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noririn☆

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August 16, 2006
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カテゴリ:今日の想い

夫と息子と娘と私とで、早朝より盆送り
我が家での家族揃ってする年中行事の一つです。
けれど、今年は長女が不参加なんですよね。

そう・・・東京にいるから。
去年の盆送りの時には、ず~と5人で来るかのような気でいた。
いやいや、そんなことすら思わなかったな。
当然だと思うことは、イチイチ意識にも上らせないから。


来年の盆送りは何人で行くんだろう・・・

行き交う人々に会釈しながら
ふと、そんなことを想いながら、お墓からの帰り道を歩いた。 


人は必ず肉体と別れる日が来る。
それを死と言うのなら、その日は突然にやってくるもの。
盆送り・・・ココでいま挨拶した人たちもいずれは送られる側になる。
もちろん、私自身も・・・。


夜が明けて、セミの声に起こされて、
当たり前の今日がスタートしていく。
いつものように、洗濯機のスイッチを入れ、朝食の準備にかかる。
そう、そんな朝は、もう何年も繰り返された朝。
だけど、父が逝き、祖母は叔母宅へ行き、娘は就職で上京した。
メンバーの入れ替えだけではない。


ちっとも身長が伸びなくて悩んでた息子は、
いつのまにか175cmにも背が伸びて、大学4回生となった。
娘は猛勉強中の予備校生。
夫は去年はなかったあごヒゲを生やしてる。
私は去年より体重増加が気にかかる・・・。
母はやはり確実に去年より年老いている。


こうして、何かの折に当たり前のようで当たり前でないことを
再確認するって必要だと思う。
そして、それでもいつもと変わらぬ毎日を過ごせていることに
感謝したいと思う。

川の流れを眺めていると、いつもの変わらぬ流れがある。
空を見上げて、雲を眺めていると、いつもと同じ空がある。
地元のお山、八幡さんを眺めていると、子どもの頃から変わらぬ眺めがある。

けれど、ジツハすべてが変わっている。
川の流れも、流れる雲も、木も、草も・・・

いつまでも変わらないと思いたいけれど、そうじゃない。
昨日には戻れないし、突然明後日にはいけない。

今を生きることしか出来ない。

今を生きることしか。

当たり前のようで、ついつい忘れてしまいそうになる。
今を生きるしかできない。
そして、その“今”は刻々と変化している。

 






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Last updated  August 16, 2006 09:25:18 AM
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