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また、暑い夏がやって来た。
ママのいない夏を過ごすのは初めてだろうに ママが大好きだったあの子はどうしているんだろう・・・。 まだやっと3歳のあの子は。 もうすぐ1年になる・・・彼女が逝ってから。 彼女は背がスラリと高く、色白の肌に 黒い瞳がキラキラと輝き、くったくのない笑顔が魅力の人だった。 結婚退職が決まったとき、餞別のスカーフをとても喜んでくれた その笑顔が今もまぶたに残っている。 結婚後も仕事をしながら、出産。 やんちゃなかわいい男の子。 ママによく似たクリクリおお目々の男の子。 そして、第2子妊娠。 そして、2番目は女の子。 その子の顔も見ずに、その手に抱くことも叶わずに お乳を含ませることもできずに、彼女は逝った。 28歳で遠い空へと旅立った。 車を走らせて、彼女の住んでた町を通りかかるたびに 彼女のことを想いだす。 その度に朝は「○○ちゃん、おはよー」帰りは「お疲れ~」と声をかける。 どんなに忙しい日でも、どんなにくたびれてても、そこを通ると やっぱり彼女を想いだす。 忘れてないよ。 忘れてないから。 あなたが教えてくれたこと。 生きること。 自分を生きること。 いつ終わるかわからない人生、今日を精一杯生きること。 生きてる限り、できることやらなきゃ! 生きてる私が、ダラダラ、デレデレしてたら、 その黒い瞳でキッと睨むだろうね。 ありがとう・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 7, 2005 05:06:58 PM
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