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noririn☆

noririn☆

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March 3, 2007
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その人は見るからに整った姿の人だった。

姿勢も、表情も、話される言葉も。
「逃げて、逃げ続けてきた人生だった」と話される表情は静かだった。


逃げ続けた人生・・・自分の弱さを知る人だと思った。
人はみな弱さを持っていると思う。
その弱さを知り、受け入れることこそが、強さなのかもしれない。


また、ある人は弱さを出せずに、弱さを認められずに強そうに振舞う。
表面的に強そうに振舞うから、表面的に弱い人を作る。
その関係性の中で、弱い人になってしまうと、弱い人を演じる。
本当の弱さじゃないところで、弱さを演じ続ける。


そして、本当の弱さに気づかないまま、弱さに溺れていく。
自分の弱さを知らないということは、如何に罪深いことだろうか。


強くなるために、「弱さ」を知るのではない。
本当の自分の弱さを知ることで、強くなれるということ。

 

弱さを知る人は、一人で生きることの難しさを知っている。
だから、真の意味で、人と関われるんだと思う。


強そうに振舞う人は、一人で生きていける顔をするから、
真の意味で人と関われずに、孤独をいつも背負っている。


強がっている自分がいる。
強がる自分に助けられることもある。
強そうに振舞う自分が滑稽に見えるときがある。
強そうに振舞う自分がいるから、弱い自分を知るのかもしれない。


片方だけではない。両方がコインの裏表のように存在する。
弱い自分もソレはそれでいい。
強がる自分も、ソレはそれでいい。


そう思えるとき、何かから一つ解放されるのかもしれない。

 






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Last updated  March 3, 2007 02:05:53 AM
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