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noririn☆

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September 10, 2005
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昨日書いた-窮屈な思い-とは…

偉大な父の看板があり、できなければ
「息子なのに…」できても「息子だから…」と、
どちらにしても父が付きまとった。

その上、偉大さゆえの父への反発さえも
息子である自分に向けられた。

どこまでも父の影。能は団体競技のようなものであり、
一人だけで成り立っているものではない。
色々思いもしたけれど、
個人な感情からの思いはあまり意識しなかった。

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意地を張っても何も生まれないし、
結局は自分が嫌な想いをし続けるだけでは意味がない。
それなら“まずは実力”と思い続けた。



そうすると、いつしか段々と周囲の目、対応が変わってきた。
頼りにされていると感じる。
この変化を実感しているし、
その期待に背くことが無いように着実に成果を残していこうと思っている。
何十年も変わらずこのメンバーでやっていく以上、
恨みつらみはもちたくない。そこが踏ん張りどころ。


ぐーと我慢することが心の中で頑張る糧になっているのかもしれない。
彼は自身を「執念深く、根に持つタイプ」とおっしゃる。

しかし、彼の根に持つとは私の概念を超えていた。

それは、「根に持つこととは、相手にぶつけたり反発したり
するのではなく、自分の中に受け止めて自分の中で
消してしまうことであり、自分の根になっていくこと」
つまりネガティブな感情を引きずるのではなく、
物事を受け止めて自分のバネにしていくというものだった。

それでも消えない想いは「お酒飲みます」とにっこり微笑む彼は
やけ酒のイメージとは程遠い爽やかな笑顔でした。

根に持つ…自分の根になることであり、それをバネにすること。
私には思いもよらない考えだった。
根に持つ…それをネガティブに捉えない彼。
真っ直ぐにあるがままを生きる彼の深さを見た気がした。







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Last updated  September 10, 2005 01:39:12 AM
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