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カテゴリ:スピリチュアル
ネガティブな言葉を常に吐いてしまう。
そんな身近な人を持ている貴方。 そういう方の気持ちに引っ張られてしまうことってありませんか?
この手のタイプは、私たちの親世代に多いと思います。 これは、今までの日本の美徳、道徳心に基づいたもののように思われます。
こちらから観ると、 そんなネガティブなことを言っていて 良くネガティブな出来事を引き寄せないものだと感心してしまう。 だけど、実は、 そのネガな発言は自分とその出来事を切り離すべく 発している言葉だったりするのですよ。
だから、ネガティブなことを言いながら 結構明るく生活していたり、 観ていると「???」なほど、 言っていることより、逞しく勇ましい彼らを見つけ出すことってないですか?
言葉に右往左往させられるのは どちらかというと それを聞く私たちのほう。 当の本人はまったく無害な様子。
これは、機能の違いによるものです。
彼らはネガを口にすることで それらを自分たちとはかけ離れたものと認識しているような気がします。 それらを、切り離して考える機能です。
たとえば、このご時勢を反映したニュースを見て 暗い感想を吐露する。
その後、ケロリとしている訳です。
同調した振りをしているだけです。
彼らは自分の中にはバリアを張ってそれをモノとはしない強さを 自分の中に蓄えているわけです。
私たちにはそういう時代的背景はありませんね。
暗い意見はそのまんま、 受け入れてしまうところがあります。 だから、そのネガを思い切り受けてしまう。
私たちは言霊を大事にするあまり、 そういう言葉の一つ一つに丁寧に反応してしまうのですね。
でも、彼らの世代にしてみたら、 ネガティブを口にするのは自分を守る機能の一つなのです。
暗い世の中に同調したように見せておいて 自分の中に燃えている炎のなかに それ(ネガ)をくべて燃やしてしまえるほどの強さをもっている世代。
同調はけしてそれを受け止めているわけではありません。
口にすることで 口にしたことを自分と切り離す。 そんな機能です。
ネガティブなことを口にしたら それを引き寄せてしまうなんて発想はありません。
同調は社会で自分も同じ土俵に立っているのだと 言っていることに他ならないのです。
で、その土俵の上で如何様に振舞うも自分しだいだと知っている。
だから、人様に同調しているように見せかけて 自分とは切り離しているわけです。
出る杭は打たれるを知っているから。 世間に同調しておく。 それだけのことです。
この方たちが、世間に同調せずに、 ネガを口にするのをためらったらどうなると思いますか? それは、彼らを不安にさせるのです。 社会に同調していないというのは苦しいことなのです。 暗い世の中に同調する言葉を吐かないことは 彼らに苦しみを与えます。 これは大きなストレスになるのです。 ストレスは、体調に影響するほど大きい。 内臓に暗い影を投げかけるでしょう。 大病になってしまうかもしれない。
その機能を知り、 それを許容す寛大さ。 そんなものが大切かと思います。
つい、自分たちの尺で物事を測ってしまいがちですが、 その世代世代で 違う考え方をしていることを 考慮しなければなりません。
今見えていることが全てではないのです。
時代が違えば、 感覚も違う。
住んでいる土地が違えば常識や言葉が違うように。。。です。
世代やバックグラウンドを知ることで見えてくるものもある。
そうやって、考えていくと 古くからの考えや習慣を変えにくい世代というのは 今の世の考え方に自分をあわせるのはきついと言わざるを得ませんね。
私たちが、それを知っていて 理解してあげるとことで 楽になる局面ってあるんではないかと思うのです。
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