1月に夫のいとこのだんなさんが急逝し、夫が結婚して初めてお葬式に行きました。

場所が兵庫と離れているし、亡くなったのが夫にとってもそれほど親しい間柄でもないと夫自身から聞いた「いとこのだんなさん」なので、行く行かないについても若干もめたんですが、とにかく行ったワケです。

そのお宅から今日、こんなものが届きました。




「満中陰志」（まんちゅういんし）
はじめて聞きました、こんな単語。夫は子供のころから聞きなれてたようなんですが、ようするに「香典返し」だっていうんです。


香典返し？

いまさら？？？

私、北海道でも東京でもお葬式またはお通夜に行ったことあるんですが、どっちの地域でも「香典返し」なんてその場でもらうのが普通です。

それに、お葬式から帰ったとき夫は「香典返し」（と、私は思ってた）もらって帰ってきたし。でも、香典返しってだいたい「お茶」とか「のり」とかが普通だと思ってたんですが、夫が持ち帰った香典返しはコレ。




お茶やのりにしてはやけにコンパクト？と思いつつ中を開けると・・・




香典袋セット？？？
色とりどりでしかもペンまでついてる。（でもそのペンは「うす墨」じゃない）

葬式に行って、香典返しが「香典袋セット」！？
こういうのって日ごろからバッチリ準備しておくのがはばかれる類のモノだと思ってましたが。しかも黒はともかく、赤や黄色の香典袋なんていったいいつ使うっていうんでしょう。（慶事じゃあるまいし）

他のお宅がどうかはわからないけど、私にとって関西でのお葬式はこれが初めてだったので、これが関西の文化？かわってるかも、って思ってたんです。ちなみにこの香典袋セットは奥にしまいこみました。（だってなんか縁起悪いし）

そして今日そのお宅から「満中陰志」＝香典返し　が送られてきたんですが、その中身は・・・





し、商品券？
しかも数えたら「1万円分」です。
夫に香典としてもたせたのは「１万円」です。（爆）

これ、関西での常識なんでしょうか？
それとも夫の親族だけにに通じるもの？

これ、受け取りました、ってお礼の電話するべきものなんでしょうか。
よくわからない常識です・・・。