ミイラと古代エジプト展
秋晴れで気持ちのいいお出かけ日和。今日はお友達と上野の国立科学博物館へ。お目当ては「ミイラと古代エジプト展」自分がエジプトに行くことは簡単ではないけれど、こうしてエジプトから連れてこられたのなら見に行かなくちゃ。 3D映像がこの展覧会の目玉。よくできていて、感心しました。他の展示物もいろいろありましたが、この3D映像のために入場料を払っても惜しくないかも。今から約3000年前にミイラになった、その人の名はネスペルエンネブウ。神殿を守っていた神官のなかでも位の高かった人。長い時を経て、まさか自分がこんな風に見せ物?!になるなんて、夢にも思わなかったことでしょう。本当だったら、ピラミッドで永く静かな眠りについているはずだったのにね。それを、こんな遠く離れた異国で、この私が見ている。これってすっごく不思議じゃないですか??ミイラといえば…。棺はカルトナージュ。といっても、現在の紙箱に布や紙を貼ったものではなく、亜麻布を棺の形にして固め、彩色したもののようでした。そして、古代エジプトといえば…。ビーズの装飾品。天然石や細工した金のビーズをつなげたネックレス。金を加工したリングやイヤリング、ブレスレット。限られた人だけの持ち物とはいえ、そんな大昔にどうやってこんな精巧な細工をしたのか…。じっと見てもわからないけれど、その輝きに魅せられます。装身具は全部で10点ほど。もっとたくさん見たかったな~。どこかにまとまって古代エジプトの装身具が集まっているところはないかしら~?大英博物館か、やっぱりエジプトですかね…。古代エジプトの品々が見られて大満足。これからもぼちぼち、気になった展覧会には足を運びたいと思ったのでした。