前世の記憶を思い出す。
昨日は宇宙人にブレインウォッシュをされたのかもと言う息子。彼の話を聞いて、それならと催眠で昨夜の記憶にアクセスして見ることにした。実は私はちょっと催眠術の勉強をしているんですね。今までに、何人かの友人や妹たちが私の催眠で過去にアクセスしているんです。(ちなみに、私はこれをヒーリングの一環としてやっています。) 催眠にはいると、すぐにリラックスしてトランス状態に息子は入りました。すぐに過去への扉を開け、そこへアクセスすると彼は裸足で海岸に立っていました。周りには誰もいないという。場所を聞いてみると、そこはアラスカで1918年くらい。自分は6歳の男の子でビーチで遊んでいるらしい。彼は白人の父親と日本人の母を持っているんだそうだ。そして、この母親は現世の母であるこの私だという。その後父親は死んでしまい、家はどんどん貧しくなったそうだ。アラスカから人がいなくなっていくのに伴い、彼が13歳になるとハワイへ移住。16歳のときはとても幸せな共同生活を多くの友人たちと過ごしていたらしい。このときに友達だった中に、今我が家の隣に住んでいる仲良しのDが居る!と言って彼は驚いた表情を見せる。Dはそれからしばらくして海で溺死。自分には助けられなかった悲しみが残っていると言う。 30歳の彼になるように言うと、何も見えなくなってしまったらしい。どうやら30歳までは彼は生きていなかったということのようだ。最後に生きていたときまで戻ってみるように促すと、戦艦の上に立って監視をしている姿が見えだした。飛行機が見えて来ると、すぐに戦艦はミサイルを打ち込まれて、自分は海に体を投げ出されたらしい。そして海に沈むと足にロープが絡まり浮上できずに、苦しみながらその人生を終えた。最後に見えたのは水の中に沈んでくる沢山の船の部品と、太陽だった。その後、体が軽くなると上へ上へと昇っていき雲の上に居た。「一番最初の雲の上にはお母さん(私)が僕を待っていてくれた。とても優しく笑ってくれた」と言って嬉しそうに微笑んでいた。この人を終えて思ったことは「日本のことを知りたい」そんな気持ちだったという。セッション中は彼は全く淡々と言葉を話し、死の瞬間でさえも冷静だった。けれど、セッションが終わると彼は自分が死んでしまったことをとても悲しんで泣き出してしまった。ひとしきりそのセッションで見たことを私に興奮して語ると「これはパールハーバーだね?僕はパールハーバーで死んでしまったんだね」としっかりした口調で納得したようにつぶやいた。その時の彼は大人のようだった。27歳で死んでしまった彼の前世。とても悲しかった。でも、またママと会えて幸せだと語る息子。今朝は朝からパールハーバーについて2人でいろいろと調べてみた。また更に、しっかりとした記憶がよみがえりつつあるようだ。私はその時の記憶は無いのだけれど、いつの日か思い出したいと思っている。彼の母に再びなれたことを、とてもとても嬉しく思う。 前世の記憶にアクセスすることで、心の扉が開いていろんなことが見えてくることもある。子供は特に前世を体験することによってのセラピー効果が高いのではないかと思う。 息子はもう、海に入ることがそんなに怖くはないだろう(ちょっとした恐怖を今までは感じていた)。残念ながら宇宙人とは会っていなかったみたいだけれど、大事なところにアクセスできたようで息子はとても喜んでいる。貴重な体験が出来たと、しっかり前向きだ。私の方が驚かされっぱなしの今日この頃 。。。。