言った夫。

「いやー、ムシバになるからダメよ」といって結局あげなかったんだけど・・・。


あげなくてよかったーーーー！！！


電話を切ったあと。

「ちょっと！いいかげんにしてよ、ここあにあやまってっ！！」
と、あらためて怒り狂う私。


「ごめんな～、ここあ、ごめんな～」と＿|￣|○してここあに謝る夫。


あー驚きました、ほんと。
こんなコトは二度とゴメンです。


「ね、あのままここあ死んでたらどうしてた？」と聞くと、


「なんでそんなこというんや！」と反撃しつつも、
「オレも死ぬ・・・」とボソっとつぶやいてました。（笑）


具合がわるくなったとき、やっぱり私の方に寄り添ってくるんです、ここあ。


子供と一緒ですね。