カテゴリ:ゲシュタルトワーク
12日からロンドン行き準備もあって、昨日は気ままに過ごす予定が、突然の電話で予定変更。
以前から顔見知りの方からのセッショッン依頼。 彼女は色白で優しい目をしたかわいい方。 白地に黄色い花柄のブラウスが初夏を運んで来たかのような爽やかな風が吹いた。 今の仕事のあり方と人間関係に頭を悩ませて、何だかすっきりしないと訴える彼女。 今回もゲシュタルトワークでセッショッンすることにしました。 彼女のテーマは「インテグレーション」 つまり、統合でした。 彼女のからだの感覚では、前後にどんどん離れていく感じがあり、 前の自分は進もうとするけど、後ろの自分はそこへは行きたくない…。 前の自分が「ここにいる限りは行くべきだろう」と言う。 後の自分は「そこは私の行きたい道じゃない…」と言う。 その隙間がどんどん広がって来てて、どうしたらいいのかわからなくなってしまった・・・。-優しい顔が曇る。- 日本のゲシュタルトの母とも言えるリッキー・リビングストンは「感情はひとつのパイプを通る」と彼女の著書“聖なる愚か者”で書いている。 彼女に「あなたにもし感情のパイプがあるとしたら、どこにどんな風にあると思う?」と問いかけてみる。 彼女は「左右に2本ある・・けど、以前は1本だったと思う。」 そこで、この2本になっているパイプの統合を扱うことにしたのです。 結果は、パイプは彼女の背中側で太く一本になり、ドロドロと黒くなっていたパイプが、明るくクリアになったイメージに変わったそうです。 もちろん、彼女の表情も、パッと陽が差したような表情に変わっていました。 そして、そのパイプからのメッセージを受け取り、彼女の意志で決意した言葉で宣言。 紙にその宣言の言葉を書いてもらい、毎日一度は声を上げて読み上げることを約束して別れました。 空を見上げたら、高い雲が青い空を自由に遊んでいるように見えます。 明日はいい天気みたい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2005 01:35:19 PM
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