カテゴリ:アメリカ生活
私が住んでいる州はニューメキシコ州というところ。
アメリカ人でさえ、メキシコの一部だと思っている人がいるとかいないとか。 (ジョークとして、「ニューメキシコ人用」のパスポートがお土産屋に売ってあったりする) さすがにそう思っているアメリカ人に直接出会ったことはないけれど、 それだけマイナーということですね。 ところで。 先日カリフォルニアにある日系の引越し会社に ニューメキシコから日本への引越しも取り扱っているか 問い合わせの電話をした。 そのとき、電話の向こうの担当者が一言。 「ニューメキシコって・・・カリフォルニア州ですか?」 いやいやいや。 ニューメキシコは、ニューメキシコ州です。 まぁ、ニューメキシコ州内には「ラスベガス」という町も 「サンアントニオ(本家はテキサス)」という町も しまいには「キューバ」という町もあるわけだから、 「ニューメキシコ」という町がカリフォルニアにあっても おかしくはないかもしれないけどね。 そんなわけで、問い合わせた結果 ニューメキシコからの荷物は取り扱っていないらしく、 引越しには郵便局を使うしかなさそう。 去年アメリカから日本への船便が廃止になったので 郵便局から航空便で荷物を送るのは 正直、経済的に辛い。 本とか資料とか重いものがかなりあるし。 色々調べてみたところ、 Flat Rate Boxという、20ポンド(約9キロ)までつめ放題で 料金が一定という小さい箱で送るのが一番安くすむらしい。 例えば、20ポンドを普通郵便で送ろうとしたら$96ドルするところを Flat Rate Boxだと、約$40(箱小)か$50(箱大)で送れるのだ。 しかし、敵もさるもの。 この箱のサイズがものすごく、よくできているのだ。 あと1センチ高さがあれば、教科書を立てて詰められるのに!!! とか、 ここがあと1センチ幅があれば、 レターサイズ(日本でのA4サイズに匹敵する標準サイズ)の資料がびっちり収まるのに!!! とか、 あと1センチ大きかったら、本を2列並べて積み上げられるのに!!! とか 「後ちょっと大きかったら・・・!」とかなり歯がゆくなるサイズ。 どうにも埋めようのないイヤ~な隙間がどうしてもできてしまうのだ。 これはもう、規格サイズのものをびっちり詰められないように 故意に設定した箱のサイズだとしか思えない。 郵便局員たちが計算に計算を重ねて この完璧な(完璧に規格に合わない)箱を作り上げたんだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカ生活] カテゴリの最新記事
|
|