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カテゴリ:リハビリとピラティス
利き手の指やてのひらが固くなってつらいなあ、ということはありますか?
私の右側の利き手は左とくらべるとあまり指がまっすぐになりません。
私と同じようなつらさを訴える人は少なくないと感じます、そのためからだを動かすことで自分でもケアできる方法を紹介します。
首から手の指にかけての「うごきのチェーン」全体の動きを良くする。 うでは首~肩~肘~手首~手とひとまとまりのチェーンの一部でそれぞれの関節が影響しあっています。手に力が入ると肩や首は緊張します、そしてその逆もあります。 そのため、手や手首の固さのケアをする時はそのどこか一ヶ所だけでに働きかけるのではなくチェーン全体の動きを良くすると効果が表れやすいです。 動きのチェーンに働きかけるピラティスで行う方法は肩のケアの記事を参考にしてみてください。 そのチェーンの中の前腕(肘から下)から手に向かっての部分は自己または他の人にしてもらうマッサージが緊張をとるために効果的と感じます。手首のストレッチをすると動きは若干改善しますが、緊張が残るように思います。その点マッサージをすると脱力しやすくなります。
太極拳のうでの動きをしてみる 楊名時太極拳の八段錦と24式の動きです。太極拳についてはNPO法人日本健康太極拳協会を参照ください。
競技ではない健康太極拳は意識・呼吸・動作を調和させることに重きを置いています。そのため動いている時にさえも心身のリラックスを得ることができます。 ひとつひとつの動作をていねいに行うため、指先へもエネルギーが伝わりそして離れていく感じを味わうことができます。 「気」が滞っているとうまく流れないそうなので、流れるように練習してみると手のひらや指はかなりリラックスしてきます。
太極拳はからだや筋肉の緊張をゆるめるためにはもちろん、こころの緊張をゆるめるのには注目をするといいことだと思います。 今週のピラティスグループクラスではきっと役立ちそうだと思ったので、この方法(八段錦、第一段)をみんなでしました。 「こんなゆっくりな動作も時々あるといい」という声がありました。
ピラティスではないことをクラスでする事は少ないですが、役立つアプローチなら時々しようと思います。
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最終更新日
2016.07.09 16:51:36
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