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noririn☆

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September 2, 2005
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カテゴリ:今日の想い
父が亡くなって、もう10年が過ぎた。

振り返れば、あっと言う間だった気がする。
しかし、当時小学生だった上の娘も来年は社会人。
父が目に入れても痛くないほどに溺愛した下の娘も
高校3年生になり、受験真っ只中。
やんちゃ坊主で手におえなくて、先行きを心配した息子も
某ホテルのインターンシップで修行中。

子ども達の成長を見ると、10年はやはり長かった気もしてくる。

もう・・そろそろ父も許してくれるかもしれない。
そんな思いがしてきた。


亡くなった父は本が好きな人だった。
書斎には山ほどの本が積んだままになっている。
父のいた頃のままにおいて置きたくて、そのままにしてしまっている。

ふと思い出して、探検してみることにした。

ブックマンの奧の棚をのぞくと・・・古い図書館の奥まった棚に行くと、
ほこりっぽいような、湿気たような本の匂いがするが、その匂いがする。

父は文学青年だったと言ってたが(自称)、
岩波講座の「文学」シリーズがずらりと並んでる。
他にも創作講座「文学の書き方味わい方」や
「文学をどう書くか」等々・・・
本当に文学を志していたのかも・・
なんて思えてくるほどその類の本が並んでる。


しかし、今の私には手が伸びる本ではないのでパス。
もっと探してると比較的新しそうな本の3冊シリーズが目にとまった。
山田無文著「魂のふるさと」・「調和の世界」・「実りある人生」
山田無文老師の三分間法話1.2.3巻であった。

さっそく、山田無文老師を調べてみた。
山田無文老師は禅宗のお坊さんで
臨済宗の総本山・妙心寺管長で現代の名僧と言われる方らしい。
パラパラと流し読んでいてもわかりやすい言葉が並んでいる。
少し読んでみようと思う。

そして、瀬戸内寂聴さんの“古都旅情”初版が昭和54年とある。
あらまぁ~まだ私が結婚前で、きゃぴきゃぴしてた頃の本。
(ホントに、きゃぴきゃぴしてたかどうかは不問で。。)

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こっちを先に読むことにしよっと。

山のような本は、言わば父の遺産である。
父の遺産に手を付け始めた私でした。






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Last updated  September 2, 2005 03:46:19 PM
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