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カテゴリ:つれづれ記
女優の石原真理子さんが自叙伝を出版しましたね。
随分久しぶりの登場ですが、もう知らない世代の人も多いのかもしれません。 今日のワイドショーではこの話題でもちきりだったようです。 記者会見でのコメントでは、 「女優復帰に向けて、けじめとして過去のことを全て語った」本だそうです。 それと、 「今問題になっている、いじめや自殺などについても自分の体験を語ることによって、そういう人たちが考え直す契機になれば・・・」 とのことでした。 テレビ番組で会見を聞いていて、私は少々疑問を感じたのです。 自叙伝には、過去に恋愛を経験した芸能人の実名が公表されているそうです。 記者からの「中には実名公表をしないでほしいと言う芸能人もいたのでは?」という質問に、石原さんは、 「私の人生ですから」 「その方たちには感謝の気持ちでいますので」 ということを言われていました。 確かに「私の人生」だから、自叙伝で自分の過去の恋愛を公表するのは自由だと思いますが、 「私の人生」を貫くために、それに関係した他の人のことを置き去りにしているのでは???と思ったのです。 人にしてもらうということではなく、自分自身で 「私の人生」にけじめをつけるとか「トラウマを癒す」ということは良い姿勢だと思うのですが、 関係した男性芸能人にもその人それぞれの人生があるわけで、わざわざ本にしなくても 「墓場まで持っていく」話でもよかったのでは・・・? 表現するとしても、実名でなくてもイニシャルでもよいのでは? どうしても女優復帰するための話題づくりのような気がするのです。 そうしなければ(本を出さなければ)乗り越えられないことなのかな~なんてことを思いながら未見ていました。 自分を癒すには、あまりにも他への影響が大きい気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.06 17:59:27
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