謙虚でありたい。
感謝の心を持っていたい。
そう言葉にしてもいたし、そのつもりでもいました。
けれども、全然解っていなかったことに気づきました。
“つもり”は、そのものではないのです。
自分の考え、自分の思い、自分の信念、自分の感情
それが私を作っています。
そして、何かを判断するときは、そこにアクセスして判断しています。
そう・・・自分がすべて。
不都合なことが起これば、反省もしたし、原因を考えて
どうすればいいのか?思い巡らせもしてきました。
しかし・・・
自分の見方、聞き方、感じ方、考え方、それが全てだと思い込んで、
自分のものさしで、他人を分析評価し、批判し、否定することで
自分を正当化し、自分の都合の良いように判断して、
もっともらしい理由をつける。自分の間違いには盲目だった・・・。
謙虚の裏返し傲慢・・・。
説得力もコミュニケーションも、誠意や尊重や愛がなければ
相手には届かないことを知っていたのに。
勢いや、強引さで押さえ込むものではないことを知っていたのに。
私が知っていること、ソレを知らない人に出逢っても
ソコだけで比べることは出来ない。
私ができること、ソレを出来ない人に出逢っても
ソコだけで比べることは出来ない。
その人は、私が知らないことを知っているだろう。
その人は、私が出来ないことを出来るだろう。
だから、出逢っているのだと思う。
だから、知る必要があったのだと思う。
そう思うと、感謝の気持ちが湧いてきます。
私を取り囲むプラスもマイナスも、前も後ろも、上も下も
右も左も、そのすべてを含めて、ありのままを見たいと思います。
今までの自分を自己否定しているわけではないのです。
これからの私自身に語りかけているのです。
今、気づいたことをこれから実践したいと思います。
ある方の日記を拝見して、そう感じた日でした。