大地震そして大停電
停電が終わってから5時間です。 9月6日の午前3時に大きな地震があって 1時間ほどテレビのニュースを見ていたところ 不意に真っ暗になったのでした。 北海道全域で停電です。 北海道のほぼ全世帯が停電。 このように管内全部で停電することを ブラックアウトというのだと今回知りました。 適当な名前感のある言葉ですね。 すごく珍しいことらしいです、ブラックアウト。 長時間、道路の信号がつかなくなったこと、 札幌の中心部までもがなかなか復旧しなかったことに驚きました。 私個人的には、 一日半くらいの停電だったので、そんな長くもないし 深刻に困る事情もないので、 キャンプみたいでこれはこれで面白いからまあいいやと のんきにしてたら終わりが来た感じです。 自分が電気を使わない(この場合使えないんですけど)分、 本当に電気を必要としている人たちのところに 電気が行くんだったら、 ちょっとくらいの我慢は、まあいいや。 同じように思ってる人は 結構たくさんいるんじゃないかと思います。 自分だけ良ければいいやって人は実は少ないのでは。 だって大抵の人間は誰かが不幸になると胸が苦しくなります。 大抵の人間は自分だけ良くても幸せな気分じゃいられないです。 わかりやすい事象がなければ どこかの誰かの不幸を想像しにくいから、 普段は無意識に自分だけ良ければ的な生活をしがちだけれど。 そういえば 電気がない時、いつもよりも時間の流れが遅いように感じました。 電気がある時と比べて 目、耳などから自然に入る情報が少ないから 脳の活動量も少なくて それで時間の流れが遅いように感じるのかなー とか思ったりしてますが、ただの気のせいかもしれないですね。 昨夜の空は素晴らしかったです。 大停電の札幌、 今まで見たことがないくらいたくさんの星が浮かぶ空でした。