黄砂や春霞のぼんやりとした空から一転して、
昨日からの雨が、まだ降り止まず。
雨が降る日に、知らず知らずに口ずさむ歌がコレ。

化粧する君の　その背中がとても
小さく見えて　仕方ないから
僕はまだ君を　愛しているんだろう
そんなこと　ふと　思いながら
　
窓の外は雨　雨が降ってる
物語の終りに　こんな雨の日
似合い　過ぎてる

誰もが物語り　その1ページには
胸弾ませて　入ってゆく
僕の部屋のドアに　書かれていたはずさ
とても悲しい　物語だと
　
窓の外は雨　あの日と同じ
肩を濡らした君が　ドアの向こうに
立って　いたのは

窓の外は雨　雨が降ってる
幾筋もの雨が　君の心の
曇り　ガラスに

何だか物悲しくもあり、切なくもあり。
最近の曲とは違った視点を感じます。
この頃は明らかに男性主導？


そう言えば、「化粧する」って、もう少し秘め事的ではなかったかしら？
中学生の頃だったかな・・・？
その頃はコンビニなんてなかったから、近くの薬局兼化粧品屋サンで
色つきのリップクリームを始めて買ったとき、
百円玉数個を握り締めて、《ドキドキ》しながら、
黙って俯いて「コレください・・・」と差し出したときのこと、思い出してます。
勿論、買って帰る道は、ダッシュ（一刻も早く、つけてみたいから～）


おばあちゃんが言ってたなぁ。。
女が化粧するのを見せるもんじゃないって。
その時、私は“鶴の恩返しみたい～”と笑ったら、
おばあちゃんは、真顔で「それくらいのもんだから」と言ったのでした。


時は流れて、先日の電車の中でのワンシーン
同じ駅から乗り込んだお若い女性が、ひざの上にポーチを出して
眉を書き、アイラインを引き、シャドーをぼかし、チークをさし、と
まぁ、手際よく仕上げていくのです。
電車が揺れようが、人が動こうがお構いなしに。


私の乗車する駅は京都と大阪の中間にあるため
どちらに向かうにしても、2、30分かかります。
それは十分なメイクタイムになりえるみたい。
メイク以外にも、何かを食べだす場合もありますね～。
匂いのするものだと、閉口しちゃうのですが・・。
（先日は向かい側に座っていた高校生が、ぶたマン食べ出した・・）



こんな光景は今はフツー？


「いまどきの・・・」なんて、目くじら立てて、言いだすつもりじゃないのです。
自分自身にも当てはまるんじゃないかってコト。
段々、ヘーキになってしまっているコトがあると思うから。


そんなこと思ってみるのに、雨の昼下がりはぴったりかも。。。

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