テーマ:美容院(1025)
カテゴリ:お出掛け・旅行話
昨日の日記の続きです。 楽しいショッピングをした後、 「もう来るだろう。もう来るだろう。。。。」と バスを1時間以上も待ち続けた私。。。 雨は降ってるし、寒いし、足は疲れるし。。。 無性に髪を切りたくなった。 (私はイライラすると、スパか美容院に行きたくなる。笑) バスはいつ来るかわからないし、 「もうこれ以上は待ちたくないわ」 とタクシーを捜そうと思っていたら、 1時間10分を過ぎたころ、やっと来た。 ホッとして、チケットを見せて乗ろうとしたら、 「それは違う会社のバスだよ」と言われる。 「ええ??? そうなの?? でも私はもうここで1時間以上も待ってるのに このバスが初めて来たバスなのよ。 私の会社のバスはどこにいるの?」 と聞いたら 「急に雨が降り始めたから屋根をつけたりとかして 時間がかかってるんだと思うよ」 と言われた。 「それにしても1時間以上も待つなんて思ってもいなかったわ。 いつ来るか分からないし、仕方がないからタクシーにでも乗って帰るわ」 と言うと 「仕方ないなあ。じゃあこれに乗っていいよ。 本当はこんなことしちゃいけないんだけど。。。。 内緒だよ」 と言ってくれたので 「わーい!! ありがとう。」 と言って、そのバスに乗り込む。 また説明のテープを聴きながら、車窓観光をしていると 「Manneken Pis(小便小僧)を見たい方は次のストップで降りてください」 とテープから流れてきた。 そのころには雨も上がり、時折ではあるが日も差していたので、 「じゃあ、名物の坊やにご挨拶にでも行きましょうかね」 とそこでバスを降りた。 Manneken Pis に「こんにちは~♪」とご挨拶をした後、 バス停まで戻ろうかとも思ったけれど、 また長い間待たされるかもしれないし、 地図を見ると、そこから元の場所までわりと近かったので 歩いて散策することにした。 ちょっと歩いていると、美容院が目に入る。 さっき「髪を切りたい」と思った衝動は、 そのときも消えていなくて、 「よし!!こうなったら決行だわ!!」とカットすることに決定。 (ベルギーまで来てほんと何をしているんだか。。。。爆) でもどこでもいいというわけではなく、 やはり上手な美容師さんにカットしてもらいたい。 もともとブリュッセルやアントワープはとてもお洒落な人が多いことで有名だし、 実際に町を歩いている人のファッションもすごくセンスがいい。 『そういう洗練された国ならきっとカットも上手に違いないわ!!』 と強い確信を持ち、 センスのいいお洋服がディスプレイされているお店に入っては、 店員さんの髪型を見て、素敵な髪型の人がいたら その人に行き付けの美容院を聞く という方法で美容院探しを始めた。 でも、みんなその近くから通っているのではなくて、 そこから車で30分以上かかるところだった。 タクシーで行ってもいいかなあとも思ったけれど、 時計を見たら、往復1時間以上かけて行くほどの時間の余裕はない。 「どうしようかなあ」とまたトボトボ歩いていたら、 ある素敵な美容院が目に飛び込んできた。 今まであった美容院は数名の美容師さんがいて、 バタバタと忙しそうだったのだけれど、 そこはたった一人の美容師さんと、 見習いらしい若い女の子だけしかいなくて、 彼女は先生の技術を学ぼうと真剣な眼差しで見ていた。 カットされているお客さんも品の良さそうなマダム。 「ここだわ!!」とピピッと感じた私は、 「予約もしていないのですが、これからカットお願いできますか」と聞いた。 すると、「今ちょうどこの後のお客さんから 少し遅れると連絡が入ったから大丈夫ですよ。」とのこと。 「わーい。ラッキーだわ~」と喜び、お願いすることにした。 このお店、私が日本にいたときに通っていた美容院に雰囲気が少し似ている。 そこも美容師さんがたった一人で、見習いの人さえいなかった。 店内はバリ風のアジアンテイストでセンスよく統一され、 椅子も、ミラーもたった1台だけ。(ブリュッセルで行った美容院は数台あった) カットのときは1時間、パーマやカラーリングのときは2時間の間、 そのヘアサロンには私と美容師さんだけでほかのお客さんは一切いない。 とても贅沢な時間を味わうことができ、技術も素晴らしく、 いつも大満足していた。 「○○さん、お元気かしら??」とそのオーナーのことを思い出していたら さっきの女の子が来て、シャンプー台に案内される。 シャンプーの技術は日本のそれとよく似ていて、 アメリカで通っている美容院よりずっと上手だった。 カットしてもらっている間に、予約していたお客さんが来店されたのだけれど、 私が間に入ったばかりに、その方はちょっと待たされることになる。 ごめんなさ~い 美容師さんはそれでも気にせずに丁寧に私の髪をカットしてくれる。 私の方が「いいのかしら?いいのかしら?」と気が気ではない。 「あのお客さん、ずっと待っていらっしゃるけど、大丈夫ですか」 と聞いたら、美容師さん その紳士にフランス語で何か言い、 その紳士は笑顔で私に話しかけてくれた。 美容師さんに彼が何て言ったか聞くと、 「僕はこの後予定はないから、あなたが満足するまで じっくり時間をかけてやってもらってください。」と言ってくれたそうだ。 素敵なおじ様だわ♪ そして仕上がりはこれ。 モデルが大したことないので、あまり代わり映えのしない髪型だけれど、 カット技術は素晴らしかった。 気分もすっきりして大満足♪ 美容師さんが「綺麗な髪だね」と何度も褒めてくれたのだけれど、 私は決してCMに登場するヘアモデルさんのような 美しい髪というわけではない。(枝毛とかはないけれど。。。) 私が想像するに、彼がいつもカットしているベルギーの人の髪は 細くて、柔らかくて、痛みやすいのではないのかなあと思った。 それに比べて、私の髪はしっかりしていて、わりと強いような気がする。 とは言え、普段から髪のお手入れは結構念入りにしているので、 それを褒められたようで嬉しかった♪ 美容院の様子 カットしてくれた美容師さん 時間もちょうど良いころになり、 プラハ行きの飛行機に乗るため、空港へと向かった。 続く。。。(次回はチェコのプラハです♪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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