COCO的国際結婚生活

１４日は母の日だった。いつものように電話をする。


そして、いつものようにシンプルな会話。（笑）　でもそのシンプルな中でも、昨日はちょっと違った。


　母　　「お花届いたわよ。ありがとう。とっても綺麗ね。こんな私好みのお花、
            どうやって注文したの？」


COCO　「ある方にお願いをしてデザインしてもらったのよ。お母さんが好きな、
            ヨーロピアンアンティークなイメージでお願いしたの？」


　母　　　「あらそう、ありがとう。でもそれってあなたの好みでもあるわよね。」


COCO 　「まっまあ、そうね。　お母さんと私はテイストが同じだからね。」


　母　　　「あなた、好きでしょ。このデザイン」


COCO 　「ん、そうねえ。　かなり気に入ってる。」


　母　　　「ふ～ん。　でも、あげないわよ。」


COCO 　「・・・・・・」



なんともそっけない会話だけれど、娘の私には、母が かなりお花を気に入っているのがすぐに分かる。


母は気前が良く、指輪でもネックレスでも、私が「それいいわね。」と言うと、「あら、そう？欲しい？？」と言って、割と間単にくれる。　もちろん自分が何回もつけて、そろそろ飽きてきたものに限るけれど。。。。。


私や兄嫁、母の妹たちは、かなりその恩恵にあずかっている。（笑）


そんな人だから　「あげないわよ」　とは自分からめったに言わない。


お母さん、お花、相当気に入ってくれたのね。ふふふ。。。



今回私が送ったお花は"プリザーブドフラワー"と言って、生花を加工し、数年間その美しさを保つという、まさに『魔法のお花』


そのお教室を持っていらっしゃるSさんにお願いをして、デザインしていただいた。


残念ながら、国外への発送はなさらないとの事だったので、カルヴィンのお母さんには、お花（こちらは普通の生花）と大好きな日本茶をお送りした。


さて、私がリクエストしたデザインは、母の好きな「ヨーロピアンアンティーク」のイメージ。







シックな中にゴージャスさを入れて欲しいとお願いした。


花瓶もそれ風でお願いしたところ、Sさんもちょうどそのことを考えていらしてくれて、とても素敵な花瓶とそれに合ったデザインをして下さった。


私が赤の薔薇は使って欲しいと希望したところ、ちゃんとその希望も聞いてくださり、後はクラッシックなイメージになるように、カーネーションの色も抑えた感じにしましょうと提案してくれ、アジサイやパープルの薔薇もそれに合わせてデザインして下さった。


メールで送ってくれた写真を見て、


アジサイの所にもう少し豪華な感じがほしかったので、花瓶の淵と同じゴールドをそこに少し入れて欲しいとお願いしたところ、これまた快く受けてくださり、写真のような、まさに母好み（私好み？？笑）の作品となった。


すばらしい！！


この口うるさい客に文句一つ言わず引き受けてくださり、しかも希望通りの素晴らしいデザインをして下さったSさんに心から感謝しています。


こんなすてきなサービスは、そうはないと思う。　アメリカでは考えられない。


母に「あげないわよ」と言わしめたこのお花、これから毎日彼女の目を楽しませてくれることだろう。



　 いつもありがとうございます♪
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