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夫の父96歳、現役の職人です。
今日も元気に働いてる。 義父は言います。 与えられたことを一生懸命してきたことで、今日まで生きて来れた。母親のススメで大学に入った、そのことがあったから戦争に行っても大学卒であることが活かされた。 時代が目まぐるしく変わっていく中で、とにかく目の前のことを、自分に与えられたことを精一杯やった。 そうしたことで、生きて帰れたものの、何もなくなった中でこうしてここまでやってこれたのも、自分一人の力では到底無理なこと。 こうしてこの年になっても元気で仕事ができているなんて、本当に有り難いこと。 ※父の言う精一杯やるというのは、与えられたから、やらんとあかんのでやるのではなく、そこに自分の仕事があり、自分がやるべきこととしてとらえるということ。 もう一歩進んで、遣り甲斐をもって自分を最大限に活かすということ。 こんな仕事…と思うような仕事であっても、それを思わずに誇りを持って仕事をすること。それをいつも言います。 今も「わしができないと言ったら、もうできる人はいない。わししかできないねん。」だから少々手間がかかってもやるんだと。 96歳の義父が言うと、とても深みも重みもある言葉。 与えられてることの中に自分を生かす道がある。 それを生かすも殺すも自分次第と言うことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 31, 2013 02:07:45 PM
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