カテゴリ:人生
父が亡くなってからもう14年になる。
生きているときは多忙を極めていたためにちっとも家に居ない人だったけれど、それでも折に触れて色々な言葉を残してくれた。 それが耳に残っていて、必要なときにまるで天からのメッセージのようによみがえってくるから不思議。 父がよく言っていた言葉の一つに『他人(ひと)の言うことよりもしていることを見なさい。』口では何とでも言える。だけど、行為が物語る。 人は言っていることや結果に目を奪われがちなものだけど、結果ではなく、行為、振る舞いに表れているものだからと。 他人の言葉を鵜呑みにするなとも言われた。それは自分の目で、耳で、感覚で、確かめろということでもあった。 人は何かにすがりたいものなんだと思う。だから鵜呑みにしてしまうことがある。信じてしまうことがある。 けれど、自分がなくなっては意味がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 14, 2009 11:49:27 AM
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