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カテゴリ:リハビリとピラティス
ピラティスでは外反母趾に対してどんなアプローチをとることができるのでしょうか?
患部を治すための”治療”に協力する立場で、足や足首(特に膝から下)の動きや筋力バランスの改善ができるようにします。 外反母趾のある生徒さんの足 外反母趾の原因、治療、予防についてはNHKきょうの健康をご参照ください。 この番組でも足の指体操が紹介されています。体操は進行を遅らせたり、改善したり、また予防のためにはよい靴を選ぶのとあわせてとても重要です。 あしの指を開いたり閉じたりのパー、グーができるためには、ゆびのところだけではなく足のうらや甲そしてそこからつながるひざから下の筋肉群の動きが円滑である必要があります。理由はゆびの動きをコントロールする筋肉群があるからです。 この図は足首の動きとそれを行う主な筋肉を表しています。 背屈(左上)底屈(右上)回内(左下)回外(右下) あしの指のグー、パーができたり足首をまるく回すことができることと、上の筋肉が十分強いことは関連があります。 そして股関節→膝→足首→足部はひとまとまりの動きのチェーンですからお互いの動きが影響しあいます。 外反母趾はまず足部からケアを始めると効果がみえやすいようです。 それは手やネイル用の道具であしのゆびを開く、足底をゴルフボールやテニスボールでほぐすなどと そしてアーチを持ち上げながら(ドームアップ)あしのゆびでタオルをつかんでくるエクササイズ などです。
最初の写真の方は自分でケアをするようになり、以前よりゆびが開けるようになりました。 と同時に痛みも少ないそうです。 このような足部のケアを基本として次の段階では脚部へとつながるトレーニングをしていきたいものです。そうすることで安定感が出て動きもスムースになりますね。 名古屋・星が丘のピラティススタジオ「ユニバーサル」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.17 15:05:02
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