昨夜、片づけをしていたら懐かしいCDを見つけた。
数年前になるか・・・深夜の時間帯での通販で買ったものだった。
「神田川、なごり雪、秋桜・・・。昭和を代表する70年代の名曲が4枚のCDになりました。
あの名曲をもう一度」的なうたい文句に誘われて申し込んだ4枚組のCD
内容は、往年の名曲のオンパレード♪
神田川・・・親友とふらりと上京して、東京の下町に下宿中の彼女のおにいちゃん達と
神田川もどきに赤い手ぬぐいをマフラーにして銭湯に通ったこともあった。
学生街の喫茶店・・・この曲が何故か好きで、よく聞いた。
スローな感じが哀愁を漂わせて好きだった。
懐かしく聞いていたら、たまたま同年代の友人からメールがあったので、
「知ってる?」と聞いたら、「歌えるぜ」と返ってきた。
生まれも、育ちも、学校も、住む地方も違うのに
同世代を生きた証がそこにあった気がして、急に近く感じたりもした。
フォークソング
吉田拓郎がいた、井上陽水も好きだった。南こうせつは心に沁みてきた。
その拓郎も62歳だとか。
歌は文化だと言われるが、まさに言葉をメロディにのせて綴られた「歌」が
時を超えて語りかけてくるのを感じる。
いまの歌は何度聴いても覚えられないのに、
当時の曲はイントロだけで歌詞が口をつく。
地獄の釜も開くというお盆、ご先祖様もお帰りになるこの時期。
普段はじっくりと振り返るなんてことも少ないけれど、
たまーーーには、こんな風に懐かしい曲に浸るのもいいものだと思った。