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noririn☆

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December 27, 2009
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カテゴリ:ご案内
人は本当に話したいことはなかなか言えないもの。


簡単に口にできてしまうことは、心の表面どころかほんの思いつきだったり程度のものではないだろうか。本当に言いたいこと、本当に聴いてほしいことはなかなか言葉にできない。
それは、本人が自分の本心・本音に気づいていないことが大半なので言えないんだと思う。


だから、その本人すらが気づいていない本心や本音に気づいていくためのサポートがカウンセリングであり、そこを聴けるかどうかが素人の相談とプロのカウンセリングの違いと言える。


プロは、自分の興味本位で聞くのではないし、自分の意見を押し付けるのでもない。相談者が自分の心に意識を向けて、本当に言いたいこと、本当に聴いてほしいこと、ここにフォーカスしていくことをサポートするのがプロであり、そのためにはトレーニングが必要となる。



相手の言うことに対して「うん、うん、うん」とうなづいているだけでは、カウンセラーではなく、ウンセラーでしょ。


プロを目指すならば、様々な勉強をして、知識を蓄えることや技術としての場の設定や、関わり行動云々も大切だと思うけれど、自分が何を感じているか、それによって自分が何を発していて、それが相手に何を与えているのか?ココに意識がいかないままでは本質には近づけないし、茶飲み話の域を脱しない。



プロを目指す人から相談を受けることがよくある。
その時に言うのは、「自分を知ってください」と言うこと。自分を知らずして、他人の何をサポートしようと言うのだろう。


クライアントの前で取り繕いは通じない。
“フリ”は通用しないのだ。


現場はロールプレイではない。自分が発したものがそのまま返ってくるだけで、リアルな現実にはどんな言い訳もできない厳しさがある。


自分が発するものは自分の中から出てくる。
それに意識を向けられないままでは、命がかかっている他人のサポートは危険だと思う。


※ 命がかかっていると書いたのは、生き死にの意味だけではなく、広義の意味で人は自分の人生を掛けて悩むものなので命がけと表現したいと思う。




メンタルダウンが増えているからこそ、プロを目指す人たちには一見遠回りのようでも「自分を知ってほしい」と切に願っている。





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Last updated  January 9, 2010 07:31:43 PM



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