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noririn☆

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March 7, 2006
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カテゴリ:今日の想い
仕事を終えて帰る京阪電車の中
3歳くらいのとっても可愛い女の子とママの親子連れに出逢った。
その子は買ってもらったばかりのポテトフライをママにねだった。
ママは「おうちに帰ってからね」と首を横に振った。
女の子は上目遣いに手を合わせてお願い1個だけ頂戴のポーズ。
愛くるしい笑顔にママに負けた・・。
飛び切りの笑顔で嬉しそうに両手を挙げて喜んだ女の子。

その嬉しそうな笑顔につられてママも微笑む。
ほのぼのとした光景だった。


そのポテトを電車の中で食べさせたことについて
もし意見を求めたとすれば、賛否両論であろうと思う。
しかし、女の子のあの愛くるしい笑顔に出逢えたのはポテトの効力。

何が言いたいのか…。
つまりは、お行儀がいいとか悪いとかの話ではなく、
小さい頃にちょっとした欲望をどう叶えてもらうかってことが
自己肯定感につながっているような気がするってコト。

大人が判断する正しいことは子供には理解できないことも多い。
それをお行儀が悪いからとだけでシャットアウトしてしまったら
哀しい顔してうつむいて、もうママにはおねだりしちゃいけないんだ…
と思ってしまうかもしれない。
それがしつけであり、教育だといってしまう?

あるページに「躾」とは、「礼儀作法」のことで、
その内容は,美しい「立ち居振る舞い」と敬語表現を含む「言葉遣い」です。
とあった。

美しい立ち振る舞いも、敬語表現を含む言葉遣いも、
対象が自分以外の人に向けてだと思う。
つまり、幼い時期の自分自身が確立できていないときに
他人に向けて…は、理解するのは難しい。
だから、叱られた経験や否定・拒否された経験の中で
体得していくのかもしれない。


そのとき…幼い子の心は…。
その小さな心は…傷ついているのかもしれない。
大人の何気ない言葉、態度、視線などなどすべてを受け取り
一生懸命にママやパパに愛されようとする。


当然、親としては「この子のために良かれ」と思って、
学校や社会に入っても困らないようにと躾をし、叱るんだけどね。
子どもにそれがどこまで通じるか、通じる信頼関係を作っているか?
そんなことを考えた。

ニートが社会問題として取り上げられるが、
働かないのではなく、働きたいけど働けない人も多い。
社会に出て行くトレーニングができていないから。
人と関わるには、人を信頼できないとコワイ。

ある人は言う。(彼はニートと呼ばれる)
「友達って何ですか?友達って支えあうものって本で読みましたが…」
友達はいない・・と言うか、友達関係を知らない。
したいことはわからない・・と言うか、したいことって何?と彼は言う。
けれど、働くことをしなければと思っている。
親が年老いてくるし、自分で生きていくために・・と。

自己肯定感を育めないままに大人と呼ばれる年になった。
その環境を作ってしまったのも大人。




私はいつから大人になったのだろう…。
成人式を迎えた20歳?
それとも、結婚したとき?
はたまた、娘が生まれて親になったときからか…?
いずれにしても、たいした経験もなく、知識もないのに大人の顔してた?


何ができるんだろう・・・何かあるんじゃないか・・・。
からだの奥から突き上げてくる想いを感じている。









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Last updated  March 8, 2006 12:52:32 AM
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