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カテゴリ:つれづれ記
12月に入って雨が多いですね~。
この月になると、年末年始の準備とともに、お歳暮やクリスマスプレゼントを買い求める人が多いですよね。 お歳暮やクリスマスプレゼントを「何にしよう・・・」とあれこれ考えるとき、 包 む ことに関心がいったことがありますか? 「包む」というとその包み方もありますが、ふと考えたのが「包装紙」です。 以前お中元、お歳暮の受付アルバイトをしていたとき、こんなお客さんがいました。 伝票に相手先の住所など必要事項を記入し、支払いを済ませるだけというときにお客さんが 「包装紙は選べないのですか?」 と聞かれました。 そのお店では誕生日などイベントのプレゼントであれば無料で包装紙を選べるのですが、 お中元やお歳暮は慶弔以外の選択肢はないので(当たり前か)、 「申し訳ございません。こちらでは慶弔どちらかの包装紙のご用意です」 と言いました。 すると、そのお客さんが大声で言った言葉は 「え~っ!でも、○○(←お店の名前)が入っているんでしょう!」 だったのです。 私は、そのお客さんが明らかに嫌がっているのが分かったので、 「・・・はい、そうですねぇ」 と次の言葉を待ちました。 すると、一緒に来ていた人と「○○(←店の名前)が入っているなんて嫌だよねぇ」と言った挙句に 「じゃあ、いいです!」(やめます) と去っていきました。 このとき、私は二つのことを思いました。 ひとつは、自分が送るのだからやめても自由ですが、 周囲のお客さんもいる中でその店の名前が入った包装紙を嫌う言葉を発することに疑問や不快感を感じました。 私はアルバイトでしたが、そこで働く社員もいるわけですから、 「お客だから(お金を払うのだから)、何を言おうとどうしようと自由でしょ!」 というのは違うと思うのです。聞いていて決して良い気はしませんでした。 「自由には責任や配慮もセットだよ」ということです。 もうひとつは、 「包むって大切なんだな~」 ということです。 お中元やお歳暮に関しては、環境に配慮した「簡易包装」を推進していますし、包装紙自体も 「中身がちゃんとあればいいわよ~!」 「中身が一緒なら、購入するお店は安い方がいいわ(笑)」 と理解を示すお客さんが多い一方で、 「うちはいつも☆☆百貨店だから」 「包装紙は選べないの?」 と言われる人がいるのも確かです。 もちろん、時と場合はあるし(相手への配慮、心配り)、自分のステータスを示すというのもあると思います。 「包む」ということが、視覚的にも感覚的にも相手や自分に与える影響があるんだな~と。 ラッピングの専門家がいるのも納得です☆ 皆さんは「包む」ことに意識を向けますか? それは相手への配慮(心配り)の方が大きいですか?それとも自分のステータスのためですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.14 19:42:34
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