テーマ:自分を生きる(357)
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息子が小学校のとき同じクラスだったY君のママであるNさんとはもう20年近くの付き合いになる。
二人してママさんソフトチームに入って、ボールを追いかけた時期もあった。 子育てに明け暮れた頃があり、それから一段落して仕事をし始め、そして今までの紆余曲折もお互いに支えあい、励ましあい、時には叱咤激励しあった友人である。 今ではお互いに仕事が忙しくなり、数ヶ月に一度くらいの割合でランチタイムを一緒に過ごすのがせいぜいだが、逢えばいろいろと四方山話に花が咲く。 その彼女と久しぶりのランチ。 そして、今日話したのは夫婦のこと。 彼女も私もお互いに夫との関係はすこぶる良好である。 知人や友人はもとより、私たちを知る人から「仲が良いね」と評されることは多い。しかし、そう言われるには理由があった。 それは、夫と過ごす時間や話し合う時間をとっているからの結果であり、何もしないで良好なわけではない。当然だけど何もしないで勝手に仲が良いなんてことはない。 別の言い方をすると、お互いに手間隙かけている。育んできたし、いまも継続中である。手抜きはナシだから。 だから、よそ見をする気もならないし、飽きるなんてこともない。 昨日の私と今日の私は違う。同じに見ないで欲しいと思う。変化を置き去りにしないで欲しい。そう思うと同時に相手も同じだと気づく。 だからこそお互いを知るために話し合うこと、理解のために確認しあうこと、27年も同じ屋根の下に暮らしていてもまだまだ尽きない。 夫婦関係においても、恋人関係においても飽きるとか倦怠期とか、もう分かっているからなんて思い込むのは、相手にも自分にも怠慢だと思う。 私たちは、話し合う分ぶつかり合うことも多いけれど、死が私たちを別つときまでお互いに興味と好奇心を持って話し合い続けるだろうと思う。 27年経てもなお、発見することはまだまだある。唯一無二のパートナーである彼への興味は尽きない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 21, 2010 11:56:01 PM
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