テーマ:自分を生きる(357)
カテゴリ:気づいたこと・学んだこと
この夏はたくさんのことが一気に押し寄せてきて、
いつもどおりには行かないことを思い知ることになった。 それは、まるで降って湧いたような 末娘のフランスへの一人旅から始まった。 20歳の娘をツアーではなく、 一人で行かせることへの心配や不安と、 せっかくの機会を経験させてあげたい気持ちなど 様々な気持ちが交錯していた。 わたしが感じる不安要素をひとつひとつ伝え、 それを消してゆくために、 娘自身が一つ一つ根気良く準備を重ねていく中でも 確実に成長していった気がする。 渡仏中に母の入院があり、 お盆の行事があり、 町内のお付き合いがあり、 渡仏中の娘との音信が途絶えた数日があり、 結婚以来の夫婦水入らずの時間があり… 慌しいのか、静かなのかすらもひと言では言えない。 母に頼っていたご近所との付きあいに 夫も仕事仕事で逃げられず さらりとながらかかわることにもなった。 母は母で、今までの無理も無茶も省みることになり、 自分のコレからを考えるとペース、リズムを 変えざる得ないと感じたようだった。 初夏、6月には想像もしていなかったこの夏の出来事だった。 そう、何が起こるかわからないと言われるが 本当にそのとおりなのだとつくづく感じる。 明日のことを思い悩んだところで、 その悩み以上の出来事が待っているかもしれないし、 そんな悩みなんてどこかに吹き飛ばされているかもしれないのだから。 今、いま、イマ、それが最大だと何度も何度も思ったこの夏。 娘にも良い経験だったに違いないけれど、 わたしも、母も、夫にもこの年でよい経験をしたと感じる。 成長に年齢制限なしというところか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 8, 2008 12:53:32 AM
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