私は、ダンスを踊れない。

私は、日本語以外の言葉が話せない。

私は、ピアノが弾けない。

そう・・・できないことはなど書き始めたら、
もっともっと書ききれないくらいに沢山あるのです。

でも、今スグ何とかしたい！と切実に思ったとしたらどうするか？


あなたならどうしますか？


私の好きな言葉の一つ

“求めよ さらば与えられん　尋ねよ さらば見出さん　

門を叩け さらば開かれん

すべて求むるものは得　尋ねるものは見出し

門を叩くものは 開かるるなり　新約聖書　マタイの福音書より”　


これは、誰でも求めれば与えられると言う意味ではない。
ただ、願い続ければ、叶うわけではないのだと。

では、そのための行動を起こすことか？

そうとも言えるでしょう。


では、どう行動するのか？


例えば、英語力を身につけたければ、
ソレがどうしても必要ならば、身につけようとするでしょう。
そして、身につけた自分がどんな風に使いこなし、
どんなに世界が広がるか・・・心の中で、頭の中でイメージするほどに、
思いは膨らんで、自由にイキイキと生きる自分に出逢うかもしれない。

けどね、ここで終わったら、当然まったく身についていない。
これだけでは、身につかないことは明らかですね。
願えば叶うの落とし穴の一つはココ。

ただ、闇雲に求めること、願うことだけでは
叶わない現実を突きつけられて
自分には手に入れられないものになってしまう。

実際に既に身につけている人に学び、
必要な方法を伝授してもらい、それを実行する作業がなければ。


ここで疲弊している場合ではないのです。
「簡単に身になんてつかないのよ」とか「こんなにも求めているのに・・」と
停滞しているのならば、
同じ環境にいる人と愚痴をこぼしている場合でも
慰めあっている場合でも、
言い訳している場合でもないのです。

ここがネガティブスパイラルの入り口だと気づいて欲しい。
本当にそうなりたいのであれば。


教え方が悪い、環境が悪い、私に能力がない・・キリがないほど理由は見つかる。
意欲をなくす、自身を失くす、パワーを失くす・・・でも、何とかしたくて立ち上がる。
だけど、同じところにいる限り、これは繰り返される。


誰に求めるのか？ナニを求めるのか？どのくらい求めるのか？
これを決めて、力の限り門を叩くのだと、恩師の言葉です。


英語を話したいなら、
あんな風になりたいと思う人に本気で学ぶこと。

幸せになりたいと思うなら、
あんな風になりたいと思う人に本気で学ぶこと。

ピアノも、ダンスも、お茶もお花も、仕事もみんな同じでしょう。

力の限り門を叩くとは、心の底から、本気になることです。
そこに言い訳は存在しないものです。


自分が欲しいと思うものを、既に持っている人に学ぶ。
それは、その人をモデリングすることから始まる。


私の尊敬する大好きなこのお方も
『もちは餅屋♪』とおっしゃってますからッ

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