テーマ:暮らしを楽しむ(388397)
カテゴリ:お出掛け・旅行話
今回ハワイに寄ったとき、ハワイ市場さんから、 とてもいい香りのオイルと貝でできた素敵なネックレスを頂いた。 『香りフェチ』な私は、ハワイの空港で早速オイルをつけてみる。 と~ってもいい香り 南国の香りに包まれ、さっきまで一緒にいた市場さんを思いながら ハワイの青い空に別れを告げた。 飛行機の中では、食事もとらずにただひたすら眠り続けるzzz。。。。 東海岸の空港へ着き、最後のフライトまでの1時間を Gateで本を読みながら待っていた。 「いい香りがしますね」 空いていたはずの隣から声が聞こえる。 本に夢中になっている間に隣に座っていた男性から発せられたものだった。 本から顔を上げる。 そこには、笑顔の素敵な好青年が優しく笑いかけていた。 「ダヴィンチ・コードですか。僕も読みました。 これは小説として読むには面白いですよね。 でも真実と錯覚しがちなので、気をつけてくださいね。」 どう見ても20代前半くらいにしか見えないのだけれど、 言葉の選び方、話し方がとても落ち着いている。 お坊ちゃま系に弱い私は、ちょっとドキドキするが、 既婚者である自覚はしっかりあるので、 「まだ読み始めたばかりですので何とも言えませんが、 友人にも同じ事を言われました。」 と笑顔でさらっとかわし、再び本に目を落とした。 それから5分ほど経っただろうか。 「これからコーヒーを飲みに行きますが、一緒にいかがですか」 私は婚約指輪と結婚指輪をダブルでしっかりしていたのだけれど、 本の影になって見えなかったのだろう。 そこでおもむろに左手を上げ、ダイ・ハードの1シーンのように、 ニコッと笑いながら、指輪をピクピクっと動かしてみせる。 「ああ、そうか。 ごめんなさい。 見えなかった。。。 それじゃあ、僕はコーヒーを飲んできますね」 と、彼はコーヒーショップに向かって歩いていった。 彼が去った後、 もしかしたら私、自意識過剰だったかしら? 別にレストランに誘われたわけでもなく、 ただ空港内にあるカフェでコーヒーを飲もうと言われただけ。 これが女性だったら、一緒に行っていたかもしれない。 彼も別に深い意味は無かったのかもなあ。。。。 彼が自分のタイプの男性だったから、変に意識しすぎたのかも。。。。 そうだったらちょっと恥ずかしいなあ。。。。 なんて思いながら、 まあ、もう会うこともない人だし、「ま、いっか」と また本に没頭した。 搭乗が始まり、自分の席に着く。 この便はエコノミーしか取れなかったので、3人席の通路側。 窓側と真ん中の席の人はまだ来ていない。 「誰も来ないといいなあ。。。 でもそんなことはありえないわね。。。」 なんて考えながら座っていると、 先程の男性がこちらに歩いてくるのが見えた。 さっきのこともあり、ちょっと恥ずかしい気がして、顔を下に向ける。 どうぞ気づかずに通りすぎてくれますように。。。。。 と、誰かが私の隣に立つ。 『えっ??まさか。。。。』 そう、その彼がまたも笑顔で立っていた。 「僕、隣の席です。奇遇ですね。びっくりしました。」 「あっそうですか。ほんと、びっくりね~。。。」 それからは、先程のように深く考えず、少しだけお話をした。 その後、とっても大きな体の男性が来て、窓側の席に着く。 真ん中の彼は必然的に私の方へ近づく。 小さな声で 「ごめんなさい、あなたの方にちょっと寄ってしまって。。。。」 「大丈夫ですよ」 と私。 飛行機が飛び立ってからは、睡魔が襲い、また熟睡してしまったので、 彼とお話しすることもなく、あっという間に空港に到着。 最後は、「楽しいひとときをありがとう」 と紳士的に次の乗り場へと去っていった。 (彼は乗り換えてまた違う地へ向かうそうだ) 私は結婚をしていたから、名前を聞くこともなく、 何の進展もなかった出会い。 彼からの好意もなんとなく感じてはいたが、 向こうも私が既婚者であることを知っているので、 そこはちゃんとセーブしている。 でも、これが独身だったら? お互いに惹かれ合うものがあったのだと思う。 Gateで声をかけられた人が飛行機でも隣の席だったなんて、 ちょっと運命を感じる。 こんな出会いもあるのだろう。 彼(彼女)を探している方は、頻繁に旅に出るといいかも。 そして、今回のように『魅惑のオイル』と言う武器も忘れないこと。(笑) 「いい香りですね」と声を掛けてきた彼。 市場さんのくれたオイルのお陰で、ちょっとしたドキドキ感を味わった。 帰って、市場さんにハワイでのお礼を兼ねてこのお話をしたら、 「香りなんてただの口実よ。 COCOちゃんとお話ししたかったからに決まってるじゃない!!」 なんて言っていたけれど、それだけじゃないと思う。 あのオイルの香りは、本当に魅惑的♪ 今後どんなに素敵な出会いがあったとしても、 カルヴィンを裏切ることは決してありえないけれど、 (あっ竹野内豊さんだったらちょっと考えるかも。。。笑) 20代前半の男性に声をかけられるなんて、 『私もまだまだ捨てたものじゃないわね。ふふ。。』 という気持ちにさせてくれる。 それが独りよがりだろうが、勘違いだろうが、いいじゃない♪ そういう気持ちが女性を美しくしていくのだと思う。 もし、外に出るのがあまり得意でないという方がいらしたら、 そんなこと言わずに、どうぞ勇気をもって飛び出してみてください。 そこには新しい世界が広がっている。 男女の出会いだけに限らず、新しい自分が見つけられると思う。 視野も広がる。 彼は、自分の仕事のことなど私に沢山話してくれた。 初めて聞く世界のことだったので、とても興味深かった。 そして私のトリビアがまた一つ増える。 人との出会いってなんて素敵なんだろう。 一期一会 たった一度だけかもしれない出会い。 これからも大切にしていきたいと思う。 いつもありがとうございます♪ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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