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COCO的国際結婚生活

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Apr 14, 2007
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カテゴリ:会社の話

我が社には、日本人の間で『お局さま』

と呼ばれている女性(Yさん)がいる。



彼女は創業以来 初代社長と共に我社を盛り立ててきた

まさに、うちの会社で一番の古株である。



先日、彼女が60歳のお誕生日を迎えた。



簡単なお祝いはそのときにしたらしいが、

来週還暦のお祝いを改めてするらしく

そのパーティに私をお招きくださった。



Yさんは何でもはっきりとものを言う性格。



嫌味なこともしょっちゅう言っていて性格がキツイので

日本人、アメリカ人共に恐れられている。



彼女のことをあまり好きではない人たちから

良くない噂を聞いたりすることもある。ショック



でも、実は私はこのYさんのことが結構好きなのだ。スマイル



Yさんは20代前半に国際結婚で日本からアメリカへ渡り、

数年後ご主人と別れ、それは大変な思いをなさってきた方。



外国でまだ幼い息子と二人生きていく為になさったご苦労は

並大抵のものではなかったと思う。



そんな厳しい生活の中、気丈に生き抜くストラテジーを

自然と身につけてきたのだろう。



私は彼女のその強さが好き。



Yさんは私にもかなり厳しいことを言う。



彼女は私がこの会社を受けたとき、面接官の一人だったが、

私の履歴書を見ながら他の面接官が

「素晴らしいご経歴をお持ちですね」と言っている中、



「こんな経歴は今までの世界では通用したかもしれないけれど、

この業界では何の意味も持たないわね。 

あなたが持ってる資格も全てここでは何の意味もなさない

と思ってちょうだい。」と言われた。泣き笑い



その時は正直かなりショックを受けた。



私は資格オタクとまではいかないけれど、

成人後に始めた習い事やお勉強はほとんど途中で辞めることなく、

免許を取得している。



でも、この会社に出すレジメに全ての資格を書く必要もないので、

以前の仕事(日本語教師)に関する資格と、

この業界で役に立つかなと思われるものだけを書いていた。



とは言え、それらの資格(特に日本語教育に関するもの)は、

私にとってはそれまでの仕事の集大成とも言えるものであって、

それを否定されたということは、

私がこれまで築き上げてきたキャリアを全て否定されたに等しかった。



その時は『なんて意地悪な言い方をする人なんだろう』と思い、

『苦手なタイプかも。。。』と思っていたのだが、

冷静に考えると、彼女の言うことはもっともであって、

確かに私の資格が今の仕事で役に立つことはないのだ。



しかし、どちらも言語を媒介とする仕事であるから

資格は無用の長物であっても、経験は大いに役立っている。



私が仕事を始めて1年が過ぎた頃、Yさんが初めてそのことを認め、

とても嬉しい言葉を言ってくださった。



照れるのでここには書かないけれど、

Yさんから出たその言葉は誰の褒め言葉よりも嬉しかった。ピンクハート



しかし、今でも尚、Yさんは悪口雑言を皆に浴びせかける。しょんぼり



世界中にシェアを誇る某大手企業の幹部を経て、

そこから鳴り物入りでヘッドハンティングされたA社長を

「所詮、天下りのくせに」と言い放ち、

やはり同じ企業から社長に引き抜かれたP副社長には

「独りよがりで突っ走りすぎる」と叱咤する。



その他大勢のアソシエイトたちにもこんな調子で散々だ。失敗



社長、副社長でさえこれなのだから、私などけちょんけちょんである。泣き笑い



一度は褒めてくれたその同じ口でここまで言うか~!! 

とカチンとくることも多々ある。



ただ、私が彼女を好きな理由は、陰でも悪口を言うには言うが、

そのことを後に本人にもはっきり言うこと。

そして、上下関係なく、誰に対しても同じ態度をとるところだ。



何度も私の心をズタズタにしてくれたYさんだが、

社長が言うには、彼女は私の事を結構気に入ってくれているらしい。

ふふふ。。。スマイル



うちの会社で唯一彼女に言い返すのは、私と社長くらい。

しかも社長よりも私の方がきついかもしれない。うっしっし



社長曰く、Yさんは私のそういうところがお気に入りなのだとか。



びっくりである。



私はこの話を社長から聞くまで、

『いつも反発してくる嫌な子』と思われてるかもと思いながら

「ま、それならそれでいっか。 でも私はYさん好きだわよ♪」

と短絡的に考えていた。




だから、社長からこの話を聞いたときは、驚いたと同時に嬉しくもあった。スマイル



とは言え、私の悪口もしっかり言っているらしいが。。。。 きゃははは!!



ついこの前もこんなことがあった。



うちの会社には私が 青ハートイケメンブラザーズ青ハート

ニックネームをつけている美形兄弟がいる。



その弟の方が、先日私の所にやって来て、色々と嬉しいことを言ってくれ、

お世辞だと分かっていながらも嬉しくてケラケラ笑っていた。ひよこひよこひよこ



そこへYさん登場。



そしてオフィス中に聞こえる大きな声で、彼に向かって

「あなた、この人何歳だと思ってるの!! 

もう3○才なのよ。

あなたみたいなハンサムは

こんなおばさんじゃなくても

他にいくらでも若い子がいるでしょ!!」


と言い放った。号泣



この発言にオフィスが静まり返った。



っていうか、オフィス中に私の年齢バレたし。。。泣き笑い



でも、ここで勘違いしてはいけないのは

Yさんは決して悪気があったわけではない。

彼女にとってはあくまでもジョークなのだ。



ただ、『いくら冗談でもこれはちょっと行き過ぎだわ』と感じた私は

「ちょっと、Yさん、相手が聞いてもいないのに、

どうしてYさんが私の年齢ばらしちゃうんですか。

しかもそんな大きな声で。

オフィス中に知れ渡ってしまったじゃないですか!!」



と抗議をしたら



ピンクハートあら、平気よ~。私も自分の年齢みんなに言ってるし♪ピンクハート

と、トンチンカンな答えが返ってきた。。。。。泣き笑い





完敗じゃ。。。。。_| ̄|○





これまた「まっまあ、いっか。。。」と

今度は無理やり思うことにした。。。。号泣



Yさんが自分のオフィスに戻った後、みんなが駆け寄ってきて

「大声であんなこと言うなんて信じられない。

でもCOCOはとてもそんな年に見えないわよ。」

とそれぞれに慰めてくれた。



日本人はアメリカではとても若く見られるので、

皆 私がまだ20代だと思ってくれていたようだ。



慰めようという気持ちからか、

ほとんどの人が20代前半から半ばの年齢を言ってくれたのに対し、

その後廊下であった男性に

「君はとても3○才には見えないよ。

どうみても29歳くらいにしか見えない!!」と

『どうだ!嬉しいだろう!!』と言わんばかりに満面の笑みで言われたときは、

「ありがとう・・・」とお礼を言いながらも、心の中では

『微妙。。。。。』とつぶやいていた。(爆)



さて、そのイケメンブラザーズの弟くん、私の年齢を知った後、

通路ですれ違うとき目を伏せるようになった。



というのは冗談で(きゃははは!!)、

そんなことは気にもせず、今でもよく遊びに来る。



しかし、お兄さんの方は以前はよく来ていたのに、

最近ぱったり来なくなったと思ったら、

とっても可愛らしい22歳の子と結婚することになったそうだ。



クッ!! やはり 若さ には敵わなかった。。。。。号泣



あははは!!!



まあ、そんなこんなで、

これからも戦いを繰り広げるであろうYさんの還暦のお祝い。

会社関係で招待してくれたのは、私と社長だけらしいから、

なんやかんや言っても好意をもってくれているのだろう。うふふ♪



お祝いに Victoria's Secret の

真っ赤な(還暦だからね♪)レースフリフリランジェリーを

プレゼントしようと思っている。


ちょっとこんな感じかな♪






あ、でも Victoria's Secret にXLサイズってあるのかしら???スマイル















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Last updated  Apr 14, 2007 04:48:36 PM
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