家計のおさいふ
友人宅へいったときのこと。たまたま友人の妹(入籍済みで7月挙式)がきていた。「きのう、大喧嘩したの。5ケ月ぶりにいった美容室でカラーリングとカットして¥12,800だったんだけど、"高い!価値観が違う"って」いわく、結婚式までは節約しなくちゃいけないし、ましてや子供ができたらそんな高い美容室なんかいけない、というわけである。節約は大切とは思うが(我が家も結婚式に向けて預金と格闘している)二人とも働いているんだし、そんなことでケンカすることもないと思う私。聞けば、お財布は一つで、お互いの収支が100%まるみえらしい。使途不明がゆるされないのである。これはつらい。見えれば人間なにかといいたくなるに決まってる。結婚を漠然ととらえてたころ、家計はどっちが握るのがいいか考えたことがあった。「自分が握って夫におこづかいをわたす」これは、自分が把握できる分には安心でいいけれど、おこづかい分しか経済力がなくなる夫はなんかさみしい。外食にいっても自分がお財布をださなければならない図は想像したくない。「夫が家計を握って妻が生活費をもらう」これはなんとも不安だし、ましてや共働きなんだとしたら、納得いくはずもない。では、実際はどうか。食費・雑費→妻担当住宅ローン・光熱費・ガソリン/高速代→夫担当という具合で、貯金は毎月決めた額(支出により上下するが)を共通口座に入金して共有している。担当以外にお金がかかる場合は、すべてこの預金からまかなう。それぞれがだいたいいくらぐらい担当しているかも把握している。共有預金は、キャッシュフローがわかる表を作成しているから、赤字にもならない。残りはお互い自由だから口出しもしない。なんといってもへそくりもできちゃう。(笑)気になる外食はたいてい夫がお財布をだす、これも満足。窮屈じゃないし把握もできて、お互いに「ほどよいあそび」もある。なんとも私にピッタリのスタイルができあがった。さて、今週金曜日から実家(札幌)に帰って、最初で最後の衣装合わせ。やっと、結婚式気分がもりあがってきてうきうき。